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【1分解説】adviceとadviseの違いとは?用法を覚えて正しく使い分けよう

【1分解説】adviceとadviseの違いとは?用法を覚えて正しく使い分けよう

みなさんは advice と advise の違いをご存知ですか?

一文字違いで意味も似ていますが、実は発音も使い方も全く異なります!

今回は、advice と advise の違いと用法をわかりやすく解説します。

Advice の使い方

advice という単語は、「助言」や「忠告」という意味を持つ名詞です。日本語でも「アドバイス」と言いますよね! 発音は、「アドヴァイス」です。

では advice を使った例文を見てみましょう。

My uncle has always given me good life advice.
「叔父はいつも私に人生に関する良いアドバイスをくれる」
I asked my doctor for advice on how to lose weight. 
「体重を減らす方法について医師にアドバイスを求めました」
I don't know what to do. Can you give me some advice?
「何をしたらいいかわからない。どうしたらいいと思う?(アドバイスしてくれる?)」
You didn't ask for my advice, but I'd take the deal if I were you.
「アドバイスしてくれとは頼まれてないけど、私だったらその取引を引き受けるよ」

このように、重大な決断や、それほど重要でもない選択に対してアドバイスを求めることはよくあることなので、覚えておくととても便利な言葉です。

人の提案を受け入れるときには「take someone's advice」という表現を使います。

I wish I took your advice. Buying that used car was a bad idea.
「あなたのアドバイスを参考にすればよかった。あの中古車を買ったのはまずかった」

ちなみに、advice は不可算名詞なので、a/an advice と言うのは間違いです。しかし、「a piece of advice」と言うことはできます。

Let me give you a piece of advice: Put away your phone and enjoy the moment.
「ひとつアドバイスしよう: スマホをしまって、この瞬間を楽しもう」

advise の使い方

続いて、advise は「アドバイスする」という意味の動詞です。この単語にはややフォーマルな響きがあり、名詞形の advice ほど多く使われません。

一つ気をつけたいのが、発音です。「アドヴァイ」と、しっかりと最後の「ズ」を強調しましょう。

She advised me to leave even earlier than I planned.
「彼女は私に、予定よりもっと早く帰るようにアドバイスしてくれました」

同じ考えをよりカジュアルに表現するには、単に tell を使うことができます。

She told me it was a good idea to leave even earlier than I planned.
「予定よりさらに早く帰るのがいいとアドバイスされました(言われました)」

なお、命令や指示のように聞こえないように、「a good idea」を加えています。

My teacher advised me to spend more time studying.
「先生からは、もっと勉強に時間をかけるようにとアドバイスされました」

友達から聞くような気軽なアドバイスとは違い、advise は権威や専門性、相手より知識があるというニュアンスが含まれます。

His lawyer strongly advised him not to speak to reporters.
「彼の弁護士は、記者と話さないようにと強く忠告した」
I was advised to read the contract carefully before signing it.
「契約書にサインする前に、契約書をよく読むようアドバイスされた」
I advised my patient to try and get more exercise.
「私は患者さんに、もっと運動するようにとアドバイスしました」

そのほかの用法

関連した名詞の一つに advisory(アドヴァイゾリー)があります。これは天気予報でよく使われ、「警告」や「勧告」という意味で使われます。

The weather advisory said there will be rain and strong winds this afternoon.
「今日の午後は雨と強風が予想されます」

また、advisory は形容詞にもなります。諮問委員会のような、意思決定を行う特別な人たちのグループを表すのによく使われます。

We need time to let the advisory board review the details.
「諮問委員会に詳細を確認させるための時間が必要です」

そして今回取り上げる最後の単語は、名詞の advisor です。これは、他人にアドバイスをする人、ときには専門的にアドバイスをする、カウンセラーのような人です。また、地域によっては adviser と表記されることもあります。

I have an appointment to speak with my advisor this afternoon. I won’t make a decision until then.
「今日の午後、アドバイザーと話す約束をしています。それまでは決めないつもりです」

Advice と advise を正しく使い分けよう!

今回特集した二つの単語は、友人同士や専門家と話すときなど、日常生活で使う機会が多い言葉です。

そのため、違いや用法をしっかり覚え、うまく使い分けることが大事です。

この記事を参考に、使い分けを意識しつつ実際の会話の中でも活用してみてください!