Hiroe H
(更新)
卒業したとき、試験に合格したとき、試合に優勝したとき、昇進したとき、結婚したとき、人生において家族や友人、または同僚に「おめでとう!」と言う機会はたくさんありますよね。
外国人の友人や同僚に「おめでとう」とカッコよく言ってみたいけど、Congratulations! と
いう言い方しか知らず「いつもこの一言しか言えない…」と自分の英語力を悔やんだことはありませんか?
今日は Congratulations 以外の「おめでとう」の伝え方を、例文と一緒に紹介したいと思います!
それでは早速、おめでたい場面で使えるフレーズを紹介していきます!
まずはみなさんご存知の Congratulations から見てみましょう。最後の s を忘れて Congratulation と書いている方を見かけることもありますので、s まで忘れず書く、または発音するようにしましょう!
Congratulations は承認や賞賛を表すときに使う表現です。
このように Congratulations on one’s …! という言い方をよくします。Congratulations を省略して Congrats! という言い方もします。これは親しい友人等、カジュアルな間柄で使うと良いでしょう。
次に Best wishes! という言い方を見てみましょう。
この言い方は Congratulations の同意語で「おめでとう!」のようにお祝いの気持ちを伝える他に、相手の幸せを祈るとき、または手紙の結びの言葉として使われることも多いです。
これは「よくやった!」という意味で、元々スポーツなどで偉業を達成したときに使われていた表現です。最近ではスポーツ以外でも目標を達成したとき、功績を上げたときなどに使われるようになっています。
Nail it は「(特定の行為などを)完璧にやってのける」ことを意味し、金槌で釘を打ち損なわないこととかけています。相手が何かを見事にやってのけたことに対し You nailed it! と言うと「やったね!」という意味になります。
Cheers にはいろいろな意味があり、みなさんがよく知っているのは「乾杯!」ではないでしょうか。その他にもイギリス英語では「ありがとう」という意味で使われることもあります。
また Goodbye! の代わりに Cheers! と言ったりもします。
Three cheers! は日本的に言うと「万歳三唱」となりますが、感謝や喜び、または支援などを表すときに使われます。
Hip Hip Hooray! はイギリスで古くから使われている表現です。これには特に深い意味はなく、喝采時の掛け声のようなもので、通常は Three cheers for… に続きます。日本の万歳三唱に似た表現と覚えておくと良いでしょう。
この表現は、敬意を示すときに帽子を取ったことに由来する表現で、賞賛や祝辞を表します。日本語でも「脱帽する」と言ったりしますが、まさにこの「脱帽」が Hats off! ですね。
You rock! という表現は、ロックミュージックからできたイディオムで、何かにおいて最高であるという意味から「あなたって最高ね!」「やるじゃん!」という意味で使われるようになりました。
インタビューが上手くいっておめでとう、というニュアンスです。
プレゼンが上手くいき、昇進にも繋がりそうなのでおめでとう、というニュアンスです。
To rule には「支配する」という意味があり、この表現は You rock! に似ています。誰かが何かにおいて、とても優秀だったり、優勢だったりするときに使えます。
例えば試合に勝って「おめでとう」と言う代わりに、You ruled…! を使って表現する言い方です。
ディベートコンテストで勝って「おめでとう」と言う代わりに、You ruled…! を使って表現する言い方です。
ギリシャ語からできたこの言葉は、「名声」「栄光」などの意味があり、Kudos to… で「…に対して称賛を!」、kudos for… で「…に拍手を送ります」のような使い方ができます。
ちなみに kudos の s は、複数形の s ではありませんが、ネイティブの中にも知らずに複数形として使っている人が多く、そのため kudo を単数形として使う人もいます。
Felicitations は、ラテン語 felix「幸せ」からできた言葉で、「祝賀」「祝辞」という意味があります。あまり一般的な表現ではありませんが、いつもと違った「おめでとう」を言ってみたいときに覚えておくと良いですよ!
Props は proper respect「適切な敬意」を省略したもので、話し言葉やテキストなどでよく使います。誰かが何かを達成したときの称賛や、お祝いの表現です。
今日は Congratulations 以外の「おめでとう」の伝え方を紹介しましたが、いかがでしたか?
知っている表現はたくさんありましたか?
「初めて聞いた」という表現もいくつかあったと思います。
誰かに「おめでとう」と伝えるとき、Congratulations! ばかりにならないよう、ここで紹介した言い方を覚えてどんどん使ってみてくださいね!