Hiroe H
(更新)
【ビジネス】英語の自己紹介で好印象を与えるポイントと役立つ70フレーズ
みなさんは英語で自己紹介をするとき、気をつけていることはありますか？
どんなシチュエーションでも第一印象は大切ですが、特にビジネスシーンではとても重要ですよね。今日はビジネスシーンの自己紹介で使える英語フレーズを、シチュエーション別に紹介したいと思います。
どれも良く使う表現ですので、英語初心者の方は、ご自身の情報に置き換えてそのまま使っていただいても結構ですし、英語中級〜上級者の方は、ぜひ自己流にアレンジして使ってみてください。
ネイティブのように英語で自己紹介できるようになって、好印象を持ってもらいましょう！
ビジネスシーンで英語で自己紹介をするときのポイント・注意点
英語がどんなに完璧でも、態度がぎこちなかったり、日本のマナーを押し付けてしまったりすると、相手は戸惑ってしまいますよね。
ここでは、英語で自己紹介する際、相手に好印象を持ってもらえるようにするポイントと注意点をいくつか挙げてみたいと思います。
アイコンタクトをとる
お辞儀の文化を持つ私たち日本人にとって、挨拶のときのアイコンタクトが苦手、という人も多いかもしれませんが、欧米人と挨拶をするときはアイコンタクトがとても重要です。
ちらっと見てすぐ目をそらしたり、目を見ることすらしなかったりすると、大変失礼になりますので、相手の目をしっかり見て挨拶をしましょう。
握手はしっかり2〜3秒
これは日本人だけに限りませんが、ときどき握手をするときに、手の指の部分だけをフニャっと握って握手をする人や、しっかり手を握る間もなくさっさと手を離してしまう人、逆にずっと手を握り続けてなかなか放してくれない人などがいます。
これらもあまり良い印象を与えませんので、握手の際はだいたい2〜3秒くらいを目処に、相手の手をしっかり握ると良いでしょう。
名刺交換はリラックス
新入社員になってビジネスマナー研修を受けられた方は、名刺交換のやり方を何度も練習したのではないでしょうか？
実はみなさんが一生懸命覚えた名刺交換のマナーやタイミングは、欧米人には通用しません！ それどころか、外国人の中には交換した名刺にメモ書きをする人もいます。
これは単に文化の違いで、悪意があってやっているわけではありません。逆に名刺交換のマナーがない分、リラックスして名刺交換ができますね。
はっきりゆっくり話す
アイコンタクトや握手がしっかりできても、ボソボソと聞き取りにくい声で自己紹介しては、相手に好印象を持ってもらえませんよね。
相手は日本人の話す英語に慣れていないかもしれませんから、正しく聞き取ってもらえるよう、はっきり、ゆっくり話すことを心がけてください。
特に日本人の名前は外国人にとって覚えるのが難しいでしょうから、ニックネームや短縮した名前を覚えてもらうのも一つの手ですね。
お辞儀はする？
日本ではお辞儀はビジネスマナーの基本。読者の皆さんの中にも、社会人になって正しいお辞儀の仕方を学んだ方がいると思います。
ですが、お辞儀はあくまでも日本の文化であるため、英語で自己紹介をするときにお辞儀をすると、かえって相手に居心地の悪い思いをさせてしまうかもしれません。
お辞儀をしなくても無礼にはならないので、欧米人に自己紹介をするときは、お辞儀をする必要はないですよ！
ビジネスシーンで自己紹介をするときの英語フレーズ
それでは実際に、自己紹介するときの英語フレーズを見ていきましょう。
はじめましての挨拶の英語フレーズ
初めて会う相手には、突然名前を名乗るより、「はじめまして」と挨拶から始めた方が自然です。
ここでは自分のことを話し始める前の前置き、「はじめまして」の挨拶の英語フレーズを紹介します。
Hello, it’s very nice to meet you.
「こんにちは、お会いできて大変光栄です」
Hello, I don’t think we have met.
「こんにちは、初めてお会いしますよね」
I’m pleased to meet you.
「お目にかかれて光栄です」
I don’t think we have been introduced yet.
「まだきちんと紹介していないですよね」
It’s a pleasure to meet you.
「お会いできて光栄です」
Allow me to introduce myself.
「自己紹介させてください」
It’s so nice to finally meet you.
「やっとお会いできて嬉しいです」
自分を紹介する英語フレーズ
自分の名前や出身地、趣味、学歴など、もう少し個人的なことを紹介してみましょう。
名前を伝える英語フレーズ
まずは自己紹介の基本中の基本、名前から見てみましょう。
My name is Takashi Yamada.
