Erik
(更新)
海外ドラマや洋画を見ていて「知っている簡単な単語しか出てこないのに、言っている意味がわからない…」なんて経験ないですか?
その原因、もしかすると「句動詞(Phrasal Verb)」にあるかもしれません。
この句動詞を自由自在に使いこなせるようになると、英語力が一気に飛躍します!
しかし、日本人英語学習者にとって句動詞は少し厄介物で、数が膨大な上にそれぞれの区別がつきにくく、なかなか覚えられません…
そこで本記事では、ネイティブが頻繁に使用する句動詞の意味と使い方を、コアイメージを表したイラストとともにご紹介。
イメージの力を借りて、ネイティブ英語をマスターしましょう!
今回は、「hand on」についてです。
hand on の基本的な意味は「(人から人へ)渡す」です。
これは物理的なモノに限った話ではなく、たとえば「情報を渡す」「財産を渡す」のような意味で使われることが多いです。
そのため、日本語に訳す場合は「手渡す」「伝える」「引き継ぐ」などのニュアンスにもなります。
いずれの場合もコアイメージは「人から人に何かを渡す」と考えるといいでしょう。
それでは、例文とともに hand on の実践的な使い方を見ていきましょう。
「見終わったらメニューを後ろの人に渡してください」
→人から人へメニューを渡す
「君のお父さんにこの箱を渡しておいてくれますか?」
→人から人へ箱を渡す
「捜査官にその情報を伝えた方がいいですよ」
→人から人へ情報を渡す
「このメッセージの内容を伝えなかったら私たちは大変なことになりますよ」
→人から人へメッセージを渡す
「彼はその事業を息子に引き継ぎます」
→人から人へ事業を渡す
「君に責任を引き継ぐ準備はできています」
→人から人へ責任を渡す
hand on は、「人から人に何かを渡す」イメージを持つ英語表現だとお伝えしました。
本記事で解説した hand on 以外の使い方に出くわすこともあるかもしれません。
そんなときは、イラストで紹介したコアイメージに当てはめて考えてみると、どのような意味なのかが見えてくるはずですよ!