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【カタカナ英語】日本人は英語をよく使っている!使用率が高いのは?

【カタカナ英語】日本人は英語をよく使っている!使用率が高いのは?

「カメラ」、「コーヒー」、「タクシー」、そして「ガム」。

これらの言葉を日本語に言い換えると、どうなりますか?

日本語ひとつで言い換えることはできませんよね。このように、実はみなさんが毎日使っている言葉のなかで、英語由来の単語がたくさんあります。

日本で暮らしていても、英語を使う機会はなにかと多いですよね。英語が苦手、英語を学ぶのが大変だと思う人でも、意外と多くの英単語に毎日接しているということに注目してみてください。絶対「あっ!」と思うはずですよ!

今回は、日本人が気づかずに実はよく使っている英単語を紹介していきたいと思います。

認知率・使用率が高いカタカナ英語TOP10

日本の都会の街並み。カタカナ語が多い看板。

みなさんが日々使う表現のなかで、英語由来の言葉はたくさんありますよね。日本語を使って表すことのできない単語を一般的には「カタカナ英語」と呼びます。

ここでは、文化庁による「カタカナ語の認知率・理解率・使用率【使用率順】」を参考に、使用率が高いカタカナ英語TOP10をご紹介するので、さっそく見ていきましょう!

【10位】スタッフ|staff

「スタッフ」は日本語に訳すと職員や部員、役員などさまざまな言葉がありますが、総称としてスタッフという単語が使われることが多いですよね。スタッフは「特定の組織に雇用されているすべての人々」を指す言葉です。

The kitchen staff has been working extra hard tonight for the party.
「今夜のパーティーのために、厨房のスタッフはすごく頑張ってくれています」

日本語にも馴染みがあり使いやすい「スタッフ」ですが、英語には類義語がたくさんあるので、あわせて覚えておきましょう!

【Staff の類義語】

  • employees|エンプロイイーズ
  • workers|ワーカーズ
  • personnel|パーソネル

【9位】ピーク|peak

「ピーク時」。「オフピーク」。このような表現を日本でもよく見かけますよね。ピークの意味は「頂点」「頂上」なので、使い方は正しいです!

Prices may increase during peak hours.
「ピーク時は料金が上がる可能性があります」

ピークは、英語では名詞だけではなく動詞としても使われることをご存じですか? To peak は「ピークを迎える」という意味です。

The popularity of padded shoulders peaked in the 80s.
「ショルダーパッドの人気は80年代にピークを迎えました」

【8位】インターネット|internet

8位にランクインしたのは「インターネット」。英語でも使い方は同じです。

Most of us can’t go a day without using the internet.
「私たちの多くは、インターネットを使わない日はありません」

しかし、インターネットを省略した「ネット」という言葉は、英語圏では通じません。「ネット」と言ってしまうと「網」という意味として捉えられてしまいますのでご注意を!

例えば、「それネットで見た!」と言いたい場合は、

  • I saw that on the internet!
  • I saw that online!

このように表現します。なお、「online(オンライン)」の方がよく使われます。

【7位】リフレッシュ|refresh

リフレッシュルームやリフレッシュ休暇。Refresh とは、活力や気合いを取り戻すための休憩や活動を意味します。

英語でも使い方は一緒で、たとえばパソコン画面の「リフレッシュ」も同じように使用しますよ!

この言葉は、食事の場で用いることも多々あります。例えば、refreshing と言うと「爽やかな」「清々しい」という意味で、飲み物とあわせて使うことが多いです。

This drink is so refreshing.
「このドリンク、すごく爽やかだね」

また、refreshment という単語は「軽食」を指します。

They’re serving refreshments in the lobby.
「ロビーでは軽食が用意されているよ」

【6位】サンプル|sample

チーズの試食

「全体がどのようなものかを示すための小部分または数量」という意味のサンプル。日本語でも英語でも使い方は同じですね。これを日本語で言うと「試供品」と表現されることもありますよね。

