DMM英会話ブログ編集部
(更新)
イギリスはスポーツが盛ん!
なかでもサッカーやラグビーが有名ですが、ほかにも近代スポーツの多くはイギリスが発祥だったりするんです。
多くの国際大会も開催されていますよね。
スポーツが盛んなだけあって
春はテニス
夏はクリケット
秋はホッケー
冬はラグビー
…なんてシーズンがはっきりしていて季節ごとに違うスポーツが楽しめるのも特徴です!
ということで、本日は、イギリスの季節ごとのスポーツとその見どころ、2018年の大会情報をまとめてピックアップしてみました。
ラグビーはイギリス生まれのスポーツ。
冬真っただ中の現在はまさにラグビーの季節です!
イギリスはラグビーの発祥地だけあってサッカー、クリケット(後述します)と並んでラグビーも人気があります。
欧州6か国が参加する国際ラグビー大会「シックス・ネイションズ」やイングランドの最高峰リーグ「プレミアシップラグビー」といった有名な大会が毎年開催されています。
試合の中継はこちらからご覧いただけます!
→Premiership Rugby
開催時期:2017年9月1日から2018年5月26日
Webサイト:Premiership Rugby
チケット購入ガイド:Premiership Rugby tickets
日本でも2015年開催のラグビーワールドカップ(W杯)で日本チームが南アフリカ相手に勝利したことを機にラグビー人気が高まっていますが、2019年におこなわれるW杯は日本で開催されるんですよ!
その前にぜひイギリスで本場のラグビー観戦もお楽しみください。
テニスは春から夏だけプレイされるわけではないし、イギリスがテニス発祥地というわけでもないんですが、「イギリスで6月といえばウィンブルドン」というのはあまりにも有名です。
ウィンブルドン選手権は、1877年から開催されている歴史のあるテニストーナメントで、イギリス・ロンドンのウィンブルドンで開催されます。
テニスの四大国際大会の1つですよね。
…とはいえチケットの値段が少々お高めなんですよね。
でも滞在先近くのパブに行ってパイント(ビール)片手に地元の人とおしゃべりしながらテレビ中継を観戦するのも一つの手!
ちなみに、イチゴに生クリームをかけて食べながら観戦するのがウィンブルドン選手権の定番です。
日本ではあまりなじみがありませんが、イギリスにいるからこそ観る機会があるスポーツが「ポロ」。
ロイヤル・ファミリーご用達のスポーツとしてや、あのポロシャツのマークでご存じの方もいるのでは?
起源は紀元前6世紀のペルシャ(現在のイラン)なんですがヨーロッパに伝播したあとこれまたイギリスで近代化されたスポーツなんです。
球技であるポロは、ポニー(小型のウマ) に乗って マレット(T字形のスティック) を操りながらボールをゴールに入れ、得点を競います。
イギリスのなかでもポロをプレイする人はいわゆるリッチな層だけとも言われているので、ポロを見る機会は実際はあまりないかもしれませんが、なにかの機会で話題にのぼったときに名前だけでも知っていると、なかなかイギリス通かもしれません。
イギリス人と馬との関係は深くて、エリザベス女王は大の競馬好きで有名です。
毎年6月第3週に開催される英国王室主催の競馬大会「ロイヤルアスコット」は、わたしたちが持っている競馬のイメージを払しょくしてくれる、非常にエレガントな競馬大会です。
なんといってもイギリス王室が主催する競馬ですから!
馬を見る目的だけではなく、イギリスの社交界の雰囲気を味わったり、上流階級的なファッションを楽しむのにピッタリの機会です!
席(エリア)によってドレスコードが厳密に決まっているのでチェックをお忘れなく!
値段はエリアによって異なりますが数万円以上するお高い観戦です。
とはいえ4000円ほど(25ポンド)のチケットもあって、その場合は芝生でピクニックをしながら観戦できます。
ピクニックとはいえ食べ物はプラスティック袋ではなくピクニックバスケットで持ちこまないといけない…といったイギリス流マナーが規定されていますのでご注意くださいね(サイトにて詳細が確認できます!)。
イギリスが起源の国民的スポーツといえば「クリケット」。
球技としての競技人口はサッカーに次ぐ世界第2位といわれるスポーツなのですが、多くの日本人にはあまりなじみがないのでは?
「野球の原型」となったスポーツだといえば親しみがわく人もいるかもしれません。
「テストマッチ」と呼ばれる国際大会はとても有名なんですが、伝統的なこの大会、試合は5日間かけておこなわれるんですよ!
