「とにかく」って英語でなんていう?わかりやすい表現フレーズ5選
「とにかく、この仕事は終わらせてください」
「私はとにかくあの店に行きたい!」
このように、「とにかく」って日常生活でもよく使う便利な言葉ですよね。
英語にも同じ内容を表す表現はいくつかあります。
今回は、「とにかく」と英語でわかりやすく表現するフレーズを5つ、使う場面ごとに紹介していきます!
すぐに使える表現ばかりですので、参考にしてみてくださいね。
「とにかく」を表す表現5選
Anyway
おそらく最も一般的な表現で、「とにかく」の意味で使えます。
Anyway は、新たなトピックに移る際や何かについて話す前に、前提を整理するために使われる言葉です。また、会話の途中で他の人の話を打ち切る際にも使うことができます。
In any case
In any case は、「何があっても」「どのような状況でも」という意味で使用できます。
文脈によって異なる意味を持つことがありますが、一般的には「とにかく」「どんな場合にも」という意味です。話し手が既存の情報や議論をまとめる際に使うことが多い表現でもあります。
Regardless
「どのような場合でも無関係に」という意味で使われます。
Regardless も文脈によって異なる意味を持つことがありますが、一般的には「どのような状況でも関係なく」または「無視して」という意味です。
At any rate
At any rate は、「どのような状況でも」または「いずれにせよ」という意味で使われます。会話や文章で前提をまとめ、新しいトピックに移行する際に使われ、さまざまな文脈で使うことができます。
Anyhow
Anyhow は、「どのような方法であれ」「どうにかして」という意味で使えます。会話や文章で話の流れを続けたり、新しいトピックに移行したりする際に便利な表現です。ある状況を要約して言うのに適しています。
Anyhow は、逆境や困難にもかかわらず、目標を達成したことを表現しているようですね。
それぞれの使い分け方
これらは似たような機能を持っていますが、使い方には微妙な違いがあります。一般的な使い方はすでに紹介しましたが、ここでは違いに着目して紹介します。
Anyway
別の話題や考えに移るときに使います。また、会話や考えを終え、次の話題に移るときにも使うことができます。
In any case
議論中のトピックに関連する重要な点を紹介したりまとめたりするときに使われます。つまり、現在の主題に関連する追加情報を要約したり提供したりするときに使われるということです。
Regardless
他の状況にもかかわらず、何かが真実であることや、適用可能であることを強調するために使われます。
At any rate
前の議論とは直接関係のない、別の論点や結論となる論点を紹介するときに使用します。主題の別の側面に切り替わるときや、文を締めくくるときによく使われます。
Anyhow
別のトピックを紹介するときや、前のトピックとは直接関係のない情報を追加するときに使われます。
それぞれ微妙な違いなので、慣れるまではわかりにくいかもしれません。実際には、これらのフレーズの選択は、会話や文章の具体的な文脈によって異なります。
In any case と regardless は一般的に関連性や普遍性を強調するときに使われ、anyway、at any rate、anyhow は異なるトピックに移行するときや追加情報を提供するときによく使われます。
適切な選択はコミュニケーションの流れや焦点によるので、あまり難しく考えずにまずは使って慣れていくことが大事ですね!
いろいろな表現を使ってみよう!
日本語では「とにかく」という一言だけでさまざまな意味を表すことができます。
英語ではいろいろな表現を使って「とにかく」という意味を表すので、覚えて使ってみましょう。
毎回同じ表現だけだと表現の幅は広がりません。
学んだ表現を次の英会話で使ってみることで、自然と覚えられます!
みなさんも今回紹介した表現をぜひ会話のなかで使ってみてくださいね。