「私の名前は山田隆です」
おなじみの英語フレーズですね。フォーマルな感じがするので、ビジネスシーンでは使えますが、友人間ではあまり使いません。
I’m Takashi Yamada.
「私は山田隆です」
こちらはビジネスでもカジュアルでも使える英語フレーズです。
Takashi Yamada.
「山田隆」
名前だけを言う場合もあります。この場合、握手とアイコンタクトは欠かせませんので、しっかり相手の目を見て、手を握りながら言うと良いでしょう。
Please call me Taka.
「タカと呼んでください」
相手に呼んで欲しい名前を伝える言い方です。名前が難しい、または長いときは、相手が覚えやすいようにニックネームや短縮した名前を使うのもオススメ。
You can call me Taka.
「タカと呼んでくれて構いません」
こちらも先の例と同じです。カジュアルでもフォーマルでも使えます。
出身地を伝える英語フレーズ
では次に出身地を言う場合を見てみましょう。
ビジネスシーンでの出身地の紹介は必ずしも必要ではありませんが、相手との何らかの共通点を見つけられるかもしれませんので、簡単に紹介すると良いと思います。
I’m from Nagano.
「私は長野出身です」
もしかすると相手は長野が日本にあることを知らないかもしれません。その場合、I’m from Nagano, Japan.「私は日本の長野出身です」のように言うと良いでしょう。
I was born and raised in Osaka.
「私は生まれも育ちも大阪です」
I grew up in London until I was 10 years old.
「私は10歳までロンドンで育ちました」
I live in Saitama, but I work in an office in Tokyo.
「私は埼玉に住んでいますが、東京のオフィスで働いています」
I live in Yokohama now, but I’m originally from Fukuoka.
「私は今横浜に住んでいますが、もともとは福岡出身です」
I lived in New York for 10 years when I was a kid.
「私は子供のころニューヨークに10年間住んでいました」
趣味を伝える英語フレーズ
相手や自己紹介の場の雰囲気を見極める必要がありますが、共通の趣味を発見することで相手と親しくなれるかもしれませんし、興味深い趣味を持っていれば、相手に自分のことを覚えてもらうチャンスにもなります。
One of my hobbies is collecting magnets from all the places I have visited.
「私の趣味の１つは、訪れた全ての場所のマグネットを集めることです」
I like to travel all over Japan and visit temples and shrines.
「私は日本全国のお寺や神社を巡るのが好きです」
I like traveling abroad with my best friends.
「私は親友と海外旅行をするのが好きです」
I enjoy reading mystery novels when I’m off work.
「仕事が休みのときにミステリー小説を読んで楽しみます」
I’m interested in coins and stamps.
「私は硬貨や切手に興味があります」
I enjoy playing golf when I have some spare time.
「私は時間があると、ゴルフを楽しみます」
I’m really into the Keto diet now.
「私は今ケトジェニックダイエットにはまっています」
I’m a huge fan of the Portland Trail Blazers.
「私はポートランド・トレイルブレイザーズの大ファンです」
学歴を伝える英語フレーズ
最後は学歴を伝える英語フレーズです。
I studied Mechanical Engineering at ABC (University).
「私はABC大学で機械工学を学びました」
I majored in Economics at ABC (University).
「私はABC大学で経済学を専攻しました」
I received an MBA from ABC (University).
「私はABC大学でMBA（経営学修士号）を取得しました」
仕事を紹介する英語フレーズ
ビジネスシーンでの自己紹介では、自分がどのような仕事をしているか、またはどのような経歴や学歴を持っているかをしっかり相手に説明することが重要です。
会社名を伝える英語フレーズ
まずは会社名を名乗る英語フレーズです。
I work for ABC Company.
「私はABC会社に勤めています」
I’m with/from ABC Company.
「私はABC社の者です」
I work at ABC law firm.
「私はABC法律事務所で働いています」
職種・業界・部署を伝える英語フレーズ
次に職種・業界・部署などを伝える英語フレーズです。
I’m an actuarial scientist at ABC Insurance.
「私はABC保険会社の保険数理士です」
I work as an interior decorator.
「私はインテリアデコレーターとして働いています」
I’ve been working in the IT industry for 15 years.
「私はIT業界で15年働いています」
I work in the field of environmental technology.
「私は環境技術の分野で働いています」
I’m in the sales department of ABC Company.
「私はABC会社の営業部にいます」
I’m in charge of the digital marketing at ABC.
「私はABC社のデジタルマーケティングの責任者です」
I manage the legal department at an insurance company.
