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動物を使った表現で人の特徴を表せる!?英語の動物比喩表現10選

動物を使った表現で人の特徴を表せる!?英語の動物比喩表現10選

英語では、動物の名前を使って人の特徴を表現することがあります。

もし誰かが「rat(ネズミ)」と呼ばれているのを聞いたら、あまり良い意味ではなさそうだな…思うかもしれません。では、具体的にどういう意味なのでしょうか?

この記事では、10の動物の名前を紹介し、その名前がどのような人々を表現するのかを説明します!

もちろん、なかには良い意味のものもあれば、悪いものもあります。しかし、人の特徴を動物で表現して端的に伝えられるなんて、興味深いですよね。

説明を読む前に、リスト上の各名前を見て、どのような人々を表現するのかを予想してみましょう! 日本語での表現と比較しても、面白いかもしれません。

Guinea pig(モルモット)

長い間、モルモットは実験動物として非常に人気がありました。そのため、誰かがリスキーなことを最初に試す場合や、なんらかの実験対象になっているような場合、この表現を使います。日本語でもっとも意味が近い表現は「実験台」です。

I signed up to be a guinea pig for the medical trial.
「私は医薬品の試験のための被験者(実験台)に登録しました」
No one's done this before? Why do I feel like they're using us as their guinea pigs?
「これ誰もやったことがないの? 私たちをモルモット(実験台)にしているように感じるのはなぜ?」

Grasshopper(キリギリス・バッタ)

長い足を持つ緑色の昆虫以外を指す「キリギリス(grasshopper)」という言葉は、学生や未経験者を表す俗語的な用語でもあります。この用法は、1972年にデビューしたアメリカの武道テレビシリーズ「Kung Fu(カンフー)」に由来します。

その番組では、賢明な師匠が若い弟子を指すためにこの言葉を使っています。多くの人がこの起源を知らないかもしれませんが、それでも今でもよく使われ、いつも冗談めかして使われます。

Patience, young grasshopper. You will learn everything at the proper time.
「我慢しなさい、若いキリギリスよ。適切なときに全てを学べるでしょう」

Teddy bear(クマのぬいぐるみ)

クマは通常、大きくて怖い動物と考えられています。一方で、テディベアは子供向けの柔らかくて可愛らしいおもちゃです。人を「テディベア」と呼ぶことは、実際にはこれらの2つのアイデアの組み合わせです。

誰かをテディベアと呼ぶ場合は、側から見ると怖くて意地悪そうであるものの、実際はとても優しくて親切であることを意味します。

Mitch might seem unfriendly at first, but when you get to know him, you'll see he's a teddy bear.
「ミッチは最初は不愛想に見えるかもしれないけど、彼を知っていくと、彼が実はすごく優しくて思いやるのある人だということがわかるよ」

Cougar(クーガー(山猫))

クーガーは、北アメリカと南アメリカ全体に生息する大きな猫で、マウンテンライオンやピューマとも呼ばれます。クーガーは鹿やヤギ、羊などの大きな動物だけでなく、小さなげっ歯類なども狩ります。

しかし、「クーガー(cougar)」と呼ばれる人たちは、まったく異なるものを狩るのです!2000年代初頭以降、これは年下の男性とのデートが好きな女性を指す俗語となりました。

I don't think he's interested in women his age. He usually dates cougars.
「彼は自分の年代の女性には興味がないと思う。彼は通常、年上の女性とデートするんだ」

Weasel(イタチ)

イタチは、世界中のさまざまな国で見られる、長い体と短い足を持つ小型哺乳動物です。しかし、人を指す場合、「weasel(イタチ)」は、ずる賢い人や信頼できない人を表します

I'd be careful around him if I were you. He's got a reputation for being a weasel.
「僕が君だったら気をつけるね。彼はずる賢くて信用できないという評判だ」

さらに、「weasel one's way out of something」という表現があります。これは、責任や難しい状況を避けたり逃れたりすることを意味します。

Tim somehow weaseled his way out joining the meeting. So the boss gave his assignment to me instead!
「ティムはなんとか会議に参加しないようにしたんだ。だから上司がその仕事を代わりに私に任せたんだ!」

Mole(モグラ)

モグラは、穴を掘って地下を移動することでよく知られている小動物です。彼らは突然現れる存在です。人気ゲーム「モグラ叩き」に基づいて作られたイメージもあり、さらにはスーパーマリオのゲームにもキャラクター(チョロプー)として登場しています。

モグラは目に見えにくい場所を移動することで知られているため、英語ではこの用語をスパイの一種を指すためにも使用します。ライバルに収集した情報を秘密裏に共有しながら国や組織に入り込む人々のこともモグラと呼びます。

The president is being extra careful because he believes there is a mole hiding in his organization.
「社長は組織内にスパイが潜んでいると信じているため、特に注意を払っている」

Lone wolf(一匹狼)

オオカミは群れで生活し、移動することで知られています。そのため、人を「一匹狼」と呼ぶことは、彼らがしばしば一人でいることを示しています。日本語でも同じ表現が使われているので覚えやすいですね!

