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中高生から取り組むオンライン英会話のポイント

中高生から取り組むオンライン英会話のポイント

みなさんこんにちは。
元県立高校の英語教員で、今はオンライン英会話講師をしていますKurumiです。

新学期は学生さんたちにとって、何か新しいことを始めるのにうってつけの季節。

そんな中、「進級したけどウチの子の勉強は大丈夫なのかしら?」「そろそろ英会話を…」とお考えの親御さんもいらっしゃるのでは?

私は高校で英語を教えたのち、オンライン英会話講師をしている経験から、「多くの中高生のお子さんにオンライン英会話を活用してほしい」と思っています。

今回の記事では、中高生にオンライン英会話がおすすめの理由やその活用法、最後は中高生がオンライン英会話を継続するコツをお伝えします。

中高生へオンライン英会話をおすすめする3つの理由

中高生のオンライン英会話おすすめの理由3つ

まずは、中高生にオンライン英会話学習がおすすめの理由3つをご紹介します。

「生きた英語」の運用能力が必要な状況にある

昨年、英語民間資格・検定試験の大学入試への本格導入が延期されたのは、みなさん記憶に新しいですよね。これらの民間試験の導入は延期されましたが、2020年度からはセンター試験に代わる新しい「共通テスト」が始まります。

この「共通テスト」ですが、英語に関しては従来のセンター試験とは配点が大きく異なり、リーディング(5割)、リスニング(5割)と比重が半分半分になります。つまり、リーディングと同等のリスニング力が求められるので、受験生にとって「リスニングが苦手」は致命傷となります。

そして、英語を聞いて理解する「英語耳」を身につけるには時間がかかります。そこで、有効なのがオンライン英会話

「オンライン英会話って話すことがメインなんじゃないの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、実はオンライン英会話で"話す"ことがリスニング上達の近道になるんです。

日常的に講師の話す英語を聞くことで、英語に耳が慣れていきます。加えて、学校や塾で聞く、いわゆる「試験用の英語」ではなく、講師との会話の中で生まれる「生きた英語」に触れることができます。

また、コミュニケーションは相手の言っていることを「聞いて」自分が「話す」ことが前提なので、「聞く」が「話す」ために必要です。オンライン英会話では「話す」ことで、一緒に「聞く」力も養うことができます。

丁寧な指導を受けられる

学校では4技能をバランスよく伸ばすため、先生たちが熱心に指導をしていますが、技能によっては集団授業で十分に対応することができません。

例えば、ペアワークやグループワークなどを通じて話す活動をするとして、教員が全員の発言を全て聞いてフィードバックをあげることは不可能です。

また、作文を課題として与えることはいくらでもできますが、しっかりと添削してクラス全員を指導するのはとても時間がかかるので、ライティングの指導を生徒一人ひとりに満足に行うことは、事実上難しいでしょう。

一方オンライン英会話であれば、丁寧な個別指導が可能です。

スピーキングに関しては、講師とマンツーマンで25分間話すことができますし、その場で適切なフィードバックを得ることができます。

また、ライティングに関しては、自分の作文をレッスン中に添削してもらうことが可能。自分の間違いにも気づき、より良い表現も学べるのでどんどん作文が上達します。

※ 作文添削にはDMM英会話のノート機能がオススメです。詳細はこちら

忙しい中高生でも続けやすく、結果が出やすい

中高生は学校・部活・塾・習いごとなどで、忙しい日々を過ごしていることでしょう。そのようなお子さんたちにとって、英会話教室に定期的に通ってレッスンを受けることは負担が大きく、また合理的ではありません。

一方、オンライン英会話であれば、24時間のうちいつでも好きな時間にレッスンをご自宅から受けられます(DMM英会話の場合)。

英会話教室に通う時間と労力、そして費用対効果を考えても、オンライン英会話は合理的な手段と言えるでしょう。

また、英会話教室は多くの場合、週1~2回程度ですが、オンライン英会話では、毎日レッスンを受けられます。

英語はスポーツと同じで、毎日やって、長く続けることで結果が出てくるもの。したがって、パフォーマンスの観点からみても、オンライン英会話は非常におすすめです。

中高生のためのオンライン英会話活用法

中高生のためのオンライン英会話活用法

オンライン英会話がおすすめな理由を説明したところで、次は、中高生ならではのオンライン英会話活用法ををご紹介します。

学校授業のフォローアップ

もしお子さんが学校の授業についていけていないという状況であれば、講師と事前に読み練習をしたり、分からない部分を確認して授業に備えることができます。

ただ、このような予習学習よりも断然オススメなのが復習

学校では毎週単語テストをやっているところが多いかと思いますが、テストが終わるとせっかく覚えた単語を忘れがちです。

それは使う機会がないから。
そこで、単語テストで覚えた単語をレッスンで使ってみることで、より記憶に定着しやすくなります。

また単語の他に、学校で習った文法項目をもう一度、DMM英会話の文法教材を使って講師と一緒に復習してみるのもオススメ。やったままにせず、学校で習った表現を実際に使うことで、使える英語へとステップアップさせることができます。

