SHIORI
(更新)
今年もあと少し。これから新年に向けてたくさんの行事が次々とやってきます。
12月に入ると、クリスマスまであっという間ですよね! 皆さんは今年のクリスマスをどう過ごす予定ですか?
アメリカではクリスマスは家族でゆっくり過ごすのが一般的で、ほとんどのお店が休みになります。そのため、家でクリスマス映画を見て過ごすという家庭も多いです。
そこで今回は、おすすめのクリスマス映画を、ムード別に紹介していきたいと思います。
クリスマス休暇の間、失恋中の2人の女性がそれぞれの家を交換します。そこで2人は人生の転機となるような素敵な出逢いを経験することになるのです。
失恋から始まり、素敵な出逢いが待ち受ける、クリスマスにピッタリのロマンチックなストーリーが魅力的な作品です。
何をやっても上手くいかない主人公ケイトは、クリスマスの期間中、クリスマス ストアでエルフとして働いています。そんなケイトはある日、ミステリアスな若い男性と出会い、恋に落ちました。恋が実ったかと思いきや、ケイトは最後に彼の秘密と、彼とケイトの関係性を知り、衝撃的な結末を迎えることになるのです。
現実的ではありませんが、クリスマス期間中の出逢い、甘酸っぱい恋模様、クリスマスらしい奇跡、そして悲しくも温かい別れをロマンチックに描く心温まる映画です。
中世の魔法の力で、14世紀の騎士が現代のオハイオ州にタイムスリップしてしまうことからこの物語が始まります。その騎士は、現代で出逢った化学の先生である女性と恋に落ちます。
中世人と現代人が恋に落ちるという奇想天外な恋を描くラブコメディです。
クリスマスを目前にした9組のカップルの様子を描いた作品です。「クリスマスのロマンチックな映画は?」と聞かれたらこの作品を答える人も多いと思います。
さまざまな恋模様をユーモアたっぷりに描いており、クリスマスにピッタリのロマンチックで特別な感情をもたらしてくれる映画です。
舞台は家族が集まるクリスマス。主人公アビーは彼女であるハーパーの実家に向かいます。家族の前で ハーパーにプロポーズしようという計画ですが、両親が厳しいハーパーは、自分が同性愛者であるとカミングアウトできていません。
LGBTQ+の理解が深まり、さまざまな感情が溢れるロマンチックコメディです。
シカゴに住むカリスター家は、パリへの家族旅行に出発します。しかし、ひょんなことから8歳のケヴィンが1人家に取り残されてしまうのです。
ケヴィンは自分が家に1人だと気づき、大喜び。でも、さまざまなトラブルがケヴィンを襲い、波乱万丈なクリスマスを過ごすことになります。
家族で楽しめるクリスマス映画といえば、誰もがこの映画を思い浮かべるのではないでしょうか?
アメリカのクリスマスといえば「エルフ」と呼ばれる妖精が有名です。赤ちゃんの頃にサンタクロースの袋に紛れてしまったパディは、サンタのもとでエルフとして育てられました。
あるとき、パディは本当のお父さんのことを耳にし、会いに行くことを決めるのです。エルフとして育てられたパディが人間の世界を訪れたとき、さまざまな騒動を引き起こします。
家族で楽しめるコミカルファンタジーで、クリスマス映画の定番です。
ナッツクラッカー(くるみ割り人形)といえば、チャイコフスキーのクラシックバレエが有名ですよね。このバレエはクリスマスを舞台にしており、ホリデーシーズンになるとオペラハウスなどで上演されます。
頭に残る独特の旋律を持つ「くるみ割り人形」の曲は、私たちを不思議な世界に引き込んでくれます。そんなバレエの世界をディズニーが実写映画化したのがこちらの作品。
家族とクリスマス気分を味わいたいときにピッタリです。
「グリンチ」はアメリカの児童向けの絵本「いじわるグリンチのクリスマス」の主人公です。
醜い緑色の怪物であるグリンチはクリスマスが大嫌い。しかしクリスマスには奇跡が起こりうるもの。その奇跡を通してグリンチが改心して行く物語です。家族で見るクリスマス映画の定番になっています。
グリンチは、醜い怪物でありながら子供たちに大人気。サンタクロースやエルフに並ぶクリスマスの代名詞、国民的に愛されるキャラクターなんですよ!
絵本の「急行北極号」をCGで映画化した作品。
サンタクロースを信じられなくなった少年の前に突然、謎の機関車「ポーラー・エクスプレス」が現れます。その汽車を通し、少年はさまざまな冒険を繰り広げるのです。
家族みんなで楽しめる、大迫力のアドベンチャー作品です。
ゴッサムシティに現れた謎の怪人ペンギンはシティの実力者と手を組み、町を裏から支配しようとしていました。それを知ったバットマンとの戦いが始まり、キャットウーマンという新たな敵も現れます。
気分が盛り上がり、クリスマスのムードをより良くしてくれる作品です。
知らぬ間にプライバシーを侵害され、追われる身となった1人の男の苦闘を描いた作品で、とても見応えがあります。
サスペンス好きの方にぜひおすすめしたい1本です。
学校の教師であり主婦でもあるサマンサは記憶をなくし、平凡な日々を過ごしていました。しかしある日、実は凄腕の特殊工作員だったことを思い出します。
そして、一緒に行動していた私立探偵と共に事件に巻き込まれていってしまいます。ド派手なアクションが見どころの作品です!
