"I'm all ears" ってどういう意味? 体のパーツを使った英語イディオム15選

“Can you keep an eye on my bag?”
“I'm all ears.”
“Come here and put your feet up!"

どれも体のパーツを表す単語が入っていますね。
では、それぞれどんな意味なのか想像できますか?

たくさんある【体のパーツを使ったイディオム】の中から、今回は日常生活の中で耳にする機会が多いものを15個紹介したいと思います!

顔のパーツを使ったイディオム

まずは、顔のパーツである “eye / ear / mouth / nose / tongue” を使ったイディオムです。

1. keep an/one’s eye on 〜:~から目を離さないでいる

「注意深く何かを見張る、監視する、注意して目をかける」といった意味合いでとてもよく使われます。

“eyes” ではなく “an eye” もしくは “your eye” のようになることに注意しましょう。

【使用例】
Would you keep an eye on my suitcase for a minute?
「私のスーツケース、ちょっとだけ見ててくれませんか?」

2. for one’s eyes only:〜以外には秘密で

直訳すると「(誰)の目だけに」なので、「他の人が見ることはできない」というニュアンスで使われます。

【使用例】
This is for your eyes only, okay?
「これは君だけに見せるんだからね、いいね?」

3. be all ears:一心に耳を傾けている

直訳すると「全て耳です」という面白い表現ですが、まさに「全身耳にして聞いている」のような「しっかり聞いている」や、相手の話を「ぜひ聞かせて」と言いたい場合に使います。

【使用例】
Are you listening? -Yes, I'm all ears.
「(私の話)聞いてるの? ーうん、ちゃんと聞いてるよ」

4. by word of mouth:口コミで、口伝えで

日本語の「口コミで」を表す時にピッタリなのが、このフレーズ。

英語でもとてもよく使われます。“word” には冠詞がつかないことに注意しましょう。

【使用例】
Their business got most of their customers by word of mouth.
「彼らのビジネスは顧客の大部分を口コミで獲得した」

5. stick/poke one’s nose into 〜:〜に首をつっこむ

自分に特に関係のないことに積極的に関わりを持つことを日本語では「首を突っ込む」と言いますが、英語では「鼻」で表現するんですね。

反対の意味で “keep your nose out of 〜(首を突っ込まないでいる)” という表現もあります。

【使用例】
Don't stick your nose into other people's business!
「人のことに首を突っ込まないで!」

6. on the tip of one’s tongue:喉まで出かかっている

人の名前や言葉など、何かを思い出せないけどもう少しで思い出せそうというニュアンスの「喉まで出かかっている」を表すフレーズです。

【使用例】
What's his name? -Hang on, it's on the tip of my tongue.
「彼って何ていう名前?ーちょっと待って、喉まで出かかってるんだ」

手・足を使ったイディオム

次は「手」や「足」にまつわる “hand / finger / thumb / feet” を使ったイディオムを見てみましょう。

7. give/lend 〜 a hand:~に手を貸す

“hand” は日本語と同様に「助け」「援助」を表す言葉として使われることが多く、“give / lend 〜 a hand” は「手伝う」「手を貸す」の “help” という意味で用いられます。この場合、単数の “a hand” となるのが特徴です。

【使用例】
Can you give me a hand with these boxes?
「これらの箱を運ぶのを手伝ってくれない?」

8. have one’s hands full:とても忙しい

直訳すると「両手がいっぱい=両手が塞がっている」ということから「とても忙しい」を表すイディオムです。

7番の “a hand” とは違い、常に複数形の「両手=hands」を使います。

【使用例】
I have my hands full with my three kids.
「3人の子育てでとても忙しいです」

9. be good with one’s hands:手先が器用である

“be good with 〜” は一般的に「〜の扱いが上手い」を表すことが多く、“be good with one's hands” で「手先が器用である」という意味になります。

【使用例】
John's so good with his hands that he can mend anything.
「ジョンは手先がとても器用なので、なんでも自分で修理できる」

10. keep one’s fingers crossed:幸運を祈っている

幸運を祈るときにする、人差し指の背に中指を絡めるしぐさを言葉で表した「指をクロスする」が「幸運を祈る」を意味するようになりました。

もっと大げさに “keep one's fingers and toes crossed” と言うことも。

【使用例】
I have a job interview tomorrow. -Oh, I'll keep my fingers crossed for you!
「明日面接なんだ。ー幸運を祈ってるよ!」

11. be all thumbs:不器用である

9番の「器用である」とは反対に「扱いが下手」「不器用」を表す場合には “thumb(親指)” を使います。

“all thumbs” は「全部親指」という意味で、物をすぐに落としたり、細かいことが下手な「手つきがぎこちない」というニュアンスになります

【使用例】
I'm all thumbs today. I keep dropping things.
「今日はダメだ。色んなものを落としてばっかりだ」

12. get / have cold feet:怖気付く

「やろうとしていたことをやる勇気が急になくなる」という意味で使われるフレーズで、日本語の「怖気付く」を表す場合にピッタリのイディオム。特に結婚などの大きな出来事を前にして使われることが多い。

【使用例】
Brian got cold feet and cancelled his wedding at the last minute.
「ブライアンは怖気付いて、土壇場で結婚式をキャンセルした」

13. put one’s feet up:くつろぐ、一休みする

座って足を何かに乗せて高くする仕草を想像してみてください。
足を休めてリラックスしているイメージが思い浮かびましたか? それが、このイディオムの表すところです。

【使用例】
I'll do the dishes so you can put your feet up.
「君(あなた)がゆっくりくつろげるように僕(私)がお皿を洗うよ」

その他の体のパーツを使ったイディオム

最後に、“back”“stomach” を使ったイディオムを見ておきましょう!

14. behind one’s back:陰で、〜のいないところで

この “back” は「背中」を表します。「(誰かの)背中の後ろで」つまり、正々堂々と向き合ってではなく「陰で」「こそこそと」を表す場合によく使われるイディオムです。

反対の意味を表すイディオムに “to one's face(〜に面と向かって)” があります。

【使用例】
I don't care what people say behind my back.
「他人が陰で何を言おうと、私は気にしないわ」

15. have/get butterflies in one’s stomach:緊張している/緊張する

「お腹に蝶がいる」というなんとも面白い表現ですが、実際にいるわけありませんよね。

これは「緊張する」「ソワソワする」というニュアンスの「落ち着かない感じ」を表すイディオムです。好きな人がそばに来て「ソワソワ落ち着かない感じ」を表すこともあります。

【使用例】
I get butterflies in my stomach when I have to speak in front of people.
「人前で話さないといけない時はいつも緊張する」

まとめ

いかがでしたか?
そのまま意味が想像できるものもあれば、全く想像できないものもありますよね。

イディオムは自分では特に使う必要を感じないこともあると思いますが、一般的に広く知られているものは会話の中で出てくる機会も多いです。

今回紹介したものは、どれもわりと使われる機会が多いので、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。