濱名 栄作
(更新)
DMMアカデミー1期生、前田太尊(@MaedaTaisonDES)。
かつて若者を中心に大人気を博したヤンキー漫画『ろくでなしBLUES』の主人公・前田太尊(まえだたいそん)と同名を授けられた彼は、その宿命に抗うことなく数々の非行を繰り返し、中学を卒業後は少年院に。
その後、「自分を変えたい、人生を変えたい」と決意し上京。中卒・高卒者向けにキャリア支援を行う『HASSYADAI』を経て、今春からDMMアカデミーへ入学した。
※詳しくはこちら。
そんな元ヤンキーの彼が今回チャレンジすることとなったのが、
「中卒、少年院上がりの元ヤンキーが、半年間本気で英語に取り組むとどうなるのか?」
というプロジェクト。
本記事では連載の第一弾として、プロジェクトのスケジュールやカリキュラム、現在の彼の英語力ついてご紹介したいと思います。
まずは、彼の現在の英語力を見ていただきましょう。
こちらの動画は、今回のプロジェクトが始動する前に、今持ってる英語力を駆使して、自己紹介、英語を学ぶ目的、英語をこの先どう生かしたいのか、について話してもらった様子を撮影したものです。
なんとか何を言おうとしているのかが分かるレベル、といった感じでしょうか。
「My name is〜」「I'm from〜」などの中学英語の基礎の基礎は問題なく話せていますが、「英語を学ぶ目的」や「英語を使って何がしたいのか」などの複雑なテーマになってくると厳しいようで、身振り手振りを交えながら、知っている英語を繋ぎ合わせて必死に伝えようとしている様子が伺えるかと思います。
動画を撮り終えた後に一言感想を求めると、「いや〜英語って難しいですね(笑)」と抜群のスマイルで答えてくれたのが印象的でした。さすがのメンタルと度胸です。
半年後、彼はどれほど英語を話せるようになっているのでしょうか?
今回のプロジェクトのスケジュールとカリキュラムは以下の通り。
まずは1か月間、国内でみっちり自主学習をしてもらい基礎レベルの英語習得を目指します。
その後、フィリピンへ1ヶ月間の留学。10月からは、カナダ・バンクーバーの語学学校『VECTOR International Academy』へ留学し、最終的にそこでネイティブを前にした英語でのプレゼンテーションを成功させることが、このプロジェクトのゴールです。
与えられた時間は、半年。
最初の1ヶ月間で取り組む国内学習カリキュラムでは、中学校1年生レベルの簡単な英単語と文法を中心に学びます。
また年齢相応の日本語の読み書き能力も身につけてもらいます。
※本カリキュラムの作成・監修にあたっては、『VECTOR International Academy』代表の Mari 先生にご協力いただきました。また Mari 先生には、スタートから終了時までのモニタリングもご担当いただきます。
毎日、DMM英会話を1レッスンずつ受けてもらいます。
会話教材を使い、自己紹介や挨拶をはじめとする初級英会話の習得を目指します。
また、教材中の例文を暗記し、後述の英会話講師 Akene 先生とのレッスンの中で、「日本語→英語」の英作文を3カウント以内に行うトレーニングをします。
コミュニケーションを取る上では、語学力だけでなく、スピーカー個人の教養も欠かせません。
したがって、日本語のニュース記事を毎日チェックし、一般教養や時事知識、漢字の読み書き能力も高めてもらいます。
こちらは毎日ではなく週に2回、英会話講師 Akane 先生とのオンラインのマンツーマンレッスンです。
レッスンでは、学習する中で生まれた英語への疑問・質問に Akane 先生が答えたり、文法教材を使った文法指導を行います。
またレッスン時間外でも、Akane 先生には英語コーチとして、課題の進捗状況の確認や英語学習のアドバイスを適宜していただきます。
タイムリミットは半年。
果たして前田太尊は無事に英語を習得し、カナダでの英語プレゼンテーションを成功させることができるのでしょうか?
今後もDMM英会話ブログでは、彼の英語奮闘の日々を追っていきます!
それでは最後に彼の意気込みを。