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【実際にやってみた!】フィリピンは花火が鳴り響く超お祭り騒ぎで年越しを迎えるよ

【実際にやってみた!】フィリピンは花火が鳴り響く超お祭り騒ぎで年越しを迎えるよ

こんにちは。
セブで年越しを迎える準備をしているそうま(@Soh0806)です。

もうすぐ2017年も終わろうとしていますね。皆さん、今年の年越しはどのように過ごされますか?

日本だと家族みんなで集まり紅白を見て、年越しそばを食べてから初詣へ行く、という流れがあるあるですよね。

それに対してフィリピンでの年越しは、家族みんなで集まりお酒を飲んでワイワイ楽しく過ごしてから、年越しの瞬間、街全体から打ち上げ花火と爆竹が1時間ほど(!)鳴り続け、自分たちでも用意した花火を使ってワイワイ楽しく新年を迎える・・・というのが主流だそうです。

さすが陽気で明るい国フィリピン・・・。年越しの過ごし方にも、日本の常識を超えた楽しみ方がありそうです。

今回はフィリピン風の年越しを想定して、現地で買った花火を実際に試しにやってみました。また、フィリピンの年越し花火に関する注意点についても、一緒に言及しています。

ちなみに、なぜ花火を年越しに打ち上げるのか?

花火で大きな音を鳴らし悪い気を追い払うという中国の風習から、今のフィリピンの大騒ぎな年越しがあるそうです。

※記事内1ペソ=2.3円で計算しています。

 

花火はセブのショッピングモールで購入!種類はどんなものがある?

花火の種類は、シンプルな手持ち花火から大きな打ち上げ花火まで

訪れたのは、イミグレーション(移民局)があることで有名なJ・センターモール。

このモールの地下一階に花火売り場がありました。

基本的にどのショッピングモールでも花火は置いてあるそうです。

さて花火の種類についてですが、1つひとつ単品でガラスのショーケースに保管され販売されていて、日本的なお得な花火セット!というものはありませんでした。

 

それでは、花火の内容を具体的にご紹介します!

これはガチ用!打ち上げ花火

価格・・・6000ペソ(約15000円)

一番売り場の面積を占めていたのが、これ。気になったので、店員さんに真っ先に確認しました。これは特大の打ち上げ花火だそうです。きっと、日本だったら一般の人は絶対買えないやつです(笑)。やってみたかったですが、価格的にスルーしました。これが一般家庭からも普通に打ち上げられると思うと、少しゾッとするな・・。

 

これよくやってた!懐かしのネズミ花火

価格(6個入り)・・・250ペソ(約530円)

花火といえば、外すことのないネズミ花火。セブにもありました! 嬉しかったですね〜。6個入りで約500円でした。価格は日本のほうが安い。買おうか迷いましたが、ネズミ花火は爆竹の要素もあり音が少しうるさいので今回は控えました。

 

買ったのはこれ!シンプルな手持ち花火と噴き出し花火

手持ち花火10本入り・・・25ペソ(約53円)
噴き出し花火・・・50ペソ(約130円)

手持ち花火はびっくりするほどの安さ! この小さな箱に10本花火が入っています。形状はバースデーサプライズなどでケーキに使用する時の花火とほぼ一緒です。

噴き出し花火はバラ売りされて安かったので、試しに2つ購入してみました。

 

それでは実際にやってみましょう!

 

年越しを想定してセブで買った花火を実際にやってみた。使用感は果たして?

手持ち花火は線香花火のような落ち着いた雰囲気で

友人達と集まって、僕が生活している家の近くで花火をやりました。

実際に花火をやるまでは、安さの点から湿気っていて火がつかないのでは、という不安もありました...。が、意外とちゃんとした花火みたいで安心しました(笑)。

 

こちらの手持ち花火は、線香花火を強化したような火花がバチバチと鳴りました。

体感ですが、火が消えるまでの時間が日本製のものと比べると若干短いのかな〜と思いました。

ですが文句は言うまい。

いやー、花火をするのはいくつになっても楽しいですね!

 

とにかく音が激しい噴き出し花火!見た目は最高に良し

見てください、この写真!

決して写真のクオリティを自慢している訳ではなく、注目して欲しいのが左上のところに火薬がバチっと爆発している箇所です。

これすごいんです。音が。

常にバチバチという激しい音が鳴り続けます。

最初、ネズミ花火を買うときに音の大きさを懸念して購入を諦めたのに・・・、この噴き出し花火、うるさすぎるやん(笑)。もちろん火花の見た目は最高なんですけどね!

そして、噴き出し時間もしっかり長いこと(笑)

近隣住民から苦情がこないかヒヤヒヤしましたが、それは大丈夫でした。花火をする時はしっかり場所は選ばなければ・・と、反省させられました(ごめんなさい)。

 

【鑑賞】ホテルの屋上から見る打ち上げ花火はまさに絶景

こちらは、とあるセブ市内にあるホテルの最上階で、クリスマスイブの時に打ち上げられた花火を撮影したもの。結構バッチリ撮れてますよね?

クリスマスイブの12時をまわった瞬間に、四方八方から花火が「ドーン、ドーン」と打ち上がりました。

花火大会のような一貫性のある演出ではありませんが、大きなものから小さなものまで、好き勝手打ち上げられているという印象です(これもまたフィリピン)。前述の通り、大きな打ち上げ花火を、一般の人でも購入し使用できるからでしょう。

ちなみに、この写真のような大きい花火は、ショッピングモールやITパークといった高級住宅街から打ち上げられているそうです。

年越しの時はクリスマス以上の花火の数が打ち上がるので、これは期待大ですね!

 

花火に関するフィリピンの年越しの過ごし方の注意点3つ

1. 大きな花火が打ち上がる近くの場所は危険

ショッピングモールや人の集まるところには、なるべく行かないようにしてください。

毎年、年越しの花火による火傷や失明などの負傷者が、フィリピンでは増えているそうです。また、外で年越しを過ごす時は、花火を見上げる低いところではなく、花火を見下ろす高いところから鑑賞するようにしてください。

おすすめは、セブ市内の高級ホテルで開催される年越しカウントダウンに参加して、その屋上から花火を見るのが贅沢かつ安全でしょう。

 

2. 花火を使う時は周辺の状況をしっかり確認する

閑静な住宅街の近くや学生寮の近く、森林や山の近くではしないでください。

花火は場所の選定がとても大事です。常識的な内容ではありますが、特に海外だと勝手が違うので注意が必要です。事前に花火をしようと思ってる場所が適切かどうか、現地の人や学校の先生に相談してみると良いでしょう。

 

3. 使った後はしっかり片付けよう

決して路上に捨てないで。花火を拾った子ども達が遊んで、爆発事故につながっています。

特に不発した爆竹が危険です。使い終わった花火を路上で捨てる、もしくは回収し損ねることがないように、ライトやバケツを使って使用後の花火の管理を忘れずにお願いします。

 

まとめ:前もって計画と準備をして、花火で祝う盛大なフィリピンの年越しを体験しよう。

花火にスポットを当てて、フィリピンの年越しの過ごし方についてお伝えしました。

街で打ち上がる花火を鑑賞するもよし、自分で用意して家族・友達とワイワイするもよし。

2018年、年越しの当日は、フィリピン独特の花火を使って街中で祝うハッピーニューイヤーに興奮が鳴り止まないでしょう。

それでは、今のうちに年越しの過ごし方の計画を練り、楽しく安全にフィリピンで新年を迎えるようにしてください。

2018年、良いお年を〜!