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【あご、ほっぺ、脇】言えそうで言えない体の部位を表す英語まとめ

【あご、ほっぺ、脇】言えそうで言えない体の部位を表す英語まとめ

「あご」「ほっぺ」「脇」、これらを今すぐ英語で言えますか?

一見簡単そうですが、頻繁に使わない体の部位を表す英単語は、なかなか出てこないかもしれません。

しかし、知っているのといないのとでは大違い。対面であれば ”here!”(ここ!)と指さすこともできますが、そうでない場合はその単語が出てこないだけで、話が伝わらなくなってしまうこともありますよね。

この記事では、そんな言えそうで言えない体の部位を表す英語をまとめてみました。

日常会話で広く使われているものを集めて、言葉の説明や関連情報を添えていますので、ぜひ頭に(体に?)叩き込んで使ってみてくださいね!
 

顔・頭

顔・頭

それでは、体の上から順に下に向かって見ていきましょう。
 

Eyelids(まぶた)

まぶたは ”eyelid(s)” です。

“lid”「蓋」という意味なので、「目の蓋」だと考えると覚えやすいでしょう。
 

Earlobes(耳たぶ)

耳たぶは ”earlobe(s)”

“lobe” は、葉っぱのように丸く突き出した物を表す言葉です。
 

Nostrils(鼻の穴)

日本語では「穴」というので ”hole” を連想してしまいそうですが(それでもおそらく伝わりますが)、”nostril(s)” という単語が出てくるといいですね。
 

Tongue(舌)

スペルは例外的ですが、牛タンの「タン」なので、これは覚えやすいでしょう。

英語の発音に関する話題でも、知っておきたい単語ですね。
 

Chin/Jaws(あご)

英語の「あご」は、場所によって言葉が分かれています。

あごのとがった先の部分は、”chin”。二重あごは、”double chin”と言います。そのままですね。

あごの骨全体のことは、”jaws”。“upper jaw”(上あご)と ”lower jaw”(下あご)を合わせて、”jaws”(複数形)と表します。
 

Cheeks(ほっぺ)

ほっぺは、”cheek(s)” です。メイクをする方にとっては聞き慣れた単語でしょう。

頬骨のことは ”cheek bone(s)” といい、高い頬骨 ”high cheek bones” が、アジア人の特徴として挙げられることもあります。
 

Teeth(歯)

「歯」は1本であれば ”tooth”、複数本であれば ”teeth” と表現するのが自然です。

「前歯」「奥歯」はそれぞれ、”front teeth””back teeth”と言います。“back” には「後ろ」というイメージがあるかもしれませんが、「奥」という意味でも使われます。

その他にも、”wisdom tooth”(親知らず)”canine tooth”(犬歯)”baby teeth”(乳歯)”permanent teeth”(永久歯)なども合わせて覚えておくとよいでしょう。
 

上半身

上半身

Collarbones(鎖骨)

辞書を引くと ”clavicle(s)” も出てくるかと思いますが、より一般的な呼び方は ”collarbone(s)” です。

“collar”「襟(えり)」を意味するので、「襟元の骨」ですね。
 

Underarms/Armpits/Sides(脇)

脇は ”underarm(s)” または ”armpit(s)” と言います。「腕の下」「腕のくぼみ」という意味ですね。

くぼみ部分だけでなく、脇一帯(脇腹)を指す場合には、”side(s)” と言うこともあります。例えば、ストレッチで「脇を伸ばして」と言う場合には、”Stretch your armpit.” ではなく、”Stretch your side.” と言うのが自然です。
 

Wrists(手首)

手首は、”wrist(s)” です。

「リストバンド」などで日本でも聞く単語ですが、発音を間違えると ”list”(一覧表のリスト)になってしまうので注意が必要です。“wrist” の “wri” は、ウの口で、舌先をどこにもつけない状態で発音しましょう。
 

Palms(手のひら)

手のひらは ”palm(s)” と言います。

手相を読むことを ”palm reading” と言うので、単独で覚えにくい単語は、このような言葉とセットにして覚えるのも一つの手ですね。
 

Fingers(指)

指は ”fingers” ですが、5本指それぞれの名称も知っておきたいですね。

カッコ内は、日本語でいう「お父さん指」「お母さん指」のような幼児向けの表現です。

また「指先」は、”fingertips” と言い、“tip”「先」を意味します。
 

Stomach/Abdomen/Belly/Tummy(お腹)

