Shin
(更新)
会話をする上で、「嬉しい!」や「楽しい!」といった感情を相手に伝えたいときがあるが、いわゆる教科書的な“日本人英語”だけでは正確に自分の気持ちを伝えきることはできないだろう。
なぜなら、日本の教科書は文語的であり、口語的にふさわしいものがピックアップされているわけではないからだ。そこで今回は、英語の勉強をするならぜひともおさえておきたい感情表現をまとめてみた。
● 楽しい時間だったよ
“good time”で良い時間、楽しい時間という意味だ。これはそのままそっくり覚えてしまいたいくらい便利な表現だ。また“such a good time”と“such a~”を付けて、楽しいことを強調することもできる。
● 楽しいね!
こちらも楽しい時によく使われる表現だ。”It was totally fun!”という形でもよく使われる。
● 楽しんでるよ!
今現在楽しんでいる時に友人などに感情を伝える時の表現だ。アメリカなどではよくダンスパーティーなどがあるので、自分がしっかり楽しんでいることを相手に伝えてみよう。
● 嬉しいです
最もベタな表現だが、とてもよく使うことになるだろう。シンプルに嬉しい時はこの表現で問題ない。また“so”などを挿入して“I’m so glad.”などとするとより嬉しい気持ちを強調できる。
● すごいね!
これもシンプルだが便利な表現だ。日本人が思うよりも英語では(特にアメリカ英語では)おおげさに感情表現する傾向があるので、日本で言えば「良いね!」くらいのニュアンスでもよく使われる。一言だけだが非常にネイティブも多用するのでぜひおさえておきたい。
● 最高だね!
こちらはアメリカ英語だが、映画などでも非常によく使われる表現だ。カジュアルな表現なのでフォーマルなシーンではあまり多用するべきではないが、この表現を知っていることで「あ、こいつは英語が出来るんだな」と思ってもらえるだろう。教科書では学べないが非常によく使われる表現の1つだ。
● 素晴らしい!
こちらはイギリス英語で、主にヨーロッパ圏でよく使われる。意味は“Great!”、“Awesome!”などとほぼ同じで、何か素晴らしいものに対しての賛辞で使われる。例えばオペラ歌手などのコンサートを観に行くと、観客が最後に「bravo!!」と叫ぶことがしばしばある。こちらもぜひおさえておこう。
● うわ!(良い意味で驚く)
こちらは良い意味で驚いた時にとっさに言えるようになると格好いい表現だ。日本語で言えば「うわ!」くらいの意味だろうか。
● 悲しいよ
シンプルに悲しい時に使う表現だ。“I’m so sad.”などとしても意味を強調できる。
● ダメだね
こちらは“bad”に“too”(形容詞の意味を強める)を付けた表現、何か物事が上手くいかない時などに言ってみよう。
● 泣きたいよ
“feel like ~ing”という高校英語で習う表現だが、日常会話でもとてもよく使われる。もちろん“cry”以外にも動詞を持ってくれば何でも使える便利な表現だ。
● お気の毒に
こちらはよく誤訳する人が多いが、謝る意味以外にも「お悔やみ申し上げます」という意味でもよく使われる。何か失敗したり、人が亡くなったりした時に使おう。
● それは腹立たしい
何かについて怒っている時の表現だ。“about~”で何について怒っているのかも同時に表現してみよう。
● それはムカつくね
こちらはアメリカ英語のスラングだが、非常によく使われる。こちらは丸ごとそのまま覚えてしまおう。
● 機嫌悪そうだね。
こちらはやや応用的で、“in a bad mood”で機嫌が悪いという意味になる。パッと見で機嫌が悪そうな相手がいたらそれとなく声をかけてみよう。
いかがだっただろうか?
感情を表す表現は星の数ほどあるが、英会話があまり得意でないうちは今回まとめたものをおさえておけば喜怒哀楽を表す時はまず困らないだろう。量は多いかもしれないが、1つ1つ自分のものにしていってほしい。