英語の大文字と小文字にはルールがある? 使い分け方9選を解説

英語には、大文字と小文字がありますよね。これらをしっかりと使い分けるためには、ルールを知っておく必要があります。

もしかすると、意外と知らないルールがあるかもしれません。

そこで今回は、大文字と小文字のルールを紹介していきたいと思います!
 

英語の大文字と小文字の使い分け|大文字を使うとき

大文字と小文字の使い分け方

文頭

文頭に来る文字は、必ず大文字を使うのが基本中の基本です。

My brother just got married.

「私の兄は結婚したばかりです」

One day, I would like to go to England.

「いつかイギリスに行きたいです」

Can you pass me the salt?

「塩とってくれますか?」

 

固有名詞

固有名詞は、文のどの位置に来ても、頭の文字が大文字になります。

ちなみに固有名詞とは、ものや場所、人物など、そのもののみにつけられた名前を指し、以下のようなものが含まれます:

人の名前、学校名、都市名、国名、地名、ブランド名、天体名、国籍、言語、宗教、会社名、作品名などなど……。

Sarah asked John to go to the party with her.

「サラはジョンをパーティーに誘いました」

I’m going to Harvard University.

「私はハーバード大学に通っています」

 

ちなみに、固有名詞が変形した固有形容詞の頭文字も大文字になります。

I prefer Japanese horror movies.

「日本のホラー映画の方がいいな」

I would like to go to a European country.

「ヨーロッパの国に行きたいです」

 

曜日、月、祝日

曜日、月、祝日などの日にちを表す単語は、必ず大文字が使われます。

I have a meeting on Monday.

「月曜日に会議があります」

It still gets cold in May in Boston.

「5月のボストンはまだまだ寒いです」

I’m looking forward to the Independence Day fireworks!

「独立記念日の花火を楽しみにしています!」

 

メールの件名や記事の見出し

明確なルールはなく、組織や出版社などによって基準が異なるので、ときには違った表記のされかたを目にすることもあるでしょう。

ただ、一般的にはメールの件名や新聞などの見出しは、多くの場合はそれぞれの単語の頭が大文字になります。

文中に、ある特定の種類の単語がある場合、その単語は小文字になります。

 

  • 大文字にする単語の種類:
  • 文頭に来る単語、動詞、形容詞、名詞、代名詞、副詞、いくつかの接続詞

    ちなみに、To look などは、2つの単語からなりますが、動詞に含まれるので、to と look どちらも大文字にします=(To Look)。
     

  • 大文字にしない単語の種類:
  • 冠詞、前置詞、4文字以下の接続詞

    例:A*、an*、and、at、for、nor、of、but*、in*、by*、on*、or*、so*、the*、to*、up*、yet*

    *文の構成や配置によって大文字にするときもあります。

 

Regarding Your Appointment at Eikaiwa Hair Salon

「エイカイワサロンでのご予約について」

Groom Furious at Best Man for Joke Made During Speech

「新郎、ベストマン(花婿介添人)がスピーチ中に発した冗談に激怒」

Orchard Park Gang Member Pleads Guilty to Drug and Firearm Charges

「桃公園のギャングメンバー、違法ドラッグと銃器所持の罪状認める」

見出しの各単語の頭は大文字になると言いましたが、それはそうすることによって見やすくするという目的があるからです。

しかしニュースの記事では、長めのタイトルの場合、普通に書く文章のように表記されていることも多々あります。

18-year-old woman arrested for murder, accused of luring victim's brother through social media

「18歳女性、殺人で逮捕、ソーシャルメディアを通して被害者の弟/兄を誘惑したことを告発される」

 

歴史上の出来事や期間

歴史上の出来事や期間には、それぞれ名前が付けられていますよね?

これらは固有名詞に値するため、単語の頭は大文字になります。

The Holocaust was a very dark time in German history.

「ホロコーストはドイツの歴史上かなりの暗黒時代だった」

Japan was under the rule of the Tokugawa Shogunate in the Edo period.

