妖精のような美女ミシェルが紹介! 4つの公用語を有する、美しく小さな国スイスとは?【World Beauties 001】

世界の”ミス”からの情報をお届けする『World Beauties』連載スタート!

みなさん初めまして!和を世界中に広げる活動をしつつ、英語の講師をしている「世界と繋がることにわくわくして欲しい」日本と海外をつなぐダンサー知夏七未の”世界を舞台に踊る理由”知夏七未です。

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知夏 七未

Nanami Chinatsu
上智大学英語科卒。在学中のNYダンス生活を経て、帰国後はショー活動と国際交流活動とを同時に実現できるミスコン世界大会や文化団体”美JAPON”に参加。日本の美しさを世界に、世界の楽しさを日本に伝えることを目標に活動しつつ、現在企業向けビジネス英語クラス等を展開するほか英字新聞The Japan Timesに英語教材を毎週連載中。日本文化の美しさを海外に伝え広め、英語クラスなどを通じて世界へのわくわく感を日本に伝え広めるのことが目標。

『World Beauties』第一回、ご覧いただきありがとうございます!

さて今回から私が担当する記事、『World Beauties』とは、
各国の代表、親善大使としてミスコンの世界大会に出場した経験のある、
”世界レベル” の美しい女性たちに自分の国や文化の素晴らしさを教えてもらう連載企画です。

美しい"ミス"たちから、たくさんの貴重なお話が聞けそうで私もワクワクしています。
登場するミス達はほとんどが英語以外の母国語を持っているものの、皆英語を身につけ共通語として別の国の友人たちと語り合うイングリッシュスピーカーです。
私たちの対話が英語のまま載った日英記事です。
是非皆さん、英文を読んで英語学習にもお役立てください!
和訳は各トピックの最後に載ってます。

World Beauties#001 はスイスからお届け!

記念すべき第一回の国はスイス!
英語ではSwitzerland(スィヅアーランド)と呼びますが、スイスの~という時はSwiss cheeseのようにスイスという言葉を使います。
日本でも有名な国ですが、どこにあるか地図を思い浮かべられますか?

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ドイツ、フランス、イタリアなどの大国に囲まれた永世中立国で、多くの国際機関の本部も有していますが国土としては九州と同じくらいの4.1万平方キロメートルだそうです(外務省HPより)。
アルプス、ハイジ、エーデルワイス、チーズ、時計・・などは日本でも馴染みがあるので、こういったイメージを思い浮かべる方も多いかもしれません。
今日は何となく身近に感じる人も多いであろう遠い国、スイスの魅力を教えてもらいましょう!

ミス・スイスの美女ミシェル登場

今回はスイスの "beauty" は妖精のような雰囲気のミシェルにお話しを聞かせてもらいました!
ミシェルは笑顔が本当に素敵で皆に対して人一倍優しい心配りをする、なんだかスイスの国のイメージそのままの女の子です。

ミシェル トップ (1)NEW

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My pleasure to talk with you again Michelle, can you introduce yourself?

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I was born 1993 in Glarus, Switzerland and attended local school. I went to the Gymnasium in my town.

nanami40[1]

You mean Gymnasium as school, not the place to work out. (just to make sure as we don’t have that school system in Japan…)
And now you are in college, right?

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Since 2013 I study Biology at the University of Zurich.
In 2014 I was elected Miss East Switzerland and since then I do modeling as a side job.

ミシェルモデルNEW

【和訳】
ななみ: ミシェル、まずは自己紹介をしてください!」

ミシェル: 1993年にスイスのグラールスという町に生まれ、地元の学校に通いました。
地元で通っていたジムナジウム※というのは大学準備のための学校で、高校にあたる年に通うのですが普通のハイスクールよりも進学のための学問という方針を打ち出しているのが特徴です。
(※ジムナジウムはヨーロッパ各国にある学校制度で、体を鍛えるジムと同じ語源を持つようですが大学進学校をさすそうです。)

ななみ: ジムって言っても体操をしていたわけじゃないんですね(笑) 今は大学生ですよね。

ミシェル: 2013年からはチューリッヒの大学で生物学を学んでいます。
2014年にミス東スイスに選ばれ、それからモデルの仕事も始めました。

スイスの魅力とは

nanami40[1]

I see, so as a Miss Switzerland, can you describe your country?