「私は保険会社の法務部を管理しています」
I’m a pediatrician and I specialize in the respiratory system.
「私は小児科医で、呼吸器専門です」
My background is in marketing and sales.
「私は営業企画と販売に携わってきました」
会社について紹介する英語フレーズ
前項では自分の部署、業務、経歴などを紹介する英語フレーズを挙げましたが、自分の勤める会社がどのような会社なのかを説明する場合、どのように言えば良いか見ていきましょう。
We’re the biggest seafood wholesale company in North America.
「弊社は北米で最大のシーフード卸し会社です」
We’re a car manufacturer that is based in Nagoya.
「弊社は名古屋に拠点を置く自動車製造業者です」
Our company is an American insurance company with offices all over the world.
「弊社はアメリカの保険会社で世界中にオフィスがあります」
Our company is involved in the import business.
「わが社は輸入会社です」
Our headquarters are in Tokyo, but I’ve been working at the Osaka office for 20 years.
「弊社の本社は東京ですが、私は大阪オフィスで20年働いています」
Our main office is here, but we have branches in Hong Kong, Seoul, Bangkok and Beijing.
「わが社の本店はここですが、香港、ソウル、バンコク、そして北京にも支店があります」
We’re a listed company with more than 1,000 employees.
「弊社は1000人以上の従業員を持つ上場企業です」
We’ve been in business for 120 years.
「わが社は創業して120年になります」
Our company manufactures parts for watches and clocks.
「弊社は腕時計や時計の部品を製造しています」
We specialize in the import of coffee beans.
「コーヒー豆の輸入を専門に行っています」
ほかの人を紹介するときの英語フレーズ
ここまでは、自分対相手の自己紹介文を挙げてきました。では、相手に同僚や第三者を紹介したいときはどう言えば良いでしょうか？
Mr. Smith, this is my colleague, Hana Shimada. She’s also in the sales department.
「スミスさん、こちらは同僚の島田花です。彼女も営業部にいます」
Have you met our plant manager, Tsuyoshi Sakata?
「もう工場長の坂田剛にはお会いになられましたか？」
There’s someone I’d like you to meet, this is our section chief Sarah Park.
「紹介したい者がおります。こちらは課長のサラ・パークです」
I’d like to introduce you to one of our founders, Masakazu Oshima.
「設立者の一人、大島真和氏を紹介させてください」
May I introduce you to the vice president of our company, Mr. Peter Moore?
「弊社の副社長ピーター・モアを紹介してもよろしいでしょうか？」
You may not have met my assistant, Junko Kobayashi. She’s been working with me for two years now.
「私のアシスタント、小林純子とはまだお会いしていなかったと思います。彼女は私と一緒に仕事を始めて2年になります」
相手に質問をするときの英語フレーズ
自己紹介で自分のことばかりを話していても、相手との関係づくりはできません。相手のことを知って関係を深めることもビジネスでは大切ですよね。
ここでは初めて会った相手にでも使える英語フレーズを紹介します。
Did you have a good flight?
「フライトは快適でしたか？」
Is this your first time visiting Japan?
「日本は今回が初めてですか？」
Have you been to any other Asian countries before?
「他のアジア諸国に行かれたことはありますか」
Where are you from?
「どちらのご出身ですか？」
What’s the weather like where you live?
「あなたの住んでいるところの天気はどのような感じですか？」
What do you like to do when you have some spare time?
「余暇には何をするのがお好きですか？」
Do you like watching any kinds of sports?
「スポーツ観戦はお好きですか？」
Do you play any sports?
「何かスポーツはされますか？」
Do you have any siblings?
「ご兄弟はいらっしゃいますか？」
What did you study at university?
「大学では何を勉強されましたか？」
How long have you been working for your company?
「今の会社に勤めてどのくらいになりますか？」
How many years have you been doing this type of work?
「このタイプの仕事をされて何年になりますか？」
What kind of project are you working on right now?
「現在どのようなプロジェクトに取り組まれていますか？」
英語の自己紹介で好印象を与えよう
ビジネスで使える自己紹介の英語フレーズ70選、いかがでしたか？
自己紹介の場では、もちろん話す内容も大切ですが、ボディーランゲージがとても重要になってきます。相手の目を見て、自分から握手の手を差し出し、はっきりと自信を持って自己紹介するのが、相手に好印象を持ってもらうポイントです。
今回は特にビジネスシーンで使える自己紹介の英語フレーズを紹介しましたが、ビジネスシーン以外でも使える英語フレーズもたくさんあったと思います。
自己流にアレンジして、ぜひさまざまなシーンで使ってみてください！
