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「とにかく」って英語でなんていう?わかりやすい表現フレーズ5選

「とにかく」って英語でなんていう?わかりやすい表現フレーズ5選

「とにかく、この仕事は終わらせてください」

「私はとにかくあの店に行きたい!」

このように、「とにかく」って日常生活でもよく使う便利な言葉ですよね。

英語にも同じ内容を表す表現はいくつかあります。

今回は、「とにかく」と英語でわかりやすく表現するフレーズを5つ、使う場面ごとに紹介していきます!

すぐに使える表現ばかりですので、参考にしてみてくださいね。

「とにかく」を表す表現5選

Anyway

おそらく最も一般的な表現で、「とにかく」の意味で使えます。

Anyway は、新たなトピックに移る際や何かについて話す前に、前提を整理するために使われる言葉です。また、会話の途中で他の人の話を打ち切る際にも使うことができます。

I'm not sure if I'll have time, but I'll try to come to the party anyway.
「時間が取れるかどうかわからないけど、とにかくパーティーには来るようにするよ」
I forgot to bring my umbrella. Anyway, it looks like it's going to stop raining soon.
「傘を持って来るのを忘れた。とにかく、もうすぐ雨がやむみたいだね」
Anyway, let's get back to the main topic.
「とにかく、本題に戻ろう」

In any case 

In any case は、「何があっても」「どのような状況でも」という意味で使用できます。

文脈によって異なる意味を持つことがありますが、一般的には「とにかく」「どんな場合にも」という意味です。話し手が既存の情報や議論をまとめる際に使うことが多い表現でもあります。

I'm not sure if he'll arrive on time. In any case, we can start the meeting without him.
「彼が時間通りに到着するかどうかはわからないけれど、とにかく、彼なしで会議を始めることができる」
In any case, we need to be prepared for any outcome.
「とにかく、どんな結果にも備える必要がある」
The price might change, but I'll reserve the tickets now. In any case, we secure our spots.
「価格は変わるかもしれませんが、チケットを予約します。とにかく、我々の席を確保しましょう」

Regardless 

「どのような場合でも無関係に」という意味で使われます。

Regardless も文脈によって異なる意味を持つことがありますが、一般的には「どのような状況でも関係なく」または「無視して」という意味です。

Regardless of the weather, we are going on our picnic tomorrow.
「天気に関係なく、とにかく明日はピクニックに行くつもりだ」
She continued to work diligently regardless of the late hour.
「夜遅くなっても、とにかく彼女は一生懸命仕事を続けました」
Regardless of the outcome, I'm proud of your efforts.
「結果にかかわらず、とにかく君の努力に誇りを感じています」

At any rate

At any rate は、「どのような状況でも」または「いずれにせよ」という意味で使われます。会話や文章で前提をまとめ、新しいトピックに移行する際に使われ、さまざまな文脈で使うことができます。

At any rate, we have to finish this project by Friday.
「とにかく、金曜日までにこのプロジェクトを終わらせなければならない」
The movie was a bit confusing, but at any rate, the special effects were spectacular.
「映画は少しわかりにくかったけれど、とにかく、特殊効果は素晴らしかった」
At any rate, I got the main idea even though I wasn't able to finish the book.
「その本を読み終えることはできませんでしたが、とにかく、主なアイデアは理解できました」

Anyhow 

Anyhow は、「どのような方法であれ」「どうにかして」という意味で使えます。会話や文章で話の流れを続けたり、新しいトピックに移行したりする際に便利な表現です。ある状況を要約して言うのに適しています。

Anyhow, we managed to complete the assignment.
「とにかく、何とか課題をクリアすることができた」
I couldn't find my keys, but I managed to unlock the door anyhow.
「鍵が見当たらなかったけど、とにかく、ドアを開けることができた」
He was running late and got stuck in traffic, but he made it to the meeting anyhow.
「彼は交通渋滞に巻き込まれて遅れていましたが、とにかく会議には間に合いました」

Anyhow は、逆境や困難にもかかわらず、目標を達成したことを表現しているようですね。

それぞれの使い分け方

これらは似たような機能を持っていますが、使い方には微妙な違いがあります。一般的な使い方はすでに紹介しましたが、ここでは違いに着目して紹介します。

Anyway

別の話題や考えに移るときに使います。また、会話や考えを終え、次の話題に移るときにも使うことができます。

In any case

議論中のトピックに関連する重要な点を紹介したりまとめたりするときに使われます。つまり、現在の主題に関連する追加情報を要約したり提供したりするときに使われるということです。

Regardless

他の状況にもかかわらず、何かが真実であることや、適用可能であることを強調するために使われます。

At any rate

前の議論とは直接関係のない、別の論点や結論となる論点を紹介するときに使用します。主題の別の側面に切り替わるときや、文を締めくくるときによく使われます。

Anyhow

別のトピックを紹介するときや、前のトピックとは直接関係のない情報を追加するときに使われます。

それぞれ微妙な違いなので、慣れるまではわかりにくいかもしれません。実際には、これらのフレーズの選択は、会話や文章の具体的な文脈によって異なります。

In any case と regardless は一般的に関連性や普遍性を強調するときに使われ、anyway、at any rate、anyhow は異なるトピックに移行するときや追加情報を提供するときによく使われます。

適切な選択はコミュニケーションの流れや焦点によるので、あまり難しく考えずにまずは使って慣れていくことが大事ですね!

いろいろな表現を使ってみよう!

日本語では「とにかく」という一言だけでさまざまな意味を表すことができます。

英語ではいろいろな表現を使って「とにかく」という意味を表すので、覚えて使ってみましょう。

毎回同じ表現だけだと表現の幅は広がりません。

学んだ表現を次の英会話で使ってみることで、自然と覚えられます!

みなさんも今回紹介した表現をぜひ会話のなかで使ってみてくださいね。