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【発言者編】英語のビジネス会議で使える英語表現

【発言者編】英語のビジネス会議で使える英語表現

前回の「【司会進行役編】英語のビジネス会議で使える英語表現」では、ビジネス会議を英語で進行する場合に使える英語表現を紹介しました。今回は立ち位置を変え、会議で発言するときに役立つフレーズをご紹介します。

会議で一番気を遣うところと言えばやはり、自分の意見を述べたり相手の意見に同意・反対をする場面ですよね。皆の注目も浴びますし、ビジネスの会議で使われるボキャブラリーやフレーズは、友達とのカジュアルな会話で使うそれとは少し異なります。

でも心配はいりません。ある程度のボキャブラリーや言い回しを覚えておけば、それを上手く組み合わせて使うことができますよ!

 

1. 相手の意見に賛成する

人が述べた意見に同意する場合は、うなずくだけではなく「おっしゃる通りです」や「ご意見に同意します」と言葉にすることが大切です。

最もよく登場する単語は “agree(同意する)” ですが、その他にも表現方法がいくつかあります。

 

2. 相手の意見に反対する

賛成・同意よりも言葉選びに慎重にならなければならないのが、反対意見を述べるとき。

“agree” の反対語である “disagree” は強いニュアンスをもっているので避けられることがあります。また、意見が間違っていると思っても “You're wrong.” ではなく、やわらかい表現で置き換えると洗練された印象を与えます。

 

3. 自分の意見を述べる

議論中に意見を述べたいときは自分のタイミングで話し始めるのではなく、以下のようなフレーズを使って発言の許可をもらうとスマートです。

さらに「私はこう考えます」と意見を述べるときは、“I think〜” だけではなく以下のようなバリエーションを持たせるといいでしょう。

 

4. 提案する・アドバイスを求める

自分の意見を述べる以上に緊張するのが、相手の意見に対して提案したりアドバイスを求めたりする場面。ちょっとした型を覚えておくだけで驚くほどスムーズに文章が作れます。以下のパターンは、ぜひ覚えて積極的に使ってみましょう。

 We should 〜:私たちは〜すべきです

How / What about 〜?:〜 はどうですか?

 I suggest that 〜:〜してはどうでしょうか

 I recommend that 〜:〜することを勧めます

I’d(=I would) like you to 〜:あなたに〜していただきたいです

Let’s 〜 / Why don’t we 〜?:〜しましょう

Would you mind 〜?:(〜するのを嫌だと思いますか?)= 〜していただけますか?

 

5. 意見・フィードバックを求める

自分の主張や意見を述べた後に、会議の参加者に意見やフィードバックを求める場合には “What do you think〜?” 以外にも、こんなフレーズがよく使われます。

 

6. 回答を保留する

その場ですぐに答えられない質問をされて、返す言葉が “I don't know.” だけではプロっぽさに欠けますよね。そんな時のために、ビジネスマンが使う「それはよく分かりません」「後日回答いたします」というフレーズも覚えておきたいですね。

 

7. 相手の話が理解できなかったときは

会議中に限らず、話の内容が理解できなかったときに相手にその旨を伝えるのは失礼なことではありません。むしろ、わかったふりをしたまま議論が進むと、取り返しのつかないことになってしまうでしょう。早めに確認することが大切です。

 

まとめ

全2回に渡ってお届けしてきたビジネス会議で使える英語表現、いかがでしたか?

日本語でも同じですが、ビジネス会議では表現方法一つで相手に与える印象がガラリと変わってしまいます。

メンバーや議題によってはカジュアルな表現が使われる場合もあるかもしれませんが、まずはフォーマルな表現を使うのが無難です。前回と今回でご紹介したフレーズを覚えて、実践に備えてしっかり練習してみましょう!