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Switzerland is a beautiful little country in Europe.
Even though it’s a really small country we have a big variety of landscapes.
When you travel through Switzerland you can see mountains, cities, lakes, fields and so much more just so close together.
In winter the whole country looks like a fairytale as everything is covered in white snow.
But also in the other seasons Switzerland is stunningly beautiful.
Wherever you look you can see trees and greens as we care a lot about the nature.

スイス山

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沢山の見どころ、ベストシーズンがあるんですね。写真を見るだけでも本当に圧巻の自然美!
こんな景色を目の前にしたら感動しそうですね。

nanami40[1]

Among those great places in Switzerland, where is the place tourists should check out on the first Swiss trip?

michelle40[1]

When visiting Switzerland, you absolutely have to see our most beautiful and charming cities as are in my opinion Berne, Zurich and Lucerne.
But also the more rural parts with their unbelievable landscapes are worth a visit.

チューリッヒは日本でも有名ですが、世界遺産にも指定されている首都ベルン、湖や川に囲まれたルツェルンなど様々な観光都市があるんですね!様々な景色を持つ街や町が隣り合っている所は魅力的です。

チューリッヒ1

nanami40[1]

I guess you have great food when you have great nature. What do you recommend for tourist to try in your country?

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You should absolutely eat some Swiss Chocolate and try our cheese specialties just as “Raclette” and “Fondue” when you’re in Switzerland.

チーズフォンデュ1

【和訳】
ななみ: なるほど、ではミススイスとしてスイスの魅力を一言で紹介して下さい!

ミシェル: スイスはヨーロッパの美しい小さな国です。小さい、とは言え本当に多種多様な風景が溢れる国でもあります。
山脈、街、湖、畑などの様々な情景が隣り合うようにして続く風景を楽しむことが出来ますよ!
すべてが雪に包まれる冬の情景はおとぎ話のようです。他の季節も自然と共存するスイスは緑にあふれ、目を見張る美しさです。

ななみ: そんなスイス中でも、初めてスイスに行く人にまずはここに来てほしいという街はどこですか?

ミシェル: スイスに来たら、ベルン、チューリッヒ、ルツェルンは絶対に来てほしい街です。
スイスの中でも特に美しく、魅力的な街だと思います。
もちろん郊外も街とは違った美しい情景が広がり、是非訪れてみてほしいと思います。

ななみ: 自然が豊かだと何を食べてもおいしそうですが、食べてほしいおすすめ料理は何ですか?

ミシェル: 食べ物で押さえてほしいのはやはり有名なチーズ料理、“ラクレット”や“チーズフォンデュ”、そしてスイスチョコレートも忘れずに現地で食べてみてほしいですね。

ミシェルの生活、スイスの公用語は4つ!

nanami40[1]

How do you spend your days in your wonderful country?

michelle40[1]

I’m a student of Biology in the 4th semester.
I go to university every day and I attend lectures in the morning while I’m mostly in the laboratory in the afternoons.
My subjects are mainly biological but I also have to attend math and physics classes.
After University or at the weekends I do various jobs in the model business or sometimes I also work in a fashion boutique in my town.

笑顔写真NEW

nanami40[1]

By the way, I think you Swiss people are pretty good at languages, speaking several. What is your national language?

michelle40[1]

In Switzerland we have 4 national languages which are German, French, Italian and Romansh.
Most of the people speak German.
I speak German, Swiss-German, English and French.
I do understand some words of Italian but not very well.
Here are some useful words in German.

michelle40[1]

Guten Tag
(グーテン ターク )
– Hello

Danke
(ダンケ)
– Thank you

Wie geht es Ihnen?
(ヴィ ゲート エス イーネン?)
– How are you?

Ich liebe Schweizer Schokolade!
(イッヒ リーベ シュワイツァー ショコラデ!)
– I love Swiss Chocolate!

スイスで使ったら現地の人との距離が縮まりそうですね!ありがとう!
それにしても公用語が4つなんてすごいですね~。

そしてミシェルも英語が上手だし、スイスへ行った時に英語はどこへ行っても通じる気がしました。

nanami40[1]

I felt English was available at almost everywhere in Switzerland when I visited Berne,
do people speak English as well?

michelle40[1]

Most people in Switzerland speak at least one or two words of English.
Kids start learning English in primary school.
When you attend University in Switzerland a lot of lectures are held in English too.

nanami40[1]

So can you let us know some English sayings you like?

michelle40[1]

Yes, I'll tell you about two.

michelle40[1]

“Actions speak louder than words”
【Louder】 loud の比較級=~より大きく

michelle40[1]

“In order to be irreplaceable one must always be different.” 
-ココ・シャネル
【In order to ~】 ~のために
【irreplaceable-】ir(否定) + replace(取り換える) + able(出来る)=取り換えの出来ない

こちらは、英語の意味を噛み締めてもらうために日本語訳はつけません!
単語レベルでヒントだけお伝えするので、是非英語のままでその意味を味わうことに挑戦してみてくださいね!
スイスのことを教えてくれてありがとうございました!

