Kurumi
(更新)
突然ですが、英語学習を進めているみなさんの中で、下のような疑問やお悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか?
「会話ってどういう風に続ければいいの?」
「最初のスモールトークから会話を広げることが苦手…」
「フリートークで話が続かなくて困っている…」
実はこれらのお悩みは、会話を続けるための「最も一般的な質問」を知っていれば簡単に解決できるんです!
「会話が途切れそうだな」と思ったときに、そうした質問を自分からすることで、スムーズに会話を続けることができます。
今回の記事では、一押しの7つの質問英語フレーズを例を交えながらご紹介します。
この質問は、会話を続ける上で最も簡単なフレーズの一つ。
会話の中で相手に何かを聞かれて答えた後に、「あなたはどうですか?」と相手にも同じ質問をすることで、会話を続けることができます。
例えば、このように使います。
「辛い食べ物は好きですか?」
「はい、大好きです! あなたはどうですか?」
また、この質問フレーズは2人以上で会話をしているときでも、その他の人たちを会話に巻き込むことができるので便利です。
「辛いものは好きですか?」
「はい、大好きです! あなた(Cさん)はどう?」
「う〜ん。あんまり好きじゃないかな」
ちなみにHow about you? も同じ意味で使える便利な表現です。
理由を聞くことは、会話を広げる上で手っ取り早い方法。また、相手の言っていることをよく理解するのに役立ちます。
ただ、Why?「なぜ?」とだけ聞くのは少し直球すぎますし、理由をズバリ聞いている感じがして、聞かれた側はちょっと身構えてしまいます。
なので、もうちょっと表現を和らげるために、Why is that?「それはなぜですか?」、もしくは、How come?「どうしてそうなったのですか?」と質問するようにしましょう。
Why? は純粋に理由を尋ねるニュアンスを持ちますが、How come? は
「どうしてその意見を持つのに至ったのですか?」
というように、それに至った原因や経緯を聞くニュアンスがあります。そのため、聞かれた側も答えやすく、コミュニケーションも潤滑に進みます。
「お酒は好きじゃないんだ」
「どうして?」
「味があまり好きじゃないんだよね」
why の質問に加えて、how を使った質問フレーズも会話を続けるのに不可欠です。
why と how を使った質問は制限がないので、who、where、when というような他の疑問詞を使った質問よりも、より会話を広げることができます。
例えば、趣味について話しているときには、
「どうやってこの(新しい趣味)を始めたのですか?」
仕事について話しているときには、
「どのように(この会社に入る)ことを決めたのですか?」
というような感じで会話の内容に合わせて質問をしてみましょう。
加えてオススメなのは、How so?「どうしてそうなの?」です。
How so? は How is it so? の意味で、so は相手が話した内容の形容詞を指します。
「今日、日本人経営の美容室に行ったら、すっごくよかった!」
「どうしてそんなによかったの?」
「えっと、髪を切っただけじゃなくてね、マッサージもしてくれたんだ!」
この How so? の so は nice を指し、 How was it nice? という意味になります。
相手の意見を聞くことも、会話を広げる一つの方法として有効です。
例えばこんな質問です。
「これについてどう思いますか?」
「「これについてどう感じますか?」
これらの文の this は、「あなたが聞きたいこと」になんでも置き換えられます。
例えば、こんな感じです。
「この新しいデザインについてどう思いますか?」
ちなみにこの think という動詞は、What do you think about this? と聞くときには、「動詞」として前置詞の about と一緒に使います。
一方で、What are your thoughts on this? の場合は、「名詞」として前置詞 on と一緒に使うのがポイントです。
会話の中で、相手の言っていることの真意が汲み取れず、「それがどうしたの?」と聞くことはよくありますよね。
その質問を直球でするとすれば、英語では So what? と聞くことになります。
ただ、So what? は「だから何?」という意味合いでとられるため、そのままで聞くと失礼にあたることも。
なので、下記のような言い回しで質問しましょう。
「それは具体的にどういう意味ですか?」
「なぜそれが問題なの?」
「どのようにその話題に関連するの?」
また、丁寧に聞きたい場合は、Sorry, but…「すみません、でも…」 を文頭におきましょう。
さらに、もっと表現を和らげたい場合は、I’m not sure (I understand)…「はっきりとはわからないのですが…」を文頭に付け加えて質問するとよいでしょう。
この質問は if「もし」何かが起こったときに、あなたは what「何を」しますかという仮定の質問です。
全ての質問が What if で始まるわけではなく、if から始めて質問することもできます。
仮定の質問をするときは、助動詞の will を 過去形 would に変えて一緒に使うのがポイントです。
例えば、転職しようかな、なんて話をしているとしましょう。
「もし給料を上げてくれるとしたら? そうだとしてもまだ辞めたい?」
答え方は I would (not) quit. になります。
または、友達と喧嘩したという話をしているのであれば、こんな風に質問してみましょう。
「もしあなたの友達が謝ってきたらどうする? 彼女を許してあげる?」
「もし〜だったら?」の質問は、会話が盛り上がること間違いなしなので、ぜひ練習して使えるようになりましょう。
最後にご紹介するのは、シンプルに「もっと教えて(話して)!」と伝える Tell me more! です。
「面白いね。それについてもっと教えて!」
「もっとそれについて教えてくれませんか?」
「もっとそのことについて聞きたいです」
ここで一つ注意点です。
会話を続けることは、英語力を伸ばす上で必須ですが、「自分が話す時間」をなるべく多く確保するようにしましょう。
相手がほとんど話している=あなたは聞き手に回っている、という状況はスピーキング上達のためには望ましくありません。
相手の話す内容に関連して、自分の意見や経験を積極的に話すようにしましょう。
「ところで、私の場合は〜」
という感じで、キリのいいところで自分の話も差し込むようにしてみてください。
今回ご紹介したフレーズのように、why/how/what を使うのが、会話を広げスピーキング力をUPさせるポイントです。
スモールトークを盛り上げてもいいですし、フリートークに挑戦してみるのもいいですね!
この7つのフレーズを使って、オンラインレッスンを楽しんでくださいね!