「江戸時代、日本は徳川幕府の支配下であった」

 

警告文

基本的に、単語すべての文字を大文字で書いてしまうと、「見た目がうるさい」と言われてしまうことがほとんどです。

しかし警告文など、注目してほしい文章は、逆にすべて大文字で書かれています。そうすることで、人々の注意を引くことができます。

たとえば、Do not enter よりも DO NOT ENTER の方が注意を引きやすいですよね!

WARNING

「注意」

PLEASE REPLY TO THIS EMAIL BY TOMORROW

「明日までに返信をしてください」

 

省略・略語

  • United State of America = USA(ユー・エス・エイ)
  • Social Security Number = SSN(エス・エス・エヌ)
  • Federal Bureau of Investigation = FBI(エフ・ビー・アイ)
  • National Aeronautics and Space Administration = NASA(ナサ)

など、長い名前のものは、頭文字をとり省略して使われることが多々あります。

このような略語は、元の単語が固有名詞である場合、基本的にすべて大文字で表記されます。

しかし例外もあります。たとえば、「移住して間もなく、不慣れな状態」を指す fresh off the boat という表現があります。略して FOB(フォブ)とすることがありますが、これはただ単に表現を省略したものです(元の単語が固有名詞ではない)ので、小文字で fob と表現することが可能になります。

次のような略語も小文字で使うことができます:

  • laugh out loud = LOL/lol
  • チャットなどで使われる「笑」

  • got to go = GTG/gtg
  • もう行くね

  • be right back = BRB/brb
  • すぐ戻るよ

  • expected time of arrival = ETA/eta
  • 到着予定時間

 

英語の大文字と小文字の使い分け|小文字を使うとき

大文字と小文字をつかうとき

コロンやセミコロンの後

「:(コロン)」や「;(セミコロン)」の後に来る単語や文は、小文字から始めます。

しかし、その単語が固有名詞である場合は大文字で表記します。

There are a couple of things that I really can’t eat: peas, carrots and broccoli.

「どうしても食べられないものがある。グリーンピース、人参そしてブロッコリーだ」

I would like to visit a few more places before I leave the country: New York, Boston, and San Francisco.

「国を出る前にもう何か所か行ってみたいところがある。ニューヨーク、ボストン、そしてサンフランシスコだ」

We can go to the museum to do some research; Tuesdays are pretty quiet there.

「リサーチをしに博物館に行こうよ。火曜日は空いてるよ」

I love monkeys; however, I don’t really like their attitudes.

「猿は好きだけど、態度があまり好きじゃないなあ」

 

コロンやセミコロンの使い分けに、不安を覚えている人もいるかもしれませんね。そんな場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

英語の句読点の基本種類と使い方

コロン(:)とセミコロン(;)の使い分けはできてる? 英語の句読点の基本種類と使い方まとめ

February 3, 2020

普通名詞(一般名詞)

普通名詞(一般名詞)とは、そのカテゴリーに含まれるすべてのものを指すときに使われる名詞のことです。

そして固有名詞は、ものや人など、そのものだけに(固有のものだけ)つけられた名前を指します。

この知識を大前提に置いて、固有名詞の単語の頭が大文字に対し、普通名詞は文頭に単語がこない限り、小文字で表記されることを覚えておきましょう。

少しややこしい部分になってしまうのですが、固有名詞と普通名詞で、同じ単語というのが存在します。

そしてそれぞれ使う目的の違いにより、大文字になるか小文字になるのかを判断する必要があるのです。

固有名詞として使う場合は大文字、普通名詞として使う場合は小文字表記になるので注意する必要があります。
 

【普通名詞】

I love apples.

「リンゴが大好き」

【固有名詞】

I love Apple's products.

アップル社の製品が大好き

 

英語の大文字と小文字を使い分けよう

いかがでしたか?

英語の大文字と小文字の使い分けは、コツを掴めば難しいことではありません。

今回紹介したルールをおさえて、大文字と小文字を正しく使い分けられるようにしましょう!