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【日本だけ】海外の人に驚かれる日本のクリスマス習慣7選!

【日本だけ】海外の人に驚かれる日本のクリスマス習慣7選!

11月に入り、街中でクリスマスの飾りつけが始まったり、クリスマスイベントが始まってきましたね。

海外から入ってきた文化のクリスマスですが、実は日本独自の習慣が意外と多く、海外の人からみると日本のクリスマスには驚くことも多いのをご存知でしたか?

そこで今日は、海外の人に驚かれる日本のクリスマス習慣7選をご紹介します!

海外の人に驚かれる日本のクリスマス習慣7選

クリスマスツリーが小さい

まず海外の人が驚くのは、クリスマスツリーのサイズ。もちろん街には大きなツリーがありますが、ここでいうクリスマスツリーはそれぞれの家庭で飾るツリーです。

日本の家は海外の家に比べて比較的小さいので、飾れるツリーのサイズも小さくなってしまいますよね。海外では大人の背丈より高く、2メートル程度あるツリーを飾る家も多いので、日本の小さなツリーを見てびっくりする人が多いのも納得です。

それだけではなく、クリスマスを祝う多くの国では本物のもみの木をクリスマスツリー・ファームに買いに行く(切りに行く)のをクリスマスの習慣としている家庭が多いです。

クリスマスの時期になると、街角やお店の駐車場の一角で、すでに伐採したもみの木を売っていたりもしますし、クリスマスが終わると町がゴミの日にツリーを回収してくれたりもするので、気軽に本物のもみの木を飾って楽しむことができます。

クリスマスブーツ

子どものころ、お菓子がパンパンに詰まったクリスマスブーツをもらってテンションが上がった人も多いのではないでしょうか。実は、海外の人はスナック菓子の詰まったクリスマスブーツを見て驚くのです。

クリスマスブーツは日本独自のクリスマス商品で、滋賀県の会社が1950年代に販売開始したものが元祖なんだとか。欧米では「靴下(クリスマス・ストッキング)」は目にしますが「ブーツ」はありません。

このクリスマス・ストッキングには、日用品やお菓子、文具や雑貨など細々したものを入れ、子供だけでなく大人も自分用のストッキングを持っています。

そもそも欧米でクリスマス・ストッキングが広まったのは、サンタクロースの起源の伝説にある「靴下を吊るしておくと、サンタクロースがプレゼントを入れてくれる」という風習から始まったと言われています。

クリスマスプレゼントは枕元

日本では子供たちが寝静まったあと、サンタクロースがこっそり子供たちの枕元にプレゼントを置くことが多いですよね。海外ではクリスマスツリーの下にプレゼントを置くのが習慣なので、この日本の習慣に驚かれます。

海外ではクリスマス前からツリーの下にプレゼントを置いていくので、クリスマスが近づくにつれプレゼントがどんどん増えていきます。もちろんサンタクロースも、クリスマスツリーの下にプレゼントを置いていきます。

そして、サンタクロースのためのクッキーとミルク、そしてトナカイ用のニンジンも忘れないように用意するのが一般的です。

クリスマスにKFC

海外ではクリスマスにターキー(七面鳥)を食べる家庭が多いので、日本人がクリスマスにケンタッキー(KFC)でフライドチキンを注文することに驚きます。

海外のクリスマスディナーは家庭にもよりますが、ターキー(またはローストビーフやローストハム)をメインとし、ポテト、人参、芽キャベツ、インゲン、スイートポテトなどたくさんの野菜、ヨークシャープディング、ピッグズ・イン・ア・ブランケット(ソーセージをベーコンで巻いたもの)、グレービーソース、クランベリーソースなどなど、たくさんの食事がテーブルに並びます。

世界各国のクリスマスフードが気になる方はこちらの記事もチェックしてくださいね。

参考記事:フライドチキンを食べるのって日本だけ?世界のクリスマスフードを紹介!

クリスマスにスポンジケーキ

KFCと同じように、海外の人はクリスマスケーキの予約販売や、街頭販売をしているのを見ると驚きます。海外ではクリスマスにショートケーキなどのスポンジケーキをあまり食べません。

特にキリスト教の家庭にとってクリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う一大イベントのため、誕生日ケーキならぬチョコレートのデコレーションケーキを焼くのが習慣となっています。

クリスマスは通常アップルパイ、パンプキンパイ、チョコレートタルト、チーズケーキ、ジンジャーブレッドケーキなどを食べ、日本のようなデコレーションケーキはあまり目にしません。

クリスマスは恋人たちのイベント

日本でクリスマスと言えば、カップルの大事なイベントの1つですが、海外の人にとってクリスマスは家族で過ごす日なので、日本のこの文化に驚かれます。

海外では家族や親しい友人と過ごすのが当たり前なので、ある程度付き合いの長いカップルならどちらかの家(または両方の家)でクリスマスを過ごすのが一般的です。

それに比べ、日本では11月頃からホテルのクリスマス宿泊プラン、レストランのクリスマスディナーなどのクリスマス商戦が本格化し、クリスマスが恋人たちの一大イベントになっていることに驚くようです。

クリスマスが祝日でない

最後に、日本ではクリスマスが祝日でないことに驚かれます。

日本では12月25日は週末でない限り、通常の平日となりますが、多くの国ではクリスマスは祝日なので会社も学校もお休みなんです。

海外ではクリスマスシーズンになると、家族の元へ帰る人たちの帰省ラッシュで陸路・空路が混み合います。

その代わり、お正月の休みは短く、1月1日は祝日ですが1月2日から働き始めるという国が多いです。多くの日本人が家族でお正月を過ごすのと同じで、海外の人にとってクリスマスは家族で過ごす大切な日なのです。

日本のクリスマス習慣は海外では当たり前ではない

海外でも日本でもクリスマスは心が躍る時期ですよね。

今年のクリスマスは、思い切って海外で過ごして現地のクリスマスを体感してみるのも良いかもしれませんね!

レッスンでぜひ講師の地域のクリスマスの習慣や今年のクリスマスの予定について聞いてみてください。きっと話が盛り上がるはず。