【DMM英会話の文法教材】
『オリジナル文法教材』
『Grammar in Use』
『瞬間英作文』

発表の準備・練習

学校の英語の授業では、スピーチ発表をしたりしますが、多くの生徒は人前で英語で話すことが嫌いだったり、自信がないためにとても緊張してしまいます。

そのような発表の際には、講師と一緒に原稿を考えて練習することをおすすめします。本番での自信に繋がりますよ。

調べ学習に活かす

次は英語とは少し離れますが、面白い活用法です。

学校では総合学習をはじめとする教科で、調べ学習の課題がでることでしょう。

テーマに対して自分が調べたことをまとめる課題ですが、世界中にいる講師に自国の文化や社会問題についてインタビューし、自分の調べ学習に生かすことができれば、アウトプットに国際的な視点が加わりますよ。

民間の試験・検定試験対策

学校や塾ではリーディングの指導を中心に受けているので、オンラインレッスンでは、特にライティングスピーキング対策に力を入れることをおすすめします。

作文を書いたらすぐに講師に添削してもらって、アドバイスをもらいましょう。

スピーキングに関しては、日頃のレッスン自体が対策となりますが、試験前は面接で聞かれる項目を重点的に練習しましょう。DMM英会話の『英語検定対策教材』は中高生に特にオススメです。

中高生がオンライン英会話を続けるコツ

中高生がオンライン英会話を続けるコツ

最後に、最も大切で難しい点についてのアドバイスです。

大人にとっても同じなのですが、英語学習はいかにモチベーションを保ちながら継続できるかが成果を左右します。

「やってもらいたいけど本人が乗り気じゃない」
「やりたいと言っているけど続かなそう」

そんな不安を抱える親御さんも多いかと思います。

そこで、お子さんにオンライン英会話を続けてもらうために、以下のようなアプローチをしてみてはいかがでしょうか?

目標を設定する

目標を設定する

▲会員ページTOP

DMM英会話には今まで何分間レッスンを受けたかカウントする機能があります。その機能を使って、例えば「今月は500分に達成する」などの目標を設定することで、モチベーションのひとつにできます。

また、シンプルに「今月は週5日レッスンを受ける」という目標設定でも良いでしょう。

メダルを集める

メダルを集める

▲メダルコレクションページ

DMM英会話には、レッスンを受けるとその講師の国籍を表した国旗メダルをGETできる「メダルコレション」という機能があります。

例えば、フィリピン人講師のレッスンを受けると、レッスン回数に応じてフィリピンの国旗メダルを受け取ることができ、このメダルを集めることをモチベーションの一つに頑張っているユーザーさんも多いです。

インセンティブを用意する

目標に達成できたらご褒美をあげましょう。

プレゼントをあげたり、特別なお出かけをしたり。シンプルですが、お子さんのやる気増大に効果抜群です。

褒めて承認欲求を満たす

大人でも褒められると嬉しいですが、子供が親に褒められればその効果は絶大。

「毎日やってて偉いね!」「英語が上手になってすごいね!」のようなポジティブな声がけを続けて、お子さんのやる気をキープしましょう。

自分(親)も一緒にやってみる

何事も継続するのに、仲間の存在があると力になります。

親御さんも一緒にオンライン英会話をすることで、続けてもらうための説得力も増しますし、お互いの英語学習を支え合うことができます。

「今日はこんな先生とこんな話をした」、そんなちょっとしたコミュニケーションが、継続には大きな力を発揮しますよ。

レッスン時間を固定し習慣化

オンライン英会話をルーティーン化するには、レッスン時間の固定が有効です。

例えば、朝学校へ行く前の7時〜、夜寝る前の21時〜というように、固定化することでモチベーションの波を軽減することができます。

次の日のレッスン予約は、その日のレッスンが終わってすぐに、同じ時間に予約してしまいましょう。

英語を実践で使う場を作る

実際に海外旅行へ行ったり、短期留学ができそうであれば、そのような機会が子供のやる気を一段に上げてくれるはずです。

そのような機会を作るのが難しそうであれば、日本国内で英会話カフェに親子で行ってみたりするのも良い刺激になりますよ。

おわりに

実際に私立の学校では、オンライン英会話の導入がすでに始まっています。

子供たちに今必要なのは、「学校と塾の英語」だけではなく、「本当に使える英語」を楽しみながら身につけてもらうことです。その「本当に使える英語」は結果的に、将来の進路実現に大いに役立ちます。

今回の記事が、少しでも「うちの子にもオンライン英会話をすすめてみようかな?」と思うきっかけになれば幸いです。

親御さんと講師、2人3脚でお子さんの英語学習をサポートをしていきましょう!