ルールが複雑、試合時間が長い…といった理由で敬遠してしまいがちなんですが、イギリスにいるなら是非観戦を楽しんでもらいたいスポーツです。
時間が長すぎることがネックとなっていたことを受けて、現在はクリケットの試合形式も多様になってきました。
クリケット初心者には「ワンデイ・クリケット(一日のみ)」や「トゥエンティ20(約2時間半で試合が終わる)」といった試合時間が短いバージョンがスピード感があっておすすめです!
野球になじみがある私たち日本人にとってはクリケットのルールは難しくありません。
それにこれぞイギリスと言われるスポーツ!
夏にイギリスを訪れる人はぜひクリケット観戦に行ってみてはいかがでしょうか?
野球経験者は、地域のクリケットチームに参加するなんていうのもアリですよね。
また、ほかのスポーツと違って試合中にティータイムがあるのもイギリス人っぽいところ。
それに長丁場なゲームだけに、ピッチで試合がされている横の芝生では観戦者によってピクニックが繰り広げられ、社交場になっていたりするのもクリケットのおもしろいところです(決して試合を見ていない…わけではないはず笑!)。
友達同士でお出かけする場所としてももってこいです!
ゴルフもイギリス発祥のスポーツ。
毎年7月中旬に開催される「全英オープン」はメジャーのなかでもっとも歴史と権威のあるトーナメントで有名ですよね。
昨夏の全英オープンでは、松山英樹選手を応援しようと日本時間では夜中に放送されていた全英オープンを眠い目をこすって見ていた人もいるかもしれません。
イギリスでは「The Open」と呼ばれます。
初夏のイギリスでスポーツ界最大のイベントのひとつと言われているのが「ヘンリーレガッタ」。
ヨーロッパで一番古いボート競技大会です。
たくさんの観客がテムズ川に集まります。ロンドン周辺にいるならのぞいてみるのも1つ!
もちろんテレビ中継もされます。
競技観戦はメンバーオンリーのエリアもあれば20英ポンドから買える席、無料公開エリアなどテムズ川沿いを大きく4つのエリアに分け値段設定されています。
予算と目的に応じて観戦場所を選ぶのがよいでしょう(水曜日と木曜日は観客が少なめ、最終日日曜日は決勝戦に続いて表彰式)。
スタート地点から1マイルほどの距離のバークシャー側の河岸は無料で一般開放されているので、友達同士でピクニックの用意をして向かうのがおすすめかも。
ホッキーといえば今はアイスホッケーも人気がありますが、イギリスで盛んなのは芝生の上でやる「フィールドホッケー」のほうです。
2つのチームにわかれてスティックを使って球を相手ゴールに打ち込もうと競い合います!
古代エジプトからはじまったといわれる長い歴史を持つスポーツですが、19世紀オフシーズンに入ったクリケット選手たちがプレイしはじめたことから再び注目され競技されるようになりました。
というわけで近代ホッケーの起源はイギリスといわれています。
プレミアリーグは日本でもファンが多いですが、サッカーもイギリスが発祥です!
イギリスでは「フットボール」と呼ばれています。
プレミアリーグやカラバオカップ、FAカップもイギリス開催です。
今シーズンの日程:2017年8月11日 – 2018年5月13日
Webサイト:PremierLeague
チケット購入:PremierLeague tickets
今期開催期間:2017年8月5日 – 2018年5月19日
Webサイト:The FA
チケット購入:The FA tickets
試合や席次第では30英ポンドから試合観戦ができます。せっかくサッカーの本場イギリスにいるのだから最古の歴史と伝統のあるFAカップを見たいですよね。
とはいえ、これらはすべてテレビ中継もされるので、生観戦できなくてもサッカーファンが集まるパブで観戦、というのもイイですね!
冬のイギリスのスポーツ
-ラグビー
春のイギリスのスポーツ
-テニス
-ポロ
-競馬
夏のイギリスのスポーツ
-クリケット
-ゴルフ
-レガッタ
秋のイギリスのスポーツ
-ホッケー(フィールドホッケー)
-サッカー
スポーツを軸にイギリスを紹介してみました!
季節ごとに楽しめるスポーツがあるし、主要な大会がロンドンを中心にたくさん開催されているので、それらの時期に合わせて留学を決めるのもいいかもしれません。
留学して間もないときでもスポーツなら会話の糸口がつかめるし、パブで観戦すれば同じチームをサポートする人と会話が弾みます。
地元のチームの練習に参加すれば自然と友達ができる…!
スポーツを通して広がる輪がいいですよね。
イギリスに旅行する際や留学の参考になれば幸いです!