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average Joe で「普通の人」? 英語ネイティブが使う小粋なフレーズ10選

average Joe で「普通の人」? 英語ネイティブが使う小粋なフレーズ10選

average Joe という英語表現を聞いたことはありますか?

直訳すると「平均的なジョーさん」なのですが、この英語表現を初めて聞いたときは「ジョーさんって誰?」状態になってしまいますよね。

英語には、このように直訳では意味がわかりづらい表現や、英語らしい面白い発想のフレーズがたくさん!

本記事では、DMM英会話の大人気教材「デイリーニュース」の11月の「Language & Education」カテゴリから、英語ネイティブが使う小粋なフレーズをピックアップし解説していきます。

「ジョーさん」が誰なのか、また関連の「ジョーさんフレーズ」も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
 

ネイティブも使う小粋な英語フレーズ10選

pick your brain

pick your brain

brain は「脳」、pick は「つまみ取る」「ほじる」などの意味がある英語表現です。

誰かの脳をほじるのはちょっと不気味ですが、こちらの英語フレーズは「知恵を借りる」というニュアンスでよく使われています。

人に意見を聞きたいとき、アドバイスをもらいたいときなどによく聞く表現です。

Hi Alicia, can I pick your brain?

「あ、アリーシャ、ちょっと意見聞いてもいい?」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「These Expressions Are 'No-Brainers'」
 

no-brainer

こちらは「脳を使う必要がないこと」、つまり「とても簡単なこと」を意味する英語表現です。

例えば It's a no-brainer と言えば日本語の「朝飯前」に近いニュアンスになります。

また、何かを決断するときに悩む必要がないくらいのシチュエーションでも no-brainer はよく使われています。

You haven't decided yet? I think it's a no-brainer.

「まだ決めてないの? 考えるまでもないと思うけどな」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「These Expressions Are 'No-Brainers'」
 

a bad workman always blames his tools

「下手な職人はいつも道具のせいにする」と訳すことができるこちらの英語フレーズ。

実際は道具ではなく、その人自体が問題である場合に使われることが多いです。日本語の「弘法筆を択ばず」の反対のニュアンスがありますね。

He says it's the software's fault, but a bad workman always blames his tools.

「彼はソフトウェアのせいにしているけど、下手な職人はいつも道具のせいにするよね」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「'Hit the Nail on the Head' with These Expressions」
 

hit the nail on the head

この英語フレーズは「核心をつく」「的を得ている」のような意味。直訳すると「釘の頭を打つ」となります。

釘を上手くつくためにはしっかり当てる必要がありますね。

You've hit the nail on the head. This was the problem the whole time.

「まさにそれだ。ずっとこれが問題だったんだ」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「'Hit the Nail on the Head' with These Expressions」
 

head screwed on right

screw は名詞の場合は「ネジ」、動詞の場合は「ネジで締める」という意味を持ちます。

なのでこちらの英語フレーズは「頭がちゃんとついている」ようなニュアンスがあり、「分別がある」ような意味で使われることが多いです。

He seems to have his head screwed on right so I trust him.

「彼は分別があるように見えるから、私は信じてる」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「'Hit the Nail on the Head' with These Expressions」
 

knock on wood

knock on wood

「不吉なことが起こらないように」と願うようなときに使われる英語フレーズ。

実際に木製のものを手でコンコンとする場合も多いです。木でできたものを触ったりノックしたりすることで、不吉から守られると考えられていたことが由来とされています。

We'll be able to finish as long as it doesn't rain, knock on wood.

「雨が降らなければ終わるだろう…降りませんように」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「You'll Love These Phrases — Knock on Wood!」
 

out of the woods

直訳すると「森を出た」となり、「困難を乗り越えた」「危機を脱した」ようなときに使われる英語フレーズです。

森の中を移動したり、その中で迷ってしまったら危険な状況になります。出ることができればホッとしますよね。

We're out of the woods now, the problem has been solved.

「やっと危機を脱した、問題は解決だよ」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「You'll Love These Phrases — Knock on Wood!」
 

neck of the woods

直訳すると「森の首」となってしまいますが、特定の「地域」「近所」などの意味で使われます。

例えば this neck of the woods と言えば「この界隈」のニュアンスになります。

I'm not familiar with this neck of the woods yet.

「私はまだこの辺りについては詳しくないの」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
「You'll Love These Phrases — Knock on Wood!」 
 

average Joe

冒頭で触れた「平均的なジョーさん」は「普通の人」という意味で使われる英語表現です。

Joe は英語圏でとてもよくある名前。自分のことを average Joe のように表現することがあります。

I wish I was super rich but I'm just an average Joe.

「超お金持ちだったらよかったのにと思うけど、僕はただの凡人だ」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Do You Start Your Day with a 'Cup of Joe'?
 

cup of Joe

a cup of Joe は「1杯のコーヒー」という意味で使われる英語表現です。

由来としては、コーヒーが average Joe に人気のある飲み物であることや、「コーヒー」を意味する昔のスラング jamoke が関係しているなど諸説あります。

Would you like a cup of Joe?

「コーヒー1杯いかがですか?」

▼このフレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Do You Start Your Day with a 'Cup of Joe'?
 

英語らしい発想のフレーズを使ってみよう

いかがでしたか?

英語には直訳ではわかりづらいけど、意味がわかると「なるほど!」と思えるような面白いフレーズがたくさんあります。

英語らしい発想を理解し表現の幅を広げるためにも、ぜひ今回ご紹介した英語フレーズを使ってみてください!

また、ご紹介した「デイリーニュース」記事を使って、より実践的に、ユニークな英語表現を体得してみてください!