ニューヨークシティの警察官であるジョン・マクレーンは、クリスマス・イブに別居中の妻と子供たちに会いに行きます。妻が働く会社のホリデーパーティーで落ち合いますが、そんな楽しい雰囲気がテログループの襲来によって急変。
ジョンは、ここにいる多くの人質を助けることができるのは自分しかいないと気づき、テログループに立ち向かいます。
アクション映画と聞いて決して欠かせない作品です。
ニューヨークに暮らすさえない泥棒が、ある日俳優に間違えられ、ハリウッドへ行くことになります。探偵映画のスクリーンテストに参加することになった彼は、演技のために本物の私立探偵に弟子入りすることになるのですが、これをきっかけに思いもよらぬ殺人事件に巻き込まれてしまうのです。
泥棒と私立探偵が繰り広げるクライムコメディーで、とても面白い作品になっています。
キャロラー(祝歌を歌う人)にユニコーンの角で刺されるというのは、決して良いクリスマス・イブの過ごし方とは言えませんね。
そんな残酷な事件が起こるこのクリスマス映画は、寮で目撃される戦慄の怪奇現象、ラップで包まれた不気味な身体、声を聞くだけで身体が凍りついてしまうような恐ろしい殺人者など、私たちに恐怖とスリルを与えてくれる内容の詰まった作品です。
恐怖のクリスマスを味わってみるのもまた面白そうですよね!
男は浮気相手のグレイスと結婚するため、妻に離婚を切り出しました。ショックを隠せない妻は自殺してしまいます。残された2人の子供たちはグレイスのことが大嫌いでした。
ある冬の休暇中、彼らは人里離れたロッジで過ごすことにするのですが、男は仕事のため子供たちとグレイスをおいて一足先に帰ってしまいます。大嫌いなグレイスとロッジで留守番することになった兄妹ですが、そこで3人に奇怪なことが起き始めるのです。
思いもよらない結末に、いろいろなことを考えさせられる映画となっています。
マイケル・ブリスケットは完璧な女性に出逢い、その女性の家に招かれたとき、理想のクリスマスが現実になったと感じます。しかしその夢は、自身がクリスマスディナーになるのだと気づいた瞬間、粉々に壊れてしまうのです。
マイケルは無事に逃げ切ることができるのか、見どころ満載の作品です。
ホリデーシーズンは1年の中でも特に魔法のような、魅力的な期間ですよね? しかしヨーロッパ中部では、昔から語り継がれる伝説の魔物「クランプス」の存在に注意が必要な時期でもあります。
クランプスはツノが生えた野獣で、クリスマスの時期にやんちゃな子供たちを襲い、懲らしめると言われています。そんなクランプスをモチーフに作られたサスペンスホラー作品です。
クリスマスは魅力的で、心がおどる楽しい時期ですが、地域によっては怖い印象もあるのですね。
「Gingerbread man(クッキーマン)」とは、クリスマスになるとよく見かける人型をしたクッキーで、クリスマスツリーの飾りとしてもよく使われます。
ある日、連続殺人犯の遺灰を混ぜて作られた gingerbread man が感情を持つ生きたクッキーとなるのです。そんなクッキーマンが復讐に屈するちょっと変わったクリスマスホラー映画になります。
アルコール依存症の惨めな詐欺師は毎年モールでサンタクロースの仕事をしています。そしてクリスマス・イブの閉店後、相棒と盗みを働くのです。
決して善人とは言えないこのサンタ、問題児と友達になってしまったことをきっかけにさまざまな問題に巻き込まれるのでした。
華のあるをサンタクロース描いていないので、クリスマスに反抗したい気分のときに見るといいかもしれません。
チャイナタウンの骨董屋であり発明家でもあるペルツァーは、不思議な動物「モグワイ」を手に入れます。彼はそれを息子ビリーへクリスマスプレゼントとして贈ります。
可愛いモグワイですが、この生き物には、育てるにあたって3つの絶対の約束が存在したのです。水に濡らさないこと、太陽光線に当てないこと、そして真夜中過ぎにエサを与えないことです。
これらの約束が破られたとき、可愛いモグワイは凶悪な怪物「グレムリン」に変貌し、増殖してしまいます。平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになり、ビリーはルールを守ることの大切さを学びます。
エミリーはクリスマス休暇の間、12歳の男の子ルークのお世話をするために、郊外のラーナーズ家に来ていました。しかし思わぬ侵入者が訪れ、エミリーは自分自身と男の子を必死に守ることになります。
浮かれた気分になりがちなクリスマスシーズン、ちょっと危険な映画を見てクリスマス気分に反してみるのも良いかもしれません。
ジョシュ・パーカーは、クリスマスパーティーの準備中にやってきた姉でCEOのキャロルと「4千万ドルの契約を取ればオフィスを閉鎖しない」という約束を取り付けます。
準備していたパーティーは中止となってしまいますが、2人は契約獲得のために大物のクライアントを招いた盛大なクリスマス・パーティーを企画するのです。しかしこのパーティー、あまりにもトラブルが多く、手に負えなくなってしまうのでした。
何も考えずに終始笑って見ることのできる映画になっており、笑いのツボが日本と少し違うアメリカンジョークも見どころです。
「ジュマンジ」はボードゲームの名前です。アーサーはある日、この奇妙なボードゲームを拾い、友達のサラと遊び始めます。
すると次々に不思議な出来事が起きるのです。数々の危険な出来事を終わらせる方法は、ゲームを無事に終了することでした。
クリスマスとは直接関係ないストーリーではありますが、クリスマスの時期に始まる物語です。ちょっと違う気分を味わいたい人におすすめです。
いかがでしたか?
年末はクリスマスを含めたいろいろな行事があり、特にアメリカでは、家族や恋人とゆっくり過ごす時間が多くなります。
大切な人と映画を見て過ごすのは最も一般的なホリデーシーズンの過ごし方だと思います。
今回はムード別にクリスマス映画を紹介しました。そのときの気分にあった映画を見て、クリスマスを堪能するのもいいですよね!