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英語で「どっちでもいい」ってなんていう?すぐに使えるフレーズ集

英語で「どっちでもいい」ってなんていう?すぐに使えるフレーズ集

普段の生活のなかで決断を迫られたとき、「正直どっちでもいいな…」と思うこと、ありませんか?

日本語でも便利な表現のこのフレーズ。英語では「どっちでもいい」に対応する表現はいくつもあります。

今回は「どっちでもいい」を表すフレーズや、シチュエーション別の会話例を紹介します。

さまざまな表現を覚えて、使い分けていきましょう!

「どっちでもいい」を表すフレーズ

それでは、早速「どっちでもいい」を表す英語のフレーズとそれぞれの使用場面について紹介していきます。若干ニュアンスの違いがあるものもありますので、使用の際には文脈に気をつけましょう。

Either という表現がよく出てきますが、発音は「イーザー」もしくは「アイザー」になります。アメリカ英語では either (íːðɚ):イーザーで、イギリス英語では either (άɪðə):アイザーですので、どちらでも間違いではありません。

Either is fine. 

この表現は、選択肢がある状況で、どちらを選んでも問題ないという柔軟性を示す場合に使います。

Do you want the blue pen or the black pen?
「青いペンと黒いペン、どっちがいい?」
Either is fine.
「どっちでもいいよ」

Either one is fine. 

これも、2つの選択肢が与えられた場面で、どちらを選んでも問題ないことを伝える際に適しています。

Do you want the cake with strawberries or without?
「ケーキはイチゴ入りとイチゴなし、どっちがいい?」
Either one is fine.
「どっちでも構わないよ」

Either or 

二者択一の状況で、相手にどちらを選んでほしいかを問うときに使います。例えば、メニューから料理を選ぶ際、相手に選択権を与えるときに使用できます。

Did you decide on what to order? The grilled salmon or the pasta carbonara?
「注文は決めた? グリルサーモンとパスタ・カルボナーラどっち?」
Hmm, either or.
「うーん、どっちでもいいよ」

I don't mind either. 

相手の選択に従う意志を示す場合に適しています。例えば、友達が映画を選ぶ際、自分の意見を述べずに相手に選ばせるときに使用できます。

Should we watch a comedy or a thriller?
「コメディとスリラー、どっち観る?」
Hmm, I don't mind either.
「うーん、どっちでもいいよ」

It's all the same to me. 

2つの選択肢だけでなく、どの選択肢も同等であるという意思を示す場合に使用します。この表現は、話し手がどちらの選択にも関心がない、あるいはあまり興味がないというニュアンスを含んでいます。少し否定的に聞こえる可能性があるので、使う場面に注意しましょう。

Should we visit the museum first, and then go to the show? Or do you think we should skip all that and take the day trip?
「まず博物館に行ってからショーに行く? それとも、全部スキップして日帰り旅行にする?」
It's all the same to me.
「なんでもいいよ(どれも同じだよ)」

I'm good with either. 

どちらの選択肢でも問題ないことを表現し、自分が柔軟であることを示す際に使用します。例えば、デートの場所を選ぶとき、相手の選択に従う意志を示すときに使えます。

Do you want tea or coffee?
「紅茶とコーヒー、どっちがいい?」
I'm good with either.
「どっちでも大丈夫だよ」

Both are equally acceptable. 

2つの選択肢が同等に受け入れられる場合に、その事実を強調するために使います。例えば、プレゼンテーションのテーマを選ぶ際、どちらのテーマでも満足していることを伝えるときに使用できます。

We can schedule the meeting for either 10 a.m. or 2 p.m. What works for everyone?
「ミーティングは午前10時か午後2時のどちらかにしましょう。皆さんにとって都合のいい日時を教えてください」
Both times are equally acceptable for me.
「どちらの時間でも構いません」

Both work for me.

これも似たような表現で、2つの選択肢が同等に受け入れられる場合に使うことができます。

Should we paint the room blue or pink?
「部屋の壁は青とピンク、どっちの色にする?」
Both work for me.
「どっちでも大丈夫だよ」

You can choose; I'm flexible. 

「選んでいいですよ、私は柔軟です」と、相手に選択権を与え、自分が柔軟であることを伝える際に適しています。例えば、家族が休日のアクティビティを計画するとき、どのアクティビティでも楽しめることを示すために使用できます。

What should we do today? Movies or a museum? 
「今日は何する? 映画、それとも博物館?」
You can choose; I'm flexible. 
「選んでいいよ。私はなんでもアリ」

これらのフレーズは全て「どっちでもいい」と伝えるための表現です。異なるニュアンスや文脈に気をつけて、適切な表現を選ぶと良いでしょう。

「どっちでもいい」をフォーマルな場で伝える表現

前章で紹介してきたなかにも、フォーマルな場で「どっちでもいい」を伝える際に使用できるものもあります。使用例として職場での会話を挙げたものは、もちろん使うことができます!

しかし、さらにフォーマルな表現を通して「どちらでも良い」と丁寧に伝えたいときの表現も紹介します。覚えておいて損はありませんので、チェックしてみてください。

I have no strong preference.
「強い好みはありません」
I'm open to either option.
「どちらの選択肢も受け入れます」
Both options are acceptable to me.
「どちらの選択肢も私には受け入れ可能です」
I'm flexible with either choice.
「どちらの選択でも柔軟です」
I'm impartial.
「中立です」
I'm agnostic regarding the options.
「選択肢について中立です」
I don't hold a strong preference for either.
「どちらかに強い好みは持っていません」
I leave the decision to your discretion.
「判断はあなたの裁量にお任せします」

これらの表現はフォーマルな状況で「どっちでもいい」を丁寧に伝えるのに適しています。前章のフレーズよりも、婉曲的な表現が多いことがわかりますね!

「どっちでもいい」をスマートに使いこなそう!

いかがでしたか? 英語ではさまざまな表現ができるのだということがわかりましたね。

選択を迫られることは日常生活でよくありますが、状況に応じてスマートに返答したいものです。

今回の記事を参考に、早速「どっちでもいいよ」と相手に伝えてみましょう!