また、「一匹狼」のニュアンスは孤独感よりも独立性の方が強いです。つまり、単に一人での方が快適であり、他人からの援助を必要としないか求めていないタイプの人を指すことも多いようです。

Terry is a bit of a lone wolf; he's friendly, but he doesn't have many close friends.
「テリーは少し一匹狼のタイプだ。彼はフレンドリーだが、親しい友達はあまりいない」

Unicorn(ユニコーン)

ユニコーンは、馬に似ていますが、前頭部から一本のまっすぐな角が突き出ている伝説の生物です。ファンタジーの存在であり、現実には存在しないため、この用語は非公式な場面で、非常に珍しく、ほとんど見つけることができない人や物を指すためによく使用されます。

I can't believe how lucky we are to have found Susan. She has all of the skills needed for the job. She's a unicorn. 
「スーザンを見つけることができたのは本当に幸運です。彼女はその仕事に必要なすべてのスキルを持っています。彼女は非常にレアな存在です」

Rat

一部の人々はネズミ(mouse/mice)を可愛いと思うことがありますが、それとは違い、ネズミ(rat)は通常嫌われ、汚いまたは怖い動物と見なされます。そのため、人を指す場合も否定的な意味を持ちます。

人を「rat(ネズミ)」と呼ぶと、信用できない人や悪い人を意味することが多いでしょう。

I can't believe he just abandoned you in a strange place with no money or help. What a rat!
「君を見知らぬ場所にお金も助けもないまま置いて行ったなんて信じられない。何てひどい奴だ!」

また、「rat on」あるいは「rat them out」という表現は、秘密にすべき機密情報を共有することで、他人を裏切ることを意味します。

I never should have trusted you — I knew you would rat me out someday.
「君を信じるべきではなかった — いつか必ず君は私のことを裏切るとわかっていた」

さらに、特定の場所に多くの時間を過ごす人を指す場合もあります。日本語でいう、「常連」という表現がこれにあたります。この用法は、上記のものほど否定的な意味はありません。

He and his friends are a bunch of mall rats; they go there every day after school.
「彼と彼の友達はショッピングモールの常連だよ。彼らは毎日学校の後にそこへ行くんだ」

Shark(サメ)

サメはもちろん、大きくて非常に危険な魚であり、人間を襲うことで知られています。そんなサメを題材にした映画「ジョーズ」は、1975年に公開され、人々に大きな衝撃を与えました。

「サメ」で表されるような人は、成功を達成するために嘘をついたり、盗んだり、不正行為を行ったりするビジネスパーソンのことを指します。

That company is very successful, but everyone will tell you that it’s run by a bunch of sharks.
「その会社は非常に成功していますが、成功のためならなんでもする人たちによって経営されているとみんなが言うでしょうね」

Workhorse(働き馬)

Workhorse は、競馬や乗馬ではなく仕事に使われる馬です。強靭で頼りにされることで知られています。

人について話す際、困難な状況や長時間にわたっても優れた仕事をすることのできる人のことを指します。

My team is full of workhorses. We were all at the office until late into the night and nobody complained once.
「私のチームは働き者ばかりです。私たちは夜遅くまでオフィスにいても、誰も一度も不平を言いませんでした」

この用語は機械に対しても使用されることがあります。

This fax machine is a real workhorse. I bought it 30 years ago and it's still going strong!
「このファックス機は本当に働き者です。私が30年前に購入しましたが、今でも頑強に動いています!」

動物を使った比喩表現で会話をより楽しくしよう!

「あの人は嫌いだ。彼はずる賢いと思う」と、誰かに対して言いたくなることもありますよね。

しかし、そう言葉にする代わりに「彼は weasel だ!」と言ってみてはどうでしょう。そうすることで、より端的でわかりやすく、豊かな表現になります。

こういった比喩表現を会話のなかに交えることで、より一層会話を楽しみながら、ネイティブスピーカーに近い英語を身につけることができるでしょう。

人々に対して使える動物の名前は他にもたくさんありますが、まずは今回紹介した10個の表現から実際に使ってみましょう!