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agree / disagree だけじゃない! 英語で賛成・反対を伝える表現12選

agree / disagree だけじゃない! 英語で賛成・反対を伝える表現12選

こんにちは!ライターのクルミです。

突然ですが、みなさんは英語で話をしているときに、誰かの意見に対して賛成・反対を表現する場面に遭遇したことはありませんか?

賛成は ”I agree.” 、反対は ”I disagree” という言い方がよく知られているかと思います。

ですが、この他にもシチュエーションやニュアンス別に色々な形の表現方法があります。言い方によって、賛成・反対の度合いも変わってくるので、場面によって言い方を変えてみると会話にもぐっと色が増すかと思います。

今回は、英語の賛成・反対の言い方をいくつか紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

賛成することを表す表現

賛成することを表す表現

前半部分は様々な場面での賛成表現について紹介していきます。

I agree. / I agree with you.

こちらは最初にも紹介したように、一番良く知られている表現かと思います。

誰かの提案や意見に対して「賛成です」という意味を表します。会議・ディスカッション等のビジネスシーンに加え、友達や家族などの親しい人との会話など、フォーマル・インフォーマル共に使うことができる表現です。

また、”I agree with~” という表現を利用する場合は、”with” の後に ”you(あなた)” などの代名詞だけではなく、”his opinion(彼の意見)” などの単語をいれることもできます。

A: I think our sales have been going down for a few months. We need to think of a new strategy.

A: 売り上げがここ数か月落ち込んでいると思うので新しい戦略を考える必要があると思います。

B: I agree with his opinion.

B: 彼の意見に賛成です。

I am for it.

直訳すると、「私はそのためです」というよく分からない意味になってしまいますが、こちらの表現も誰かが提案した何かに対して「賛成します」という意味を表します。

”I agree.” よりもインフォーマルな表現です。ビジネスの場面でも使われることはありますが、親しい仕事仲間との間で使われるようなイメージです。

A: I was thinking we could go see a movie tonight.

A: 今晩映画に行けるかなって思ってたんだけど。

B: Sure! I am for it!

B: もちろん!賛成!

Exactly. / Absolutely.

“Exactly.” は「その通り」という意味を、”Absolutely.” は「もちろん」という意味を表し、どちらも提案・発言に対して100%賛同するニュアンスを含みます。

友人との会話などでとても良く使われる表現です。

A: So you were upset with her not considering your feelings?

A: じゃあ、彼女に対して怒ってたのは彼女がおまえの気持ちを考えなかったからってこと?

B: Exactly!

B: その通り!

A: I want to go to Shibuya this week, would you like to go with me?

A: 今週渋谷に行きたいんだけど、一緒にくる?

B: Absolutely!

B: もちろんよ!

You can say that again.

こちらの文章も直訳するとよく分からない意味になってしまいますが、「その通り」という意味を表します。

同調するニュアンスで使われ、家族や友人などの間で利用されるインフォーマルな表現です。

A: Jeez! It sure is cold outside!

A: うーわ。今日確かに寒いね。

B: You can say that again!

B: ほんとそうね。

I know right?

こちらも同調するニュアンスで使われます。日本語で言う「だよね!」、または「それな!」という表現に近いです。

この表現も家族や友人などの間で利用されるインフォーマルな表現です。”IKR” のように略した形で使われることもあります。

A: Oh wow… that lecture was super boring.

A: あー、あの講義めっちゃつまんなかった。

B: I know right?

B: それな。

Heck/Hell yeah.

最後に、”Heck/Hell yeah.” はかなりインフォーマルな表現で、誰かがした提案や発言にたいして100%同調するときに利用されます。また、特に男性の間でとても良く使われます。

”Hell yeah.” も ”Heck yeah.” も同じ意味を表しますが、”Hell” という言葉を使うことはあまり良くないので、その代わりとして ”Heck” を使うのがオススメです。

A: WHOA! That new 'Mission Impossible' movie was awesome!

A: あ~!!最新の『ミッションインポッシブル』最高だった!

B: Heck yeah! It was awesome!

B: あったりめぇだろ!最高だったわ!

反対することを表す表現

反対することを表す表現

さて、ここからは後半部分です。ここからは様々な場面での反対表現について紹介していきます。

I disagree. / I disagree with you.

