前回、男性が女性を誘いたいときの英語フレーズをご紹介しました。
(参考:全日本男子必見!外国人の女の子を誘うときの英語フレーズ)
一方で、逆に男性からデートに誘われたとき、女性はどのように返事をしたら良いのでしょうか?
返答の仕方には、「Yes/No」だけではない様々なパターンが考えられます。内心は快諾してるのにもったいぶったり、予定を先延ばしして断ろうとしたりなど、そのバリエーションの豊富さはダルビッシュの変化球並みです。
今回は、女性がデートに誘われたときの返事の仕方についてご紹介します。そして男性にとっても、女性との高度な心理戦を勝ち抜くためのヒントにしていただければと思います。
喜んでOKするとき
Would you like to go out with me?
「デートしてくれませんか?」
こんな誘いを受け、「是が非でも!」と快諾したいときの返答パターンはこちらです。
- I’d love to.
- I’d happy to.
- That would be lovely.
- That sounds great!
- Why not?
これらはどれも「喜んで!」という快諾を表現します。
他にも、次のような表現もできます。
- Yes, and thanks for asking me out.
「誘ってくれてありがとう」 - It’s so nice of you to ask me out.
「誘ってくれてありがとう」
電話やメールの誘いなら、次のように返答してもよいでしょう。
- Yes, I’m looking forward to seeing you.
「楽しみにしてます」 - Yes, I can’t wait to see you.
「お会いするのが待ちきれません」
渋々とOKする
デートに誘われて飛び跳ねるほど嬉しくはないけれど、「行ってあげてもいいかな」くらいのときもあるでしょう。そんな状況で返答するときのために、上から目線な表現も知っておきたいところです。
- Well……yeah okay.
「うーん、いいよ」 - I won’t say no to that.
「行ってもいいよ」 - I can say yes.
「とりあえずOK」
駆け引き上手に返事する
犬をしつけるコツはご褒美を出し惜しみすることです。これと同様に、条件を設けたり焦らしたりして、相手の意欲を促したいときには次のような表現を使いましょう。
- Yes, if it’s only dinner.
「食事だけならいいわよ」 - I may be able to make it on Sunday.
「日曜日なら会えるかも」 - Let me find some time we can get together.
「会える時間を作ってみるわ」 - Let me think about it.
「ちょっと考えさせて」 - If I can make it.
「都合がつけばね」
やんわりとお断りする
お誘いはありがたいが気乗りしない、興味ないというケースもあるでしょう。そんなときに角を立てずお断りする表現はこちらです。
- I want to see you, but I don’t have time.
「あなたに会いたいけど時間がないの」 - Perhaps next time when I’m not busy.
「忙しくない時にまたね」 - I appreciate, but……
「ありがとう、でもちょっと……」 - Maybe some other time.
「またの機会にね」 - Well, no thanks.
「うーん、ごめんね」
辛辣にお断りする
やんわりと断ってもガッツのある男はしつこく誘ってくるものです。そんなガツガツした誘いも無駄よ! というときは、このように言ってやりましょう。
- Well, we can’t go out on a date.
「あの、デートは困るわ」 - I don’t see you in that way.
「わたし、あなたをそういう目で見られないの」 - I like our relationship the way it is now.
「このままの関係がいいと思うの」 - I’m sorry, but I’m already seeing someone.
「ごめんなさい。もう付き合ってる人がいるの」
ナンパを撃退する
正式なデートの申し込みでなく、軽いナンパ男を撃退する表現も覚えておきましょう。
- Leave me alone.
「ほっといてよ!」 - I don’t want to talk to you.
「あんたと話したくないの」 - Goodbye and good luck.
「さよなら。(ナンパ)がんばってね」 - I said, “No”.
「嫌って言ってるでしょ」
それでもしつこいナンパを撃退する
なかなか引き下がらないハートの強いナンパ男には、次のような表現が効果的です。ただし少し強烈な表現もありますので、逆ギレさせないように注意しましょう。
- Get lost!
「あっち行け!」 - I’m not that kind of girl.
「そういう女じゃないから」 - Don’t even talk to me.
「話しかけてすらこないで」 - Beat it!
「消えろ!」
番外編:男性必見! 誘いを断られたときの返し方とは
勇気を振り絞ってデートに誘っても、OKをもらえない場合もあるかと思います。「そんなことありえないぜ☆」というイケ好かない男性はぜひ読み飛ばしてくださいませ。
A. あっさり引き下がるなら
「いいよいいよ」「大丈夫だよ」と素直に引き下がる場合はこのように言いましょう。
- No problem.
- It’s OK.
- That’s fine.
B. 用事があると断られたら
I’m busy tonight.
「今日は忙しいの」
などと都合がつかないことを理由に断られた場合には、このように返しましょう。
- How about tomorrow?
「明日はどう?」 - What about next Friday?
「来週の金曜日はどう?」 - When are you free?
「いつなら空いてる?」
C. 気乗りしないと断られたら
I don’t feel like movie tonight.
「映画の気分じゃないの」
このようにデートプランを理由に断られた場合には、次ように返しましょう。
- OK. Do you want to go for coffee then?
「わかった。じゃあコーヒーでもどう?」 - I’ll tell you what. Let’s have dinner.
「それじゃあ、ディナーに行こうよ」
D. 何度断られても引き下がれない夜なら
ここで諦めたら男がすたる! と今宵は粘りたいというあなたは、このように食い下がってみましょう。
- Oh, come on. It should be fun.
「いいじゃん、きっと楽しいよ」 - I can definitely make you happy.
「絶対楽しませるからさ」 - For God's sake!
「どうかお願いだから」 - This is the last time I ask you, so please…!
「頼む! 一生のお願い!」
男は引き際が肝心と言いますが、それはきちんと粘ることができて初めて意味を持つ言葉です。いざというときのために、なりふり構わない表現も身に付けておきましょう。
ネイティブがよく使う “Rain Check” って?
自分も相手に好意を持っているけれど、どうしてもデートを断らなくてはならないときってありますよね? ですが断ってしまうと、もう二度と誘ってもらえないかもしれない……。そんな時に使える表現が “rain check” です。
もともとは、見に行った野球の試合が雨で中止になったときに、次回の試合のチケット “rain check(雨のチケット)” をもらえたのがその語源です。
- I'd love it, but I don’t have time. Can I take a rain check?
「行きたいけどどうしても時間がないの。また今度にしてもらえるかしら?」
このように言っておけば、「本当は行きたかったけど行けなかった。また誘ってね」という想いを伝えることができるでしょう。
おわりに
一般的に、日本人は相手の申し出を断る際に、曖昧であやふやな態度をとると言われます。角を立てないことを重視する日本文化とも言えますが、異文化においてはそれが通じないことも多々あります。
「はっきりとNOを言える日本人になろう!」とよく言われていますが、実は英語表現にも相手を思いやろうと回りくどく言ったりお茶を濁す表現はあるのです。そのデートの誘いがよっぽど嫌なものでなければ、“No!” だけでない表現も(相手のためにも)覚えておきたいものです。
また同じように “Yes!” の場合にも、バリエーション豊かな返答の仕方を覚えておけば、あなたのデート戦略もきっと豊かになるはずです。
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