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DMM英会話は小池裕太選手(ベルギー1部リーグ)の語学サポートをしています。

DMM英会話は小池裕太選手(ベルギー1部リーグ)の語学サポートをしています。

©STVV

まだどこかあどけなさを感じさせる22歳の日本人サッカー選手・小池裕太氏。大学を卒業後、多数あった選択肢の中から、あえて異国の地であるベルギー1部リーグ*シント=トロイデンVVと共に歩む道を選びました。

そんな小池選手は2018年の夏に渡欧以来、多国籍のサッカー選手等と同じ寮生活を送りながら、日々与えられた課題に向き合い、プロのサッカー選手として成長し続けています。

*2017年11月、合同会社DMM.comが経営権を取得。

最重要課題の一つは「英語」

▲トレーニング風景

©STVV

小池選手の重要課題の一つは英語力を身につけること。

サッカーというボーダーレスなボディーランゲージが遺伝子に深く刻み込まれていても、人と人とのコミュニケーションに必要な「言葉」には、まだまだ溝深いボーダーがあります。ユニバーサルランゲージというツールを駆使するためには、否が応でもある程度の学習はマストでしょう。

しかし、ベルギーに移籍するまで、ほぼ英語に触れたことがなかったと言う小池選手。そうした状況の中、約2ヶ月前の2018年12月、DMM英会話による小池選手の英語学習サポートは始まりました。

本記事では、小池選手の英語力到達目標や、それを達成するためのレッスンカリキュラムなどを紹介していきます。

【講師 兼 ライター紹介】
Michiru
アメリカ育ちの日英バイリンガル。某大手企業の組織人材開発部に所属していたが、家庭の事情により退職。現在、現地の大人向けESLプログラム講師、プライベートレッスン、現地校のアカデミックサポート、英作文指導、翻訳等をメインに活動中。DMM英会話講師トレーナー兼英会話講師も務めている。
講師紹介ページ: https://eikaiwa.dmm.com/teacher/index/24883/

長期目標は英語でインタビューに答えること

▲2019年1月、ベルギーのレセプションパーティーにて(左から木下康介選手、関根貴大選手、小池選手、鎌田大地選手)

©STVV

まず小池選手に「英語学習の目標」について尋ねてみると、「チームメイトや監督と意思疎通が出来るようになりたいです」と即答が返って来ました。海外で生活していく上で、語学力、特に共通語である英語力はサバイバルには欠かせない即戦力と言っても過言ではないでしょう。

次に、どこへ向かいたいのか、長期的な目標について尋ねてみると、「英語でインタビューの受け答えが出来るようになりたいです」と、少し照れくさそうに答えてくれました。

そんな小池選手の現在の英語レベルはビギナーレベル。今の地点から上記の目標を達成するため、以下のように英語学習を進めていきます。

レッスンについて

▲トレーニング風景(左からボリ選手[コートジボアール]、テシェイラ選手[ポルトガル]、ボタカ選手[コンゴ民主共和国]、厶マエ選手[ベルギー]、小池選手)

©STVV

2018年12月より、私との英会話レッスンが本格始動しました。通常のDMM英会話同様、オンラインのマンツーマンレッスンです。インターネットアクセスがあれば、どこでもレッスン可能なのは便利ですね!

年末年始には日本へ一時帰国、年始にはスペインへ遠征の為、レッスンを再開したのは1月中旬に入ってから。現時点では、未だ指折りのレッスン回数ですが、小池選手の英語学習に対する姿勢は意欲的。新年早々「がんばります!」と力強い言葉で意気込みを見せてくれました。

講師がアメリカ在住であるため、小池選手との時差は6時間。レッスンタイムは、小池選手の1日のスケジュールが比較的落ち着く夜の時間帯となります。

1回50分のレッスンを週2回。レッスンがない日は、可能な限りホームワークや自習に取り組んでもらいます。日本人講師とのレッスンで自信がついてきたら、DMM英会話のネイティブ講師や外国人講師とのマンツーマンレッスンを体験することも目標の一つです。

レッスン教材

学習スタイルは十人十色なので、一概に「これがベストです!」とは言えませんが、小池選手とのレッスンは下の2種類のDMM英会話教材と、Free Conversation(フリートーク)をメインに進めています。

『DMM英会話オリジナル文法教材』
『Grammar in Use』

英語習得には、Fluency(流暢性)とAccuracy(正確性)両方のバランスが大切です。まずは英語の土台を作るため、中高生レベルの文法教材を復習しながら、ボキャブラリーも強化していきます。

同時に、ナチュラルアプローチの英会話を心掛け、小池選手と英語でフリートークをしながら、リアルな場面で使える役立つ英語表現も毎回インプットしてもらっています。2つの教材を同時に使用するのは時間的に厳しいため、どちらか1つにフォーカスし、重複するコンテンツは自習をお願いしています。

レッスンの進め方

©STVV

How are you feeling today?
「今日の調子はどうですか?」

How was your day?
「今日はどんな一日でしたか?」

What did you do today?
「今日は何をしましたか?」

このような日常会話の基本でもあるスモールトークを取り入れ、スポーツ同様、ウォームアップ(準備体操)からのスタート。これを出来る限り反復することで、英語脳を養います。

また、チャットボックスを活用し、Authentic(リアル)なネイティブ流の英語表現をインプットしていきます。

▲実際のチャットボックス例

プロアスリートのスケジュールは常に流動的なので、定期的にレッスン日時を確保するのは簡単ではありません。そのため50分週2回のレッスンではカバーし切れない部分は、自習してもらうことで補っています。

おわりに

▲寮で自作の夕食を食べる小池選手

©STVV

継続は力なり。英語に限らず、確実に上達するには日々の積み重ねが重要です。

サッカーボールに触れるように、英語も少しでも毎日触れることが何より大事になってきます。

「習うより慣れよ」とも言いますが、英語に慣れるためには回数をこなすこと。そして、出来る限り実生活の中でアウトプットし、場馴れする。それを繰り返すことで、徐々に、臆せず英語を話すことが出来るようになっていきます。

サッカーや英語に限らず、何かをOwnする(自分のものにする)際に必要なのは、Resolution(断固とした決意)とRepetition(反復)とResponsibility(責任)。

サッカー選手としての活躍はもちろん、英語学習者である小池選手の今後の成長に期待しています!

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