サンプルもまた、名詞としても動詞としても使うことができます。動詞の場合は「サンプルを取る」「サンプリングをする」という意味合いに変わります。

We need to take a blood sample.
「血液を採取する(血液のサンプルを採る)必要があります」
This song samples an old song from the 1950s.
「この曲は1950年代の古い曲をサンプリングしています」

【5位】テーマ|theme

第5位は「テーマ」。日本語には「主題」や「題材」という単語がありますが、「テーマ」という総称が一般的に使われますね。

What is the theme of this story?
「この物語のテーマは何でしょうか?」
The party is disco-themed.
「パーティーのテーマはディスコだよ」

【4位】レクリエーション|recreation

日々の仕事や勉強の疲れを、休養や楽しみで回復することを「レクリエーション」と言います。英語でも意味は同じです。

This is a popular recreation area for children.
「ここは子供たちに人気のレクリエーション広場です」

ここで気をつけていただきたいのは、re が「再び」で、creation が「創造」という意味なので、文脈によっては「再創造」という意味になってしまうことです。発音も「リークリエイション」に近く、上記の意味とは異なります。

【3位】ボランティア|volunteer

「ボランティア」はパッと見、日本語には訳せない単語かもしれませんね。「志願者」や「有志者」という言葉はありますが、あまり使われない印象があります。

自分の意志で行う「無償の活動」をボランティアと言います。

I volunteer at the soup kitchen every year.
「毎年、炊き出しのボランティアをしています」
We need some volunteers for the new project.
「新しいプロジェクトに参加するボランティアを募集しています」

【2位】リサイクル|recycle

2位にランクインしたのは「リサイクル」。re が「再び」で cycle が「循環」という意味なので、日本語に訳すと「再循環」ですが、一般的にはリサイクルという単語が広く使われています。

Germany is a leading country when it comes to recycling.
「ドイツはリサイクルの先進国です」
You need to recycle those cans.
「その缶はリサイクルする必要がある」

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【1位】ストレス|stress

頭を抱える男性

1位はなんと「ストレス」!

「ストレス社会」という表現があるくらい、日本ではストレスを抱えている人が多く存在するのではないでしょうか。

そんなストレスは、英語でも同じ単語を使います。しかし、日本語では「肉体的や精神的なストレス」という意味で一般的に使われるのと異なって、英語では「応力」や「圧力」、さらには「強調・重視」という意味合いで使われることも多いです。

He seems to be under a lot of stress.
「彼はストレスが溜まっているようだ」
Since nobody seemed to be taking her seriously, she stressed her point further.
「誰も彼女を真剣に受け止めていないようだったので、彼女は自分の主張をさらに強調した」

気をつけたい和製英語!

ここまでは、日本でも頻繁に使われている英語表現をご紹介しました。

しかし、英語圏では通じない日本特有の「英語表現」もたくさんありますよね。これは「和製英語」という名称で親しまれています。

DMM英会話ブログでは、和製英語をカテゴリ別で取り上げている記事を複数掲載しています。気になる方はぜひ以下の記事もチェックしてくださいね!

海外でも通じる日本語

スマホの画面に表示された絵文字

日本でも英語が通じるのと同じで、実は海外でも日本語が通じることがあります!

日本特有のものや、日本発祥のものが多いイメージですが、なかにはこのような単語があります。

  • karate|空手
  • sumo|相撲
  • tsunami|津波
  • typhoon|台風
  • tempura|天ぷら
  • wasabi|わさび
  • tofu|豆腐
  • umami|うま味
  • kawaii|かわいい
  • haiku|俳句
  • futon|布団
  • emoji|絵文字
  • ninja|忍者
  • sudoku|数独

他にもたくさんありますので、気になる方はぜひ以下の記事をご覧ください。

英語は意外と身近な存在

「英語が全然わからない!」という人でも、毎日暮らしているなかで使っている、または見聞きしている英語表現はたくさんあるはずです。

もちろん和製英語には気をつけるべきですが、多くの英単語は正しく使われているかと思います。

まずはカタカナ英語を覚えて、のちに英語に集中して勉強することもできます。ぜひ自分に合う学習法を見つけてくださいね!