Erik
(更新)
海外ドラマや洋画を見ていて「知っている簡単な単語しか出てこないのに、言っている意味がわからない…」なんて経験ないですか?
その原因、もしかすると「句動詞(Phrasal Verb)」にあるかもしれません。
この句動詞を自由自在に使いこなせるようになると、英語力が一気に飛躍します!
しかし、日本人英語学習者にとって句動詞は少し厄介物で、数が膨大な上にそれぞれの区別がつきにくく、なかなか覚えられません…
そこで本記事では、ネイティブが頻繁に使用する句動詞の意味と使い方を、コアイメージを表したイラストとともにご紹介。
イメージの力を借りて、ネイティブ英語をマスターしましょう!
今回は、「stand out」についてです。
stand は「立つ」、out は「外に」という意味を持つ英単語です。
これらを組み合わせた句動詞 stand out は直訳すると「外に立つ」ですが、基本的な意味は「目立つ」。
たとえば「派手で目立つ」「変わり者で目立つ」などのように使うことができます。
また、英語ネイティブは stand out を「優れている」「際立つ」のようなニュアンスでもよく使います。
すべての意味に共通するコアイメージは「周り・ほかとは違う状態(外)にいる」と考えると良いでしょう。
それでは、例文とともに stand out の実践的な使い方を見ていきましょう。
「彼のヘアスタイルは大勢の中にいても目立ちます」
→周りとは違う髪型なので目立つ
「君はその黄色いジャケットのおかげでかなり目立っているね」
→周りとは違う服の色なので目立つ
「競合のものに比べて、この製品は突出して優れていますね」
→周りと比べて(周りと違って)品質が良い
「ピアノの演奏では、彼は群を抜いて優れています」
→周りと比べて(周りと違って)ピアノ演奏が上手い
「青空をバックに、白いビルが際立ちます」
→ビルの色(白)は周りの青空と違うので際立つ
「白いキャンバスには黒色のペンキが際立ちます」
→黒色のペンキは周りの白色と違うので際立つ
stand outp は、「周り・ほかとは違う状態(外)にいる」イメージを持つ英語表現だとお伝えしました。
本記事で解説した stand out 以外の使い方に出くわすこともあるかもしれません。
そんなときは、イラストで紹介したコアイメージに当てはめて考えてみると、どのような意味なのかが見えてくるはずですよ!