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「遅咲き」は英語でも同じ?花にまつわるイディオム11選

「遅咲き」は英語でも同じ?花にまつわるイディオム11選

日本では、桜やスミレ、椿、紫陽花など、さまざまな美しい花が咲きます。

春といえば桜や桃、夏はヒマワリ、秋にはコスモス、そして冬といえばポインセチアなどが一般的に見られますよね。

花は一年中、世界各国で楽しまれています。

そこで今回は、花にまつわる英語のイディオム11選をご紹介します!

日本語にも花を用いたことわざや慣用句がありますが、英語も同じです。では、さっそくですが、どんな言葉があるのかを見ていきましょう!

花の英語名

花屋さん

まずは、一般的に知られている花の英語名をいくつか見ていきます。

日本語名英語名発音
バラroseローズ
ユリlilyリリー
sakura/cherry blossomsチェリーブロッサム
ヒマワリsunflowerサンフラワー
ヒナギクdaisyデイジー
chrysanthemumクリサンセマム
水仙daffodilダフォディル
スミレvioletヴァイオレット
orchidオーキッド
紫陽花hydrangeaハイドレンジア
秋桜cosmosコスモス
クチナシgardeniaガーデニア
朝顔morning gloryモーニング・グローリー
ケシpoppyポピー
椿camelliaカメリア

花にまつわる英語イディオム11選

英語の本と花

では、よく見られる花の英語名がわかったところで、さっそく花にちなんだ慣用句(イディオム)を例文とともにご紹介していきます。

flowery

Flowery には2つの意味合いがあります。

1つ目は、シンプルに「花のような〜」や「花に関する〜」などといった花を連想させるものを表し、a flowery perfume(花の匂いがする香水)や a flowery meadow(花の咲く草原)のように使います。

なお、floral(フローラル)という言葉と同意で使われることが多いです。

I’m looking for a flowery perfume, not a citrusy one.

「柑橘系ではなく、花系の香水を探しています」

2つ目は、比喩的に使う flowery です。

これは、日本語の四字熟語「美辞麗句(びじれいく)」に当たります。美辞麗句とは、うわべだけを美しく飾り立てた言葉や文句を指します。

英語では主に、凝った文学的な言葉を長々と並べたスピーチや文章を指すことが多いです。

He uses too many flowery words in his writing.

「彼は文章に美辞麗句を使いすぎる」

wallflower

直訳すると「壁の花」ですが、本当の意味は「パーティーなど社交の場で相手にされない人」のことを指します。

一緒に踊る人がおらず、ひとりで角に立っていたり、恥ずかしがって積極的に人と話そうとしない人のことを wallflower と呼びます。

I spent the whole night being a wallflower; I didn’t know how to talk to those people.

「私は一晩中、ウォールフラワーになっていた。あの人たちとどう話せばいいのかわからなかった」

late bloomer

日本語には「遅咲き」という表現がありますよね。Late(遅れて) bloomer(咲くもの) はこれに当たる英語です。

実は意味はたくさんあり、例えば「仕事面で成功するまでに時間がかかる人」、もしくは「魅力や才能を発揮するまでに時間がかかる人」、「成熟するまでに時間がかかる人」のことを late bloomer と言います。

なお、「思春期を迎えるのに、初めての恋人ができるまでに時間がかかった人」もこのイディオムを使って表すことが可能です。

Many actors are considered late bloomers, like Morgan Freeman, who didn’t get his first big break until he was 49.

「『遅咲き』と言われる俳優は多く、例えばモーガン・フリーマンは49歳で初めてブレイクしました」

I know I’m not successful yet; maybe I’m just a late bloomer!

「まだ成功していないのはわかってる。きっと遅咲きなだけなんだよ!」

この表現は、DMM英会話オリジナル教材「デイリーニュース」の記事でも取り上げられています。

stop and smell the roses

バラ

このイディオムは、直訳すると「立ち止まってバラの匂いを嗅ぐ」という意味になりますが、実際の意味は「人生を楽しむ」または「焦らずに、身近にある幸せに目を向ける」です。

You’re worrying too much! You need to stop and smell the roses.

「心配しすぎだよ! そんなに焦らずに、周りにある小さな幸せを味わった方がいいよ」

a bed of roses

今すぐ飛び込みたくなるような、バラの花びらが散りばめられたベッド。

そんな発想から生まれたこのイディオムは、「心地よい場所や状況」または「楽で幸せな状況・暮らし」を表すときに使われます。

Sarah’s parents are so rich; her life must be a bed of roses.

「サラの両親はとても裕福だから、彼女は楽な暮らしをしているに違いない」

また、逆を表す場合は「not a bed of roses」と言うことも可能です。

Growing up poor, my life was definitely not a bed of roses.

「貧しい子供時代は確実に楽なものではなかった」

バラを用いたイディオムを紹介しているデイリーニュース記事もあるので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

coming up roses

Coming up roses は、「バラ色になる」や「成功する」「うまくいく」という意味で使われます。

I finally paid off my loans and got a promotion; everything’s coming up roses!

「やっとローンを完済し、昇進も決まり、すべてがバラ色だ!」

every rose has its thorn

曲名や歌詞にもよく出てくるこのフレーズは「どんなバラにもトゲがある」という意味のイディオムです。

The bottom line is that every rose has its thorns.

