"I can't come," "I can't go," それとも"I can't make it"?一体どれを使えばいいの!?違いを徹底解説!
誰かに誘われたとき、「行けません」と伝えたい…でも似たような表現が多すぎる!
そう思ったことはありませんか?
英語では似たような表現でも、使う場面やニュアンスが違うものが多くあります。
今回は日本人にとっては混乱しやすい「I can't come」、「I can't go」、そして「I can't make it」の違いについて解説していきます!
基本的な違い
それぞれの基本的な意味と使われることが多い場面を紹介します。
どのフレーズも基本的には「行くことができない」という意味を表現しています。しかし、微妙なニュアンスの違いや、異なる文脈や状況において使われる場合があります。
I can’t come.
この表現は主に特定の場所やイベントに行くことができないことを表現しています。
ある場所やイベントに招待されたり、参加する予定だったりする状況で使用されることが多いです。誘ってきた相手がある場所にいると仮定した上で、自分が行けないことを伝えるニュアンスがあります。
この会話では、友人Bが特定の場所(ピクニック)に行くことができないことを伝えています。友人Aが招待をしており、友人Bはそれに対して「I can't come」と言っていることで、自分がその場所に行けないことを伝えています。
I can’t go.
このフレーズも「行くことができない」という意味ですが、ある場所や行動に対する一般的な不可能さや制約を表現するときに使われます。
特定のイベントや場所にというよりも、単に行動できない状況を述べる際に使われることがあります。
この会話では、同僚Bが明日の会議に参加できないことを伝えています。
「I can't go」というフレーズで「行くことができない」という一般的な不可能さを表現し、同僚Bが行動できない状況であることを説明しています。
I can’t make it.
このフレーズも「I can't come」と同様に、特定の場所やイベントに参加できないことを示しています。
Make it は「参加する」という意味で使われます。これは比較的カジュアルな表現で、友人や家族との約束や計画でよく使われます。
この会話では、友人Bがビーチに行くことができない理由を伝えています。
「I can't make it.」というフレーズで、急な仕事の予定のためにビーチに行くイベントに参加することができない状況を伝えています。
これらのフレーズの違いは微妙ですし、どの表現を使っても間違いではありません。しかし、たまに文脈やコミュニケーションの関係によって選ぶべきフレーズが変わることがあります。
基本的には、どのフレーズを選んでも理解されるのですが、使う状況やニュアンスによっては不自然に聞こえる場合があるのがややこしいところですね。
使い方を場面別にみてみよう
基本的な使い方は紹介した通りなのですが、それでも意味が似ていてなかなかわかりにくいですよね。
いくつかのシチュエーションのなかでどう使われているかを紹介します。文脈のなかでの使われ方のニュアンスをつかんでみましょう。
I can’t come. を使うシチュエーション
ここでは友人Bに用事があるために特定の場所(友人Aの家)に行くことができない状況を述べています。
I can’t go. を使うシチュエーション
この会話では、友人Bは出張のためにコンサートに参加できないことを伝えています。
「I can't come.」 とは対照的に、「I can't go.」 は、場所やイベントがお互いの場所と異なる第三の場所にある場合によく使用されます。
I can’t make it. を使うシチュエーション
この会話では、特定の活動(運動)に参加することができない状況を述べています。友人Bは、体調がすぐれないためにその活動に参加できないことを伝えています。
フォーマルな場面での表現
これまで紹介してきた「I can't come」、「I can't go」、また「I can't make it」のフレーズは、一般的にはフォーマルな場面でも使用できます。
ただし、特定の状況や相手との関係によっては、よりフォーマルな表現を選んだ方が良い場合もあります。フォーマルな文脈での表現をいくつか示します。
これらの表現は特に、メールや他の文章でのコミュニケーションに適しています。
フォーマルなコミュニケーションではより丁寧で適切な表現を選ぶことが重要です!適切なニュアンスやトーンで相手に伝えたい内容に合わせて選んでみてください。
「行けません」という表現を覚えて使ってみよう!
同僚や友人にイベントや特定の場所に誘われることは、日常生活でもよくあるシチュエーションですよね。
残念ながら「参加できません」「行けません」というときには、今回紹介した表現を使うとシンプルでわかりやすく相手に伝えられます!
それぞれ微妙なニュアンスの違いはありましたが、難しく考えずにまずはそれぞれ使ってみましょう。
今回の記事を参考に、どんどん使える表現を覚えて活用してみてくださいね!