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【ニュアンス別】「残念」な気持ちを伝える英語表現10選

【ニュアンス別】「残念」な気持ちを伝える英語表現10選

応援しているチームや選手が試合に負けてしまったとき、期待していたイベントが中止になってしまったときなど、日常生活の中で「残念」と思うことは多々あるでしょう。

相手に対して「残念でしたね…」と言う場合や、自分ががっかりしたときに「残念だな」と言いたいときなど、実に様々なニュアンスで使うことができる表現です。

今回は細かなニュアンスの違いや使える場面を解説しながら、そんな「残念」を英語でどのように表現するのかをご紹介します。

「残念」を伝える英語表現10選

残念を伝える英語表現

(too) bad

「残念な」「お気の毒な」

幅広く残念な気持ちを表すことが可能なシンプルでわかりやすい表現。

直訳すると「悪すぎる」になりますが、「残念」の意味で一般的によく使われます。"That's/It's too bad(残念です)" という言い方をすることが多いです。

You lost your match? That's too bad, you'll win next time.

「試合負けちゃったの?残念、でも次は勝てるよ」


It's too bad that you lost your wallet, but at least we had fun!

「財布をなくしちゃったのは残念だけど、楽しかったね!」


 

sad

「悲しい」

残念な出来事があると少し悲しい気持ちになることもありますよね。そんなときは "sad" を使ってみましょう。

"too bad" と同様に "It's/That's sad" などのように使われます。直訳は「それは悲しい」ですが、ニュアンスとしては日本語の「残念」とほぼ同じです。

It's sad that he lost in the first round.

「彼が一回戦で負けてしまったのは残念だ」

It's sad, but we won't be getting any pizza today.

「残念だけど、今日はピザは頼まないよ」


 

shame

初見では意味を勘違いしてしまいそうな表現。"shame" はそのままだと「恥」ですが、"a shame" になると「残念」の意味になります。

"It's a shame" や "What a shame" のような使い方をします。どちらも「残念だ」のニュアンスです。

ネイティブも多用し、幅広く「残念」のニュアンスで使える表現なのでぜひ使ってみてください。

It's a shame that you can't come to the party tonight, but I'll send you some photos so you feel included.

「君が今夜のパーティーに来られないのは残念だけど、参加しているような気分になれるように写真を送るね」

They broke up? What a shame.

「彼ら、破局しちゃったの?残念」


 

pity

「残念なこと」「気の毒なこと」

他に「憐れみ」や「同情」といった意味も持ちますが、"shame" 同様に "a" を加え "a pity" とすると「残念なこと」のニュアンスになります。

"It's/That's a pity" といった使い方が一般的です。

It's a pity, but I'm going to miss the party.

「残念だけど、パーティーには出席できそうにないよ」


 

bummer

「嫌なこと」「がっかりすること」

カジュアルな表現で、残念な出来事を意味します。"a bummer" とするのが一般的ですが、単に "Bummer" と一言だけ伝えることもあります。

It's a bummer that he had to retire from an injury.

「怪我で棄権しなければならなかったのは残念だ」


A: I'm grounded so I won't be able to go to the movies with you tomorrow.

「親に外出禁止令を出されたから、明日一緒に映画を観に行けなくなった」


B: Bummer. I'll just have to go with someone else.

「残念。他の誰かと行くことにするよ」


 

disappointing

「がっかりさせる」

"disappoint" は「がっかりさせる」「失望させる」の意味。"It's/That's disappointing" で「それは残念だ」のニュアンスになります。

がっかりするような結果になってしまったときにぜひ使ってみてください。

The match came to a disappointing end when one of the players was forced to retire.

「選手の一人が棄権せざるを得なくなり、試合は残念な幕切れとなった」


 

unfortunate

「不運な」

"fortunate(幸運な)" の対義語である "unfortunate(不運な)"。"unfortunately(残念なことに)" という言い方もします。

運がなくて残念だったと感じたときに便利な表現ですね。

Unfortunately, I won't be able to attend the party.

「残念ながら、パーティーに出席することができません」

It's unfortunate that you weren't able to come.

「君が参加することができなかったのは残念です」


 

I’m afraid

「残念ですが」

直訳すると「私は怖がっている」ですが、実は "afraid" には「残念に思う」という意味もあります。

フォーマルな場でも使われる便利なフレーズです。「残念ながら〜」のように文頭に来ることが多く、ニュアンスとしては "Unfortunately〜" に似ています。

I'm afraid you'll have to wait for the next bus.

「残念ですが、次のバスを待っていただくしかありません」

You won't want to hear this, but I'm afraid you need surgery.

「聞きたくないかもしれませんが、残念ながら手術が必要です」


 

I’m sorry

「残念です」

英語で "I'm sorry" と言われて、何に謝ってるんだろう?と不思議に思ったことがある人もいるかもしれません。

実は "sorry" は謝罪の気持ちを表す以外に、「気の毒に思って」「かわいそうで」のような意味も持ちます。

"I'm sorry" や "I feel sorry" といった使い方をし、「残念に思う」のニュアンスになります。

I'm sorry to hear that.

「それはお気の毒です」

I feel sorry that it had to end this way.

「このような終わり方になって残念だ」


 

regret

「残念」「後悔」

「後悔」という意味の言葉 "regret" を使い、残念な気持ちを表すことができます。

"I/We regret to inform you〜" という表現がビジネスなどでもよく使われます。「残念なお知らせですが〜」「申し訳ございませんが〜」のニュアンスです。

We regret to inform you that we have decided not to move forward with your application.

「残念ながら、採用を見送らせていただきましたことを通知いたします」


 

★もっと知りたい方はこちら:
「残念」を意味する英語表現
「残念ながら」「残念でした」など、「残念」に関する英語表現

まとめ

いかがでしたか?

様々な「残念」をご紹介しました。日常生活の中で「残念」と感じることがあったらぜひ使ってみてください。