“I disagree.” も ”I agree.” のように、会議・ディスカッション・友達や家族などの親しい人との会話など、フォーマル・インフォーマル共に使うことができる表現です。

誰かがした提案や意見に対して「反対です」という意味を表します。

また、”I disagree with~” という表現を利用する場合は、”with” の後に ”you(あなた)” などの代名詞だけではなく、”his opinion(彼の意見)” などの単語をいれることもできます。

A: I disagree with your methods of putting profits before workers.

A: 従業員よりも利益に重きを置くあなたのやり方に私は反対です。

I am not sure about that.

こちらも反対の意思を表す表現ですが、否定の度合いはそれほど強くはありません。「それはどうかな」といったニュアンスに近いです。

よくフォーマルな場面で使われますが、インフォーマルな場面でも使われます。

A: We should forget about looking for decent jobs and find a job that fits our needs instead!

A: 安定した仕事を探すのはやめて、その代わりに私たちに合うような仕事を探そうよ。

B: I am not sure about that…

B: それはどうかなあ。

I don’t think so.

こちらも否定を表す表現ですが、否定の度合いはかなり弱めです。「そうは思わない」といった意味を表します。

主にインフォーマルな場面で使われますが、状況によってはフォーマルな場面で使われることもあります。

A: Don’t you agree that the way we are treated by our teacher is unfair?

A: 先生のさぁ、私たちに対する扱い方、フェアじゃないと思わない?!

B: I don’t think so…

B: いやぁ…私はそう思わないけどなぁ。

I don’t see it that way.

こちらも反対の意思を表す表現ですが、否定の度合いはそれほど強くありません。「そうは思わない」といった意味を表します。

こちらはよくフォーマルな場面で使われる傾向がありますが、インフォーマルな場面で使われることもあります。

A: I am stuck. I am fed up with everything.

A: もう行き詰まりだよ。何もかもにつかれた。

B: I don’t see it that way. Life can be an adventure if you let it be!

B: そんなことないよ。人生は考え方次第で冒険になるんだよ!

I don’t think that’s right.

こちらの表現は否定の度合いが強めです。「それは正しいと思わない」とはっきり意思表示をするときに使います。

フォーマルな場面でもインフォーマルな場面でもどちらでも利用することができます。

A: It’s a piece of cake to pass a class as long as you know how to cozy up to the teacher!

A: 先生にゴマすれば単位取るのなんてちょろいな!

B: I don’t think that’s right. You should earn your grade with your hard work instead.

B: それは正しいと思わないよ。きちんと努力をしていい成績を取るべきだよ。

Heck/Hell no.

最後に、”Heck/Hell no.” は、先述した ”Hell/Heck yeah.” と同じように、とてもインフォーマルな表現で、誰かがした提案や発言にたいして100%否定するときに利用されます。また、特に男性の間でよく使われます。

”Hell no.” も ”Heck no.” も同じ意味を表しますが、”Hell” という言葉を使うことは好ましくないので、その代わりとして ”Heck” という単語を利用するのがオススメです。

A: Hey! Do you wanna try this very spicy hot pot?

A: ねぇ!この激辛鍋試してみたい?

B: Heck NO! You know I can’t handle spicy foods.

B: んなわけねぇだろ!俺が辛いもの食べれないの知ってるじゃんか。

肯定・否定の度合い

肯定・否定の度合い

さて、ここまで様々な賛成・否定の表現について紹介してきましたが、その度合いはどのようなものなのでしょうか。

特に否定は使い方を間違ってしまうとトラブルにもなりかねませんので、ここでは今まで紹介してきた肯定・否定の度合いについて書いていきたいと思います。

肯定の度合い

肯定の度合い

肯定では、“I agree. / I agree with you.” が最も弱く、“Heck (Hell) yeah.” が最も強い度合いとなっています。

否定の度合い

否定の度合い

というようになっています。

否定では、”I don’t think so.” が最も弱く、”Heck (Hell) no!” が最も強い度合いとなっています。

ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、ニュアンス別に賛成・反対の意思を表す英語表現を紹介してきました。意味はとても似ていますが、使うべきシチュエーションやニュアンスの微妙な違いなど、お分かりいただけたでしょうか。

全て便利な表現なので、場面に合わせてぜひ積極的に使ってみてください!少しでもお役に立てれば幸いです。

See you soon!