お腹は ”stomach” と覚えている人が多いかと思います。“stomach” は、「胃」を意味する単語ですが、漠然とした「お腹」の意味でも広く使われています。

“abdomen” は、少しだけ硬いイメージですが、胃を含めた腹部全体を指す言葉です。例えば、「下腹部が痛い」と言う場合には、”I have pain in the lower stomach.” ではなく ”I have pain in the lower abdomen.” と言ったほうがより自然で正確です。

“belly””tummy” も、腹部全体を指す言葉です。“belly” は ”abdomen” の砕けた表現で、“tummy” は、日本語で言う「ぽんぽん」のような幼児言葉です。
 

Belly Button(おへそ)

おへそは “navel” と言うこともできますが、日常会話では ”belly button” と言うことが多いです。「お腹のボタン」という可愛い名称ですね。
 

Back(背中・腰)

背中から腰にかけての背部全体を ”back” と言います。”back” だけでも伝わりますが、「腰」と強調したい場合は ”lower back”「背中」と強調したい場合は、”upper back” と言うとよいでしょう。「腰痛」も ”lower back pain” で伝わります。

”upper”(上の)”lower”(下の)は他の部位にも広く使えるので、覚えておきたいですね。

【使用例】
upper teeth 「上の歯」
upper arm 「上腕」
lower body 「下半身」

 

下半身

下半身

Groin(足の付け根)

「足の付け根(そけい部)」“groin” といいます。

日本語で「股間」を意味して「足の付け根」と言うことがあるように、英語でもこの単語が使えます。
 

Genital Area(陰部)

病院への電話など、真面目に状況を伝えなければならないような場面では、スラングではなく、上品な言い方を知っておきたいですね。

陰部は、”genital area””private parts” と言えばOKです。
 

Bottom/Behind/Hip(お尻)

お尻の上品な言い方には、”bottom””behind” があります。

“butt””ass” という言葉もありますが、これらは「ケツ」みたいなニュアンスなので、使う場面や相手には注意が必要です。

“hip” は馴染みのある単語かと思いますが、一般的にはお尻のせり出した部分を指して使われる言葉です。
 

Thighs(太もも)

太ももは ”thigh(s)” です。鳥のもも肉も ”chicken thigh” と言います。

太ももの表(前側)”quadriceps”(大腿四頭筋)の略で ”quads”太ももの裏(後ろ側)”hamstrings” と呼ばれています。
 

Shins(すね)

「すね」は、”shin(s)” です。

“sin” と発音してしまうと「罪」になってしまうので、”sh” を発音してくださいね。

日本語では「向こうずね」「弁慶の泣き所」と呼びますが、英語にも “Achilles' heel”(アキレスのかかと=アキレス腱)というギリシャ神話にちなんだ同様の表現があり、どちらも比喩的に「急所」「唯一の弱点」を表して使われます。

違う言語に同じような表現があるのは、興味深いですね。
 

Calves(ふくらはぎ)

ふくらはぎは、単数では “calf”、複数では ”calves” です。

認知度は低いかもしれませんが、つま先立ちをしてふくらはぎを鍛える運動は、日本でも「カーフ・レイズ」(“calf raise”)と呼ばれています。
 

Ankles(足首)

足首は ”ankle(s)”。この単語は「くるぶし」を指して使われることもあります。

日本でも「アンクル丈」などと言うので、馴染みのある単語かもしれません。

こちらも発音が重要で、“ankle” の ”a” は、 ”apple” の ”a” と同じで、アとエの中間のような音です。発音を間違えると、”uncle”(叔父さん・伯父さん)の話になりかねないので注意しましょう!
 

Toes(足の指・つま先)

日本語と同じように、足の指は数字で呼ばれることが一般的ですが、第1指と第5指には名前が付いています。一本一本は ”toe”、複数本(つま先)は ”toes” と呼びます。

 

まとめ

すぐに言えそうな単語はいくつありましたか?

単語の意味や、関連する情報を絡めて覚えておくと、言いたいときに適切な単語がぱっと口から出てくるようになるのではないでしょうか。

辞書には一つの単語に対して複数の英単語が載っているので、日常会話でどれを使っていいか分からないという方も、是非今回ご紹介した情報を参考にしていただければと思います。

単語をしっかりと身に付けることで、情報を正確に伝えて、会話をスムーズに進められるといいですね。