「言語学習で新しい人生観を」イギリス人講師Darrenさん【DMM英会話 TUTOR'S VOICE Vol. 8】

DMM英会話の最大の特徴といえば、世界120カ国にいる1万名もの講師とオンラインレッスンができること!

いろいろな国の講師とのレッスンは、バリエーションに富んだ英語に触れられることはもちろん、異文化理解へもプラスに作用します。

そしてバックグラウンドの異なる講師がたくさんいるということは、それだけたくさんのストーリーがあるということ。

「DMM英会話 TUTOR'S VOICE」では、レッスンでは知ることのできない講師の素顔に注目します。

今回の主役は、ウェールズ(イギリス)出身のDarrenさんです。

Darren

国:イギリス
英会話講師歴:3年以上
趣味:デジタル効果・映画の監督&編集

ウェールズからポーランドに移住して10年

ポーランド移住10年

ー 簡単に自己紹介をお願いします。

年齢は42歳で、イギリスのウェールズにあるニューポートという街の出身です。でもこの10年ほどは、ポーランドで暮らしています。妻とはこの国で出会い、幸せに過ごしています。長いこと英語を教えながら、映像制作に携わっています。

ー どうしてポーランドに移住することにしたのでしょうか?

私が若かった2000年代半ばは、ポーランドから多くの人がイギリスに移住してきていました。ポーランドの人びとをよく見かけるようになり、そのなかでも素晴らしい人たちと出会うようになってから、「自分が彼らの国で生活してみたらどうなるんだろう」と思うようになったんです。

また、友人とお酒を飲み交わしているときに地球儀を指さして、止まったところに行こうと話していたことがありました。試しにやってみたら指がポーランドに止まって、何か感じるところがあったので、移住することにしたんです。

ー 実際にポーランドに移住してみて、どうでしたか?

同じヨーロッパとはいえ、イギリスでの生活とはまったく違いました。特に言語ですね。英語を母国語とする者として、センテンスの構造や発音など、最初は驚くことばかりでした。

それに、人の特徴や考え方って言語に左右されるところがありますよね。例えば日本語には日本らしさが垣間見えますし、スペイン語ならスペインらしさがあります。その点で私も、英語ではなくポーランド語を使った思考に変える必要があったんです。

例えばイギリスだと、誰に対しても度が過ぎるほど丁寧なことが多いのですが、ポーランドではもう少しあっさりしているんですよね。最初こそ「失礼な!」と思うこともありましたが、それが普通なのだと知ってからは気にならなくなりました。ポーランドの人ももちろんていねいなんですよ。ただ、表現の方法が違ったんです。

イギリスで当たり前だったことが、ポーランドでは通用しないことを学びました。

ー 日本から見るとヨーロッパって一括りで見てしまいがちですが、そんなに違いがあるんですね。ではDMM英会話の講師以外に、何か仕事はしていますか?

フリーランスでデジタル効果をつけたり、ミュージックビデオの監督をしたりと、いろいろな形で映像制作に携わっています。それと、この数年は個人でポーランド人の学生に英語を教えたり、校閲作業をしたりもしていますよ。

映像に興味を持ったのは少年時代

映像に興味を持った少年時代

ー 実に多くのことをしているんですね。映像制作にはいつから興味を持っていたんですか?

子どもの頃からです。例えばスティーブン・スピルバーグ監督の作品など、当時目にした映画から強烈な印象を受けました。見ているだけでまったく違う世界に連れて行ってくれるんですよね。だからずっと、「将来は映画に携わりたい」と考えていました。

ー どのような映像を制作されているのですか?

最初は夢で見たことを描いたような、幻想的なものを作っていました。それから少しずつ、抽象的なものをテーマにするようになりました。今はさまざまなジャンルの映像制作をしていて、扱うストーリーの真の声が届くような作品作りをいつも目指しています。見ている人に対して、誠実な作品を作りたいんです。

ー ポーランド在住ですが、映像はポーランド語で制作しているのでしょうか?

驚かれるかもしれませんが、英語での作品を作ったことがありません。妻の助けもあって、これまでポーランド語やフランス語、ドイツ語などの外国語で制作することが多かったです。

ー 奥様と一緒に活動しているんですね! 映像制作のお仕事って、どのようなものなのでしょうか?

難しいけれど、やりがいのある仕事です。脚本作りはもちろん、現場の準備や撮影、そして編集にいたるまで、考えを巡らせないといけないことがたくさんあります。

そのなかでも私にとって1番の楽しみは、編集作業ですね。技術の躍進によって、私が学生だった時代では考えられない世界観を作り出すことができて、楽しいです。

この技術躍進の1例がアニメーションで、ずっと試してみたいと思っていたんです。新型コロナウィルスでのロックダウン中は、映像撮影をすることができなかったこともあって、ようやく挑戦することができました。1から学んで、新型コロナウィルスをテーマにしたアニメを作ってみたんです。

この作品はいくつかの映画祭で賞をいただくことができて、世界で放映されています。俳優たちが動いてくれるわけではなく、1コマずつ作らないといけなかったので大変な作業を伴いましたが、やってよかったと思っています。

これからもアニメは作っていきたいですが、その前に実写を久しぶりに撮影したいと考えているところです。

▲Darrenさんが制作したアニメ。いくつか賞を受賞したそう。

 

ー なるほど、楽しみですね! Darrenさんのプロフィールには「小説家」ともありますが、小説も執筆しているんですか?

