masa osada
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皆さん、英語を上達させるための近道って何だと思いますか?
毎日文法の本や洋書を読んだり、洋画を観たりするよりも英語を上達させる方法があります。
それは「外国人の友達をつくる」ことです。
英語を使って自分の思うことを相手に伝えたり、相手の話を聞いたり、英語というコミュニケーションツールを使うことが大切なんですね。
とはいえ、「そんなこと言ったって英語が苦手なんだから友達なんて作れないよ!」と思ったアナタ。そんなことはありません。中学英語がある程度分かっていれば、外国人の友達をつくることはそんなに難しくないのです。
そこで今回は、外国人の友達をつくるために覚えておきたい中学英語表現をご紹介していきます。
「僕(私)と友達になってくれませんか?」と言われたことがある人、もしくは言ったことがある人なんてなかなかいないはず。
日本語だろうが英語だろうが、いきなり見ず知らずの人に「友達になってください」と言われたら、ちょっと不自然ですよね。飲みに行ったり、共通の趣味を楽しんだりしているうちに自然と「友達」になるのだと思います。
つまり外国人の友達をつくるためには、その人と仲良くなることが大切。そして人と出会うキッカケはいろいろなシチュエーションがありますが、仲良くなるためには最初が肝心!
そこで今回は、初対面の人と打ち解けるためのフレーズを覚えていきましょう。まずは英語での自己紹介フレーズからご紹介していきます。
学校だと"My name is" という言い方を習ったりしますけど、ネイティブの外国人たちはあまり言いません。もちろん"Hi"の代わりに"Hello"を使ってもいいのですが、フレンドリーさを出すという意味では"Hi"のほうが親しみを持ちやすいです。
それと英語圏の人には日本人の名前、特に3文字以上の人は覚えにくいので"Please call me Dai"のように付けてあげるとスッと名前を覚えてもらえます。いきなり"Hi, I’m Dai"と名乗ってもいいですね。
また、もし飲み会とか電車で隣に座った人とたまたま話を初めてから、ちょっとお友達になりたいなと思った時も、話が切れるタイミングを見て名乗っておきましょう。
そんなときは次のように一言付け加えて名乗るだけで、一気に自然な英語の自己紹介になります。
この"by the way"と付けることで「ところで僕の名前は〜だよ」と、映画でよく観る会話のようになります。
あとは次の、日本語で言う「はじめまして」に当たる言葉を付ければ最初のハードルはクリアですね。
"Nice to meet you"という表現は、最初に相手に言われた時は"Nice to meet you too"と返答すればOKです。あとは「会えてすごく嬉しいです」と言うニュアンスを付け加えたければ"It’s very nice to meet you"と言うこともできます。
自己紹介が終われば、あとは自由に話をしていくだけですね。
話しのキッカケさえ掴めれば、あとは自然と話が流れていくので、話のキッカケを作るフレーズを知っておくと便利です。
日本で出会う外国人には、様々な場所から訪日しています。そこで「あなたはどこから来ましたか?」と尋ねてみましょう。
ここに"originally"と言う言葉を入れて"Where are you originally from?"と言う言い方も出来ます。"originally" と言う言葉を入れると「もともと出身ですか?」と言う言い回しになります。
例えば見た目がアジア系だけども、英語がペラペラの人に聞くと「もともと中国出身だけど、そのあとニュージーランドに引っ越して英語を勉強して」などと言った面白い話が聞けるかもしれません。
これは「東京にきて、どれくらいになりますか?」と、どのくらい滞在しているのかを聞くことができます。
"How long have you been in 地名?" は「今まで」どのくらいいたのか、という質問に対して、"How long are you travelling for?" は「どのくらい旅行する予定ですか?」と言う意味で使えます。
どういう意味か、一瞬分かりづらいですよね。直訳すると「何があなたを日本に運んできましたか?」と言う意味ですが、会話では「どうして日本に来ましたか?」「何に惹かれて日本に来ましたか?」と言う意味になります。
"Why did you come to Japan?" でももちろんOKなんですけど、"What brings you to Japan?" のほうが自然な響きになります。もちろん"Japan" を別の地名に変えれば海外で出会った人にも使えますね。
直訳すると「なにしてるんですか?」と言うすごく漠然とした質問ですが、これは「仕事は何をしていますか?」と言う意味で使われます。
よく海外旅行の入国審査で「仕事は何をしていますか?」と言う意味で"What is your occupation?" と聞かれますが、日常生活では"What do you do?" が一般的な表現となります。
会話のキッカケはもちろん、会話の途中も人それぞれですよね。
性別も違えば、年齢、それぞれのバックグラウンドも違うので「このフレーズを使うと良いですよ」というのを紹介するのはなかなか難しいところ。
しかし、次につながる別れの挨拶は覚えておいて損はありません。
初めて会って話をして、そのまま「Bye」とか「See you」と言って別れてしまっては、なかなか次につながりにくいもの。そこで次に紹介するフレーズを覚えておきましょう。
こちらは「Facebookやってますか?友達申請してもいいですか?」と言う意味になります。もし長くて覚えられない場合は"Are you on Facebook?" だけでも覚えて使ってみましょう。
メールアドレスを聞くよりも自然につながりをつくるという意味でFacebookは便利ですね。
表現03の"Nice to meet you"と似ているようで少し違う表現の"It was nice meeting you"、こちらは別れ際によく使う言い回しです。
相手が先に言ってくれて「僕もお会いできて良かったです」と言いたいときは"Me, too"ではなく"You, too"と言うので気をつけましょう。
これは"It was nice meeting you, too"が略されたからです。もし"Me, too"なのか「You, too」なのかわからなくなったら"It was nice meeting you, too"と略さずに言えば確実です。
また「お会いできて」を「お話しできて」に変えたい場合は"meeting"を"talking"に変えて"It was nice talking to you"にすればOKです。
"Let’s keep in touch"は「連絡を取り合いましょうね」と言う意味で使われます。
この言い回しは会話の締めくくり以外にも、メールの締めくくりでも"Let’s keep in touch"や"Keep in touch"と言う形でよく使われる便利な言い回しです。
そして最後12番目は日本と少し違う、でも外国ではすごく大切にされていることです。
その表現は言葉を超えて体で表現します。
どんなに話が楽しくても、最後の印象がイマイチだと何となく全体がイマイチになってしまいます。そこで最後は笑顔で握手かハグをしましょう。
ハグは日本人には慣れないので、男性同士、男女、女性同士などでどのくらい仲良くなったらやるのか?などさじ加減がわからないですよね。
でも、相手がハグしてこようとしたら拒否せずに軽く腕を背中に回して、背中をポンポンと一瞬すればバッチリです。
ハグをしなければ、こちらから手を差し伸べて握手をしましょう。
これは男女、同性、年齢を問わず、そして日本人でも違和感なくできる挨拶なので積極的にやっていきましょう。そのとき笑顔も忘れずに。
あとはメールやFacebookを通して遊びに行く約束をしたりしながら、英語の勉強をしつつ友達との仲を深めていくだけです。相手は日本人が母国語ではない英語をしゃべったり書いたりしているのを分かっているので、多少の文法間違えは気にせず、どんどんコミュニケーションをとって仲良くなりましょう。
そうしたら外国人の友達とも仲良くなれて、英語力もグッと上達するはずです!