SHIORI
(更新)
飛行機や電車、バスなど、公共交通機関を利用したお出かけ・旅行には「乗り換え」がつきものです。
ですがこの「乗り換え」という表現、英語でどう表現すればいいのかパッと思い付かないという人も結構いるのではないでしょうか。
そこで今回は、旅行中、旅行先、日本国内での道案内などで使える「乗り換え」の英語表現を紹介していきたいと思います。
change には「変わる・変える」と言う意味があるため、そのまま電車や飛行機、バスなどを「変える」という意味で使うことができます。
どの乗り物に対しても使える便利な英語表現です。
「Downtown Crossing駅に差し掛かっています。Red線、Green線、SL5、そしてバスへはここで乗り換えてください」
「Orange線に乗るにはどこで乗り換える必要がありますか?」
switch には「変える・切り替える・転向」という意味があり、change と同じように使うことが出来ます。
「State駅で電車を乗り換えた方が良いですよ」
ここでの You want to do〜は「〜したほうがいい・〜するべき・〜してください」というニュアンスです。詳細はこちら
「ああ、Government Center駅で乗り換えるべきだったんだよ」
transfer には「移行する・移る」という意味があります。
「ある1つの場所からほかの場所へ移動する」というニュアンスがあり、「乗り換え」の際によく使われます。change や switch と同じ意味ですが、よりフォーマルな印象になります。
「ABC Park行きのシャトルバスとA電車への乗り換えがここでできます」
「どうやってOrange線の電車に行けますか?」
「まずGreen線で(ここから)2駅のところに行って、そこからOrange線に乗り換えます」
transit には、「通行、通過、運搬、輸送」という意味があります。モノの移動を指す名詞です。
飛行機でよく聞く単語ですが、飛行機でこの単語が使われた場合、「最終目的地ではないが、機内食や燃料を補給するために通過点でいったん着陸する」ということを意味します。
先の transfer は飛行機自体を乗り換えるのに対し、transit は一時着陸はするが飛行機は同じで、乗り換えはないということになります。
「公共交通機関を利用する際にはマスクが必要です」
「彼女はボストンに向かっている最中です」
in transit は「輸送中で・通過中で」というような意味があり、人物に使う場合は「移動中で」となります。つまり、人がある場所から違う場所へと移動している最中のプロセスのことを指します。
transition には「移行・移り変わり」という意味があり、「乗り換え」としても使うことができます。
change と同じような意味で、名詞と動詞どちらとしても使うことができます。
「空港に行くのに地下鉄からバスに乗り換えることができます」
「地下鉄から空港に行く予定なら次の駅で降りてください」
connection には、「結合・接続・連結」という意味があり、「乗り換え」という意味としても使うことができます。
よく聞くのは、飛行機の乗り継ぎの便を表す connection flights や、電車からバスへの乗り継ぎを表す bus connection などです。
「ここでバスへ乗り換えてください」
「乗り継ぎの便に遅れないように気をつけてね」
ここでは、知っておくと便利な乗り換え案内や乗り換えに関する英語フレーズをいくつか紹介したいと思います。
「〜へはどうやって行きますか?」
「〜への行き方を教えてもらえませんか?」
「どこで〜線に乗り換えられますか?」
「このチケットには乗り換えも含まれていますか?」
「〜に向かっています。(そこへ行くのに)〜線に乗るこちはわかっているのですが、どこかで乗り換えが必要ですか?」
be headed to/for 〜で「〜に向かっている」という意味になります。
「〜線〜行きに乗って、〜駅で降りてください」
「〜線」は ___ line と表し、「〜行き」は going toward という英語表現を使います。
「〜駅で〜線〜行きの電車に乗り換えてください」
いきなり動詞から始まる命令形のほかによくネイティブに使われる「〜したほうがいい・〜するべき・〜してください」を指す英語表現は、You want to do ___. です。繋げて You wanna ___. と使われることもあります。
「〜駅で都営地下鉄に乗り換えられますよ」
metropolitan は「都営」という意味で、subway は「地下鉄」を指します。
「〜行きのバス101に乗って3番目のバス停の___で降りてください」
「バス停・停留所」は (bus) stop と表現されます。
「〜でバスへの乗り換えができます」
いかがでしたか?
今回紹介した英語表現を押さえていれば、ある程度の乗り換え案内がとっさにできるようになります。
いつかまた旅行が気軽に出来るようになるまでに、英語で道案内ができるように備えておくと、きっとあとあと便利ですよね!