小説家というほどでもないですが、本を2冊書きました。

この制作過程は編集にとてつもない時間がかかるんです。何回も編集を繰り返して、やっとできたという感じなので、いつか映像作品にできたらいいんですが...。

ー ぜひ映像化してほしいです! 英語講師、映像監督、小説家と実に多くの活動をされているわけですが、どのようにやりくりをしているのですか?

時間の管理がすべてですね。大学時代の恩師が、「才能のある人が成功するわけではない。努力する人が成功するのだ」と教えてくれました。この言葉はずっと心に留めてあるんです。

確かに多くの活動をしていますが、家族との時間も大切です。読書をしたり、映画鑑賞やテレビを見ることも好きなんです。だからそのために時間の管理をしっかりとして、その時間で最大限できることをするようにしています。ワークライフバランスですね。

レッスンはいろいろな文化や人につながる扉

人とつながる扉

ー 見習いたいスキルですね。ではどうしてDMM英会話の講師になることにしたのでしょうか?

1番大きな理由は、新型コロナウィルスによるロックダウンです。

先ほどお話ししたように、10年ほど個人で英語を教えていたのですが、それが叶わなくなってしまいました。そこでオンラインで英語を教えられるところを探していて、DMM英会話を見つけたわけです。

ー 実際にDMM英会話のユーザーさんとレッスンをしてみて、どうでしたか?

いろいろなバックグラウンドや考え方を持っている生徒さんと出会えることが、講師としての自分の成長にもつながっていると思います。

DMM英会話は扉のようなもので、若い人から老後を楽しんでいる人まで、いろいろな生徒さんとつながることが可能です。それに日本への扉が開いたと思ったら次は韓国、中国へと、ほかの文化への扉が開くわけです。

こうして違う年代や国の人たちの考え方に触れることで、これまで知り得なかった世界があることに常に驚かされています。

私が学びを得ているように、生徒の皆さんも私から何か学ぶことがあれば嬉しいです。

ー では特に印象に残ってるレッスンのエピソードはありますか?

すべてのレッスンが印象に残っています。特に生徒の皆さんがいきなり何か理解できて、言語能力が向上したときは嬉しいですね。

ただ不思議と、生徒の皆さんはかなり英語を話せていることに気づかないんです。そしてそのせいで、「できるわけがない」と思い込んでしまっています。言語学習の宿命とでも言いましょうか。

だから生徒さん自身が「わかった!」とひらめいてくれたときは、特に印象に残りやすいです。

ー Darrenさんもポーランド語を学んでいるときに、自分のレベルに自信を持つのは難しかったのでしょうか?

もちろんです。でも自信を持てるかどうか以上に、言語学習で大切なのはどれだけ熱中できるかだと思います。

いとも簡単にその言語を習得できる人もいれば、時間がかかる人もいますよね。人それぞれにあった学習方法やスピードがあるのに、ほかの人と比べて自信を失くしてしまうのはよくあることです。言語学習のなかでこういった考えに陥ってしまうことにちゃんと気づいてあげて、ケアしてあげられれば、生徒の皆さんの英語力はもっと伸ばすことができると思っていつもレッスンをしています。

ー DarrenさんがDMM英会話のレッスンから学んだことはなんでしょうか?

人それぞれいろいろな考え方があるということです。先ほどもお話ししましたが、生徒さんには本当にいろいろな方がいます。だからその分、ディスカッションで意見が合うことも合わないこともあるわけです。

以前はあまりにも生徒さんと意見が合わないと、あたかも自分を否定されたようで落ち込んでしまうこともありました。でも人それぞれいろいろな意見があって当然です。そのことに改めて気づかされてからは、あまり個人的に捉えないようになりました。

ー 英語講師を続ける理由はなんですか?

新しいことを学べる喜びです。例え同じ生徒さんとレッスンをしたとしても、1つとして同じものはありません。レッスンをするたびに新しい発見があるので、続けたいと思えます。

ー では最後に、英語学習者の皆さんへメッセージをお願いします。

Learn a new language, learn a new vision of life(新しい言語を学ぶことは、新しい人生観を身につけることだ)

これは本当にその通りで、物事に対して別の見方をできるようになりますし、感情豊かになります。だから新しい言語を学ぶことを怖がらないでほしいです。こうして新しい言語を学ぶことによってもたらされる変化に、誰もが驚くはずですよ。

あとは、人と比べないようにしてください。おそらく、皆さんは自分が思っている以上に英語のスキルがついているはずです。必要なのは練習すること。

一歩一歩が小さくても、1年後には「意外とコミュニケーションをとれるようになってる!」と大きな変化を遂げていることに気づくはずですよ。ぜひ楽しんで英語に取り組んでください。

ー ありがとうございました!

言語学習は新しい自分を見つけるキッカケにもなる

新しい自分を見つける

映画を作ったり、アニメーション制作に挑戦したり、小説を書いたりとマルチに活躍しているのには驚きですね! インタビュー中に思わず時間の管理方法について質問してしまいました。

また言語を学習していると、「どうしても自信が持てない...」とネガティブに考えてしまうことがありますよね。英語のネイティブながら、外国語を学ぶ過程を通ってきたDarrenさん。学習者が抱えがちな悩みに寄り添っているのがうかがえるインタビューでした。

オンラインレッスンは25分だけなので、短く感じるかもしれませんが、1ヶ月後、1年後に比べてみると、考えもしなかった変化を遂げているかもしれませんよ!