「要するに、どんなバラにもトゲがあるということだよ」

バラのトゲに関連しているイディオムで「a thorn in (one’s) side」という表現もあります。これは、「悩みの種」という意味です。

He has been a thorn in my side since the first day we met.

「出会ったときから、彼は私の悩みの種だった]

upsy-daisy

ヒナギク

Upsy-daisy というフレーズを聞いたことはありますか?

これはもともとは「up-a-daisy」という表現で、18世紀に小さな子供が転んだときに起き上がるように励ますために使われていた言葉だそうです。

日本語に言い換えると「よいしょ」や「せーの!」のようなニュアンスに近いです。「起きあがろうね〜」のような感じになります。

一方で、whoops-a-daisy や oops-a-daisy という表現もありますが、意味合いが少し異なります。こちらは、whoops! や oops! と、なにかミスをしてしまったときに言う「あらら」や「ありゃー」に近いです。

as fresh as a daisy

大きくて明るく、活気よく見えるヒナギクにちなんで、「健康的で、活気があり、若々しい」という意味を持つイディオムです。

I finally got a good night’s sleep and now I feel (as) fresh as a daisy!

「やっとたくさん寝ることができて、とても元気です!」

Wow, you look (as) fresh as a daisy!

「輝いてるね!」

ちなみに、(as) がカッコに入っている理由は、あってもなくても間違いではないからです。

pushing up daisies

これは、少し想像がつきにくいかもしれませんが、「死ぬ」または「埋葬される」という意味を持つイディオムです。

「ヒナギクを押し上げる」ということは、ヒナギクが咲いている場所の下に誰かが埋葬されているということになります。

以下のように、皮肉まじりで使われることが多いです。

At this rate, we’ll all be pushing up daisies before gas prices drop.

「このままでは、ガソリン価格が下がる頃にはみんなもう(この世から)いなくなってるよ」

as red as a poppy

ポピー

恥ずかしさや怒り、または身体的緊張により、顔がケシの花のように赤くなる状態を指します。

You should’ve seen her. She was so mad, her face was as red as a poppy.

「見て欲しかったよ。彼女はかなり怒っていて、顔が真っ赤だった」

花にちなんだ慣用句は英語でどう表す?

桜

日本語にも花にまつわる慣用句や言い回しはたくさんありますよね。しかし、そのまま英語に訳すと意味が通じない可能性があります。

ここでは、日本語でよく聞く慣用句を英語でどのように表現するのかを、3つに絞って紹介します。

高嶺の花

手に届かない存在。そんな意味を持つ「高嶺の花」は日本語ではよく聞きますよね。しかし、英語ではそのまま訳せません。

英語で表現する場合は、「she/he is out of my league」または「she/he is too good for me」と言いましょう。

ここにある league (リーグ)は、野球の「リーグ」に由来しています。アメリカのメジャーリーグやマイナーリーグ、日本のセントラル・パシフィックリーグなど、選手の実力によってグループが分けられていますよね。レベルが高すぎて、自分の実力が及ばないリーグのことを「out of my league」と表現し始めたそうです。

I have a huge crush on Sam, but she’s definitely out of my league.

「サムのことはめっちゃ好きだけど、絶対に手に入らないよね」

また、unattainable という訳し方もあります。「手に入らない」や「達成不可能」という意味合いを持ちます。

You always fall for guys who are clearly unattainable.

「あなたはいつも、明らかに手の届かない男に惹かれるよね」

花より団子

「花より団子」は、そのまま訳せば「dumplings rather than flowers」と言えますが、少し違和感がありますね。

実は、デンマークのことわざで「bread is better than the song of birds」という言葉があるそうです。

鳥の鳴き声よりもパンの方が良い。美しいものよりもおいしい食べ物。意味としては、「花より団子」と同じですね!

しかし、英語にはこれに当たることわざはないので、実際の意味を英語で説明したい場合は、「people are more into the practical than the aesthetic」と言うことができます。

Practical は 「実用的」という意味で、aesthetic は「美的」を表す言葉です。見た目が良いものより、実用的なものを好んで選ぶという意味になります!

What matters to you is that you’re trendy even if you’re uncomfortable, but me, I’m more into the practical than the aesthetic.

「あなたにとって重要なのは、居心地が悪くてもトレンディであることだけど、私は美的感覚よりも実用性にこだわるよ」

さらに、建築に基づく概念で、「form over function」「function over form」という言い回しがあります。Form(フォルム)は「外見」を指し、function(ファンクション)は「機能」を意味します。

つまり、機能を優先するのか外見(見た目)を優先するのか、というジレンマになったときに使える表現です。

言わぬが花

「言わぬが花」ということわざは、英語では「some things are better left unsaid」と言います。

これは結構聞く表現なので、覚えておくといいでしょう!

Don’t waste your time. You know, some things are just better left unsaid.

「時間を無駄にしないで。言わない方がいいこともあるんだよ」

まとめ

いかがでしたか?

花に関連する言葉はたくさんあります。

世界中に咲いているからこそ、どこにでも花にちなんだ表現はあるということがわかりましたね。

今回ご紹介したイディオムのなかで、聞いたことのあるもの、もしくは今後使ってみたいというものはありましたか?

ぜひ今度英語でお話をするときに使ってみてください!

また、DMM英会話ブログには、ことわざやイディオム関連の記事がたくさんあります。

英語にもある日本のことわざ44選」や「食べ物を使ったおもしろイディオム15選」などをあわせて読んでみてはいかがでしょうか?