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イギリス王室の基本まとめ!ロイヤルファミリーの名前や家系図、注目のニュース

イギリス王室の基本まとめ!ロイヤルファミリーの名前や家系図、注目のニュース

イギリスにいるとよくロイヤルファミリーの話が話題にのぼります。

イギリス王室にくわしくない人でも、エリザベス女王の名前や今は亡きダイアナ妃、近年ではウィリアム王子やハリー王子の名前は聞いたことがあるはず!

ロイヤルファミリーの知識を持っておけば、留学や旅行先でローカルの会話に入ったり、仲良くなるきっかけにもなるかも。

今回はイギリス皇室の家族構成を焦点に、これだけ知っておけば王室の話ができるという基本をカバーしましょう。

※ 内容は2021年4月時点。

イギリス王室の概要


イギリスのロイヤルファミリーとは、ずばりイギリス国王とその家族や親族のことです!
 

王室の歴史

11世紀、ノルマンディー公のギヨームが大ブリトン島に攻め込んだ際にはじめた「ノルマン朝」がイギリス王室のはじまりだとか、9世紀はじめの七王国の系譜が現在のイギリス王室の起源だなんて言われています。
 

イギリス王室と日本の皇室との違い

イギリスの「王室」に対して、日本には「皇室」がありますね。

「王室」は王としての実権を取るために戦うことで勝ち取ってきた地位。

一方で、「皇室」は血統で受け継がれるものです。
 

イギリス王室の現在の国王は女性

エリザベス2世を見れば一目瞭然ですが、イギリスの王室では女子も王位継承者。男女の別なく長子先継なんです!

その点、日本の皇室では継承は男子に限られるので、現在ではまだ女子は皇位継承権を持っていません。皇室規範ではまだ女性天皇は認められていないんですよね。
 

イギリス王室メンバーには外国生まれ・外国出身も

エリザベス2世の夫君エディンバラ公はギリシャ生まれ。

そのことからもわかるように、イギリスの王室では外国生まれや外国の王室出身でも受け入れられています。

2018年5月に挙式を挙げたハリー(サセックス公爵)のメーガンさん(サセックス公爵夫人)もアメリカ人です。
 

イギリス王室の主要メンバー

 

 
 
 
 
 
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イギリス王室のメンバーは個性豊かで話題も盛りだくさんです。
なかでもよく名前が挙がるメンバーを紹介しますね。
 

イギリス女王エリザベス2世

 

 
 
 
 
 
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現在のイギリスの国王。御歳94歳。
ジョージ6世の長女で、夫はエディンバラ公フィリップ王配(後述)。

伯父のエドワード8世が離婚経験者のアメリカ人との結婚を選んで王位を放棄したことにより、父親のジョージ6世が王座に就いた10歳で王位継承者となりました。

このことは2010年のイギリス映画「英国王のスピーチ」や NETFLIX のシリーズ 「ザ・クラウン」でご覧になった方もいるかもしれませんね。

3人の息子(チャールズ皇太子、アンドルー王子、エドワード王子)と1人娘(アン王女)の母親でもあるエリザベス女王は、歴代国王の在位最長記録と長寿記録も更新中というスーパーウーマンです。
 

エディンバラ公フィリップ王配(享年99歳)

 

 
 
 
 
 
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エリザベス女王の夫。ギリシャ生まれ。

2017年8月(96歳時)、高齢を理由に、イギリス海兵隊の閲兵に参加したのを最後にすべての単独公務から引退。

エリザベス女王が即位してからは海軍を退役し長年女王を支えてきました。その点が評価されている一方で、海外でも数々の失言を繰り返してきたことで知られます。

73年間という長い間王室に人生を捧げてきたフィリップ王配ですが、2021年4月に惜しまれながらも99歳で亡くなりました。
 

プリンス・チャールズ(ウェールズ公チャールズ)

 

 
 
 
 
 
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エリザベス2世とフィリップ殿下の長男で、王位継承順位が1位(つまり次の国王第一候補です!)。

すでに72歳ながらも母のエリザベス2世が王位についているので、いまだに「プリンス」なんですよ。

妻だったダイアナ元妃とのあいだに、2人子ども(ウィリアム王子とハリー サセックス公爵)がいます。

ダイアナ元妃との離婚、死後、以前から不倫関係にあった愛人のカミラ氏と再婚したことで日本でも話題になりましたよね。
 

ウィリアム王子

 

 
 
 
 
 
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チャールズ皇太子とダイアナ元妃の長男です。
父のチャールズ皇太子に次ぎ、王位継承順位は第2位。現在38歳です。

2011年4月にキャサリン・ミドルトンさんと結婚し二男一女のパパです。

キャサリン妃とジョージ王子(7)、シャーロット王女(5)、そしてルイ王子(2)とともに、イギリス王室で一番注目されている家族です。
 

キャサリン妃(ケイト)

 

 
 
 
 
 
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ウィリアム王子の妻で、ジョージ王子、シャーロット王女とルイ王子のママ。

スコットランドのセント・アンドルーズ大学でウィリアム王子と出会いました。

キャサリンの愛称であるケイトと呼ばれることもあり、「ケイト効果」といわれるほど、美貌やヘアスタイル、ファッション、行動がつねに注目されています。

最近では、がん治療などによって髪を失ってしまった子どもたちに、匿名で髪の毛を寄付するヘアドネーションをしたことが話題になっていました。
 

ハリー(サセックス公爵)

 

 
 
 
 
 
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チャールズ皇太子とダイアナ妃の二男。
2018年5月19日にアメリカ人女優のメーガン・マークルさんと結婚しました。

当時、マークルさんが離婚経験者であることや、母親がアフリカ系アメリカ人であることをイギリスのメディアがバッシングするなか、彼女をかばう姿に注目が集まり、人気急上昇。

2019年5月6日には長男のアーチー君も生まれ、順風満帆と思われました。

しかし、これから王室での活躍が期待されるなか、2020年1月に英国王室からの離脱を突如発表。エリザベス女王をはじめ、主要メンバーと話し合いの場を持ったものの、王室とその慣例から離脱することが決定。

ヘンリー王子は「王子」の称号を使うことを禁止されたため、「サセックス公爵」となりました。2020年3月31日に最後の公務を終え、正式に引退しましたが、王位継承順位は6位のまま残されています。
 

イギリス王室関連のイベント

イギリス王室関連のイベント

エリザベス女王の公式誕生日(毎年6月)

女王の誕生日は4月21日なんですが、イギリスの4月ってまだ寒かったり天候が悪いことも…。

野外の祝賀行事が中止になることを避けて、温暖で比較的お天気がいい6月に公式にお祝いされます。華やかなパレードなどもあって見応えたっぷりですよ。
 

ロイヤル・アスコット(毎年6月)

エリザベス女王は競馬好き!

毎年6月にバークシャー州アスコットで、イギリス王室主催の競馬イベントが開催されます。きらびやかな帽子をかぶって、会場に足を運ぶ女性たちの優雅な様子をテレビで見たことがあるかもしれません。
 

イギリス王室まとめ

 

 
 
 
 
 
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以上、イギリス王室の最新情報についてご紹介しました。

イギリスではロイヤルファミリーのことが本当によく話題にのぼるんですよね。

イギリスで自国の王室のことを知らない人はいないので、少しでも知識があればローカルと友達になったり、雑談もはずみやすいと思います。

イギリス王室をテーマにした映画もたくさんあるので、それらを観て英語といっしょに勉強するのもグッドですよね!