
Whatのネイティブらしい言い回しって?知って得する使い方まとめ

What といえば「何」が定着している英語学習者の方は多いのではないでしょうか?
でも実は、what には他にも多くの使い方やネイティブならではの便利フレーズがあるのです! ネイティブスピーカーは日常で what をさまざまな使い方で使いまくっていると知っていましたか?
以前は what の「何」以外の意味を紹介しましたが、今日は、教科書では教えてくれないネイティブならではの面白い使い方をご紹介します。
ネイティブスピーカーの日常会話に溶け込む、知って得する表現を一緒にマスターしていきましょう!
Whatの基本的な使い方

What は非常に多くの使い方がありますが、まずは基本的な使い方を紹介しますね。疑問詞としての使用が最も一般的だと言えるでしょう。
質問をする場合
What は質問をする際に使います。「何?」と尋ねたいときに使いますが、この使い方はみなさんご存知ですよね。
不明な物事を尋ねる場合
What は物事や人について知りたいときにも使います。
強調としての使い方
何かを強調したいときにも使います。「なんてすばらしい!」のように、感情を表現する際に使われます。
関係代名詞としての使い方
関係代名詞としての使い方もあります。この場合、前にある名詞を指し示します。
「what to do」で「〜すべきこと」や「何をするべきか」といった意味を表します。この用法では what が名詞的な働きをして、後に動詞の原形が続きます。
「〜するもの」や「〜すること」という意味で、文脈によって具体的な内容が変わります。
このように、what は疑問詞として使うだけでなく、さまざまな場面で活用できることがわかりましたね。
感情を伝えるWhatの使い方
驚きの「You did WHAT?」

予想外の出来事に遭遇したとき、思わず「えっ!?」と驚くことありますよね。英語でも what を使って驚きを表現できます。


予想外の What the heck?
これも、驚きや困惑を表現するときに使います。何か予想外のことが起こったときや信じられないことがあったときに、驚きや疑問を表すフレーズです。少しカジュアルで、強調のために使われます。
困ったときの What to do?
このフレーズは、何か問題があったり、どうしたらいいかわからない時に使います。自分の困った気持ちを簡単に表現できる便利なフレーズです。
この場合、「What to do?」は「どうしよう?」という意味になります。自分が困っていることを簡単に言いたいときに使えそうですね。
同様に、What now? は、何かをした後に次にどうすればいいかわからない時に使います。何かが終わった後の「次はどうしよう?」という意味です。
SNSで使える What バリエーション
テキストメッセージやSNSでは、状況に応じて使い分けられる what の変形表現があります。
- What. - 平坦な驚き(「まじか...」)
- Wat. - カジュアルな驚き(「えっ」)
- Whut! - 強い驚きや感情(「なんですってー!?」)
※「Whut!」は、相手を挑発するときに言う言葉でもあります。たとえば、ライバルチーム相手に得点を決めた選手が叫ぶような表現です。
便利なWhatフレーズ集

名前が出てこないときの救世主
What's-his-face(男性の場合)や What's-her-face(女性の場合)は、名前が思い出せない人を指す便利な表現です。
モノの名前が思い出せないとき
Whatchamacallit は、物の名前が出てこないときに使える万能フレーズです。何て読むか、わかりますか? カタカナで書くと「ワッチャマコーリット」という感じで読みます。舌を噛みそうですよね(笑)
指導や説明の Let you know what’s what
この表現は、「重要なことを教える」「状況を整理して伝える」というニュアンスで使われます。
誘いかける What say we ~?
これは提案をする際に使うフレーズです。「〜してみない?」という意味で、相手に何かを一緒にしようと提案するときに使います。友達を誘うようなときにもカジュアルに使われることが多いですが、フォーマルな英語の感覚もある、便利な表現です。
Whatを使ったその他の便利な表現
What for? = Why?(何のため?)
目的や理由を尋ねる際に使われるカジュアルな表現。特に驚きや疑問を込めて理由を確認したいときに便利です。
What (party/event/etc.)?(〜ってどんな感じ?)
この表現は、イベントや出来事について「〜ってどんな感じ?」と聞くときに使います。何かがどうだったのか、どんな雰囲気なのかを尋ねるときに便利です。
Whatnot / and such(〜など)
この表現は、「〜など」や「その他いろいろ」という意味で、いろいろなものをまとめて表現したいときに使います。カジュアルな言い回しです。
例として挙げたもの以外に含まれる可能性を示唆する便利な表現です。
Whatを活用してネイティブ表現をマスター!
いかがでしたか?
What は疑問詞としての役割だけでなく、感情や状況を豊かに表現することができる魅力的な単語だとおわかりいただけたでしょうか。
この記事で紹介した表現を使いこなせば、よりネイティブらしい自然な会話を楽しむことができますよ。
What の新しい使い方を発見するたびに、英語表現の幅が広がるはず。
ぜひお気に入りの表現を見つけて、実際の会話で使ってみてください!