ミシェル全身NEW

nanami40[1]

Please give us some message from you!!

michelle40[1]

What I want to tell everyone that never has been to Switzerland: you absolutely must come to visit us because the culture and the people you will get to know are unique and absolutely worth every journey! We will be happy to have you here !

ミシェル、どうもありがとうございました!

【和訳】
ななみ:そんな素敵な国スイスで、今ミシェルはどんな生活を送っていますか ?

ミシェル: 今は生物学を学び、4年生になります。毎日学校があり、午前中は講義、午後は研究室にいるような生活です。
生物学を中心に学んでいますが、数学や物理学のクラスも受けています。
放課後や週末にはモデルの仕事をしたり、街のファッションブティックで働いたりしています。

ななみ: ところで、スイスの人は語学に堪能なイメージがあります。公用語は何語になるのでしょうか?

ミシェル: スイスには公用語が4つあります。
ドイツ語、フランス語、イタリア語、そしてロマンシュ語というスイス独自の言葉です。
その中でも、一番多く使われているのがドイツ語です。
私はドイツ語、スイスドイツ語、フランス語、英語を話し、
あまり得意ではありませんがイタリア語も少し分かります。
今日はドイツ語の挨拶をいくつか教えますね。

ななみ: 英語はどのくらい普及しているんですか?

ミシェル: スイスではほとんどの人が多少なりとも英語を話すことが出来ます。
小学校から英語を学び始め、大学では講義が英語で行われることも一般的です。

ななみ: ではミシェルが好きな英語のことわざや名言はありますか?

ミシェル: はい、2つお伝えしますね!

ななみ: 最後に日本の皆さんへメッセージをお願いします!

ミシェル: スイスにまだ来たことがない、という皆さん、是非是非スイスに遊びに来てください!皆さんをお迎えするスイスの文化、そしてスイスの人々は魅力に富み、とても素敵な思い出を作れると思います。いつでもお待ちしていますね!

World Beauties #001 後記

彼女のオフィシャルfacebookファンページには更に沢山の写真や活動の様子がアップされていて、スイスでの生活を垣間見ることも出来るかもしれません。
是非皆さんフォローしてみてくださいね!

実は去年2014年が日本との国交150周年記念周年だったことはご存知でしたか?
この記念周年事業にあわせ、私の所属する着物パフォーマンス団体“美・JAPON”が去年在スイス日本大使館に招聘頂き、公演のため私も7月に首都ベルンを訪れました。
ベルンの旧市街地は世界遺産になっていて、石畳の道を挟むお店の小窓にはどこも花が咲き乱れ、川を渡るつり橋からは中心部の家並みや教会はもちろん、”Chocolate”という文字が少し薄れてきた工場の煙突から煙が上がるのが見えて本当に町中がおとぎ話やレトロな映画に出てきそうな可愛い街でした!
スイスの旅については私のfacebook団体ページに旅行記を載せる予定です。
様々な旅行記などを載せているのでこちらもチェックして下さいね。

またもう一度、そして出来ることなら1か月くらい暮らすように訪れたいと思った場所です。
そしてこの訪問時に見た“4つの公用語、1つの国―スイス”というスイスエアの広告が印象的でした。
TVなどで使う言葉も国全体で見れば4つあり、地方によってメインとなる言葉は違いますがミシェルも4つ、別の私のスイス人の友人には7つの言葉を話せるという人もいるような国。

自然と複数言語が身につくような環境がうらやましいと思う方も多いでしょうが、私達だって今から新しい言語を身につけることができますよ!
まずは英語から身につけ、より広い世界と繋がってみたいと思った方、こちらのページを参考にしながら今日から始めてみませんか?
この『World Beauties』も、皆様が世界各国により興味を持つきっかけとなれたら嬉しいです。

次はどの国のBeautyが登場してくれるでしょうか?お楽しみに!

それではまた、See you~!