DMM英会話ブログ編集部
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普段言っていることを英語で伝えようとすると、日本語からの直訳でつい「ヘンな表現」になったりすること、ありますよね。
また、とても簡単な内容なのにどう言えばいいのか思い付かずに口ごもってしまったり。
そこで今回は、簡単&シンプルだけど、日本人が間違えてしまいそうな英語表現を集めてみました。
△ Almost!
◯ It was so close! (So close!)
「ほとんど」の直訳から "almost"と言ってしまいがち。これも「間違い」ではありませんが、「寸前」や「(正解に)近い」を意味する"close"のほうがよく使われます。"It was so close!" または縮めた "So close!" でもOKです、トライしてみましょう。
△ cook lunch
◯ make lunch
アメリカのランチ、特にランチバッグ(お弁当)はサンドイッチなど火を通さない(=料理しない)ものが多いですね。なので "cook" より "make" がよく使われます。
"dinner" は本格的に料理することが多く、すると "cook" が使われます。
"breakfast" もベーコンエッグなど火を通すものであれば "make" より "cook" ですね。
ただし厳密なルールがあるわけではなく、人それぞれの感覚やメニューによるので、どの表現も「間違い」ではありません。
× ... (無言)
◯ I'm sorry.
謝っているのではなく、不運/不幸な目に遭った人に対する慰めの定型文句です。本来は "I'm sorry to hear that." ですが、"I'm sorry." だけでもOK.
例えば上司が「身内に不幸があり、明日は欠勤する」と言った時、友だちが「やだ!宿題忘れちゃった!」と言った時など、相手やシチュエーションに関係なく使えます。
状況が深刻な時ほど無言ではなく、まずは "I'm sorry." と共感を示し、必要であればその後に詳細を聞きましょう。
△ a headache
◯ a brain freeze
"I have a headache!" のあとに「アイスクリームを食べたから」 と言えば通じるし、"an ice cream headache" とも言いますが、一般的なのは "a brain freeze" です。
× look white/ blue
◯ look pale
日本語では体調や気分が優れない時の顔色は「悪い」「蒼白」「青い」などと言いますが、英語では一般的に "pale" (青白い)が使われます。
ただし "pale" は生まれつき肌の色がとても白い人に対しても使われます。
呼吸困難など深刻な症状で顔が「真っ青」な場合は "purple" が使われます。
△ a red face
◯ blushed
"a red face" は飲酒、アレルギー、その他の症状で顔の皮膚が赤くなった場合に使います。ただし「赤面」の意味で使われこともあるので「間違い」ではないです。
× a handmade pie
◯ a homemade pie
お菓子も含めて家庭料理には "homemade" を使い、手芸・工芸など料理以外の手作りの品は "handmade" と言います。
× take shower
◯ take a shower
シャワーには "a" が付きます。アメリカでは浴槽で湯につかることは少なく、シャワーが基本。日常生活で頻繁に使われるフレーズなので文法的に解釈するより暗記してしまいましょう。
× have fever
◯ have a fever
これも "a" が付きます。高熱 "a high fever" であれば病院へ行きましょう!
× go to a hospital
◯ go to see a doctor
日本語での「病院に行く」は、英語では「doctor(医師)に会いに行く」となります。お見舞いなど診療以外の理由で行くのであれば "go to a hospital" となります。
× drink a little bit
◯ sip
お酒や熱い飲み物などを「ゴクゴク」ではなく、一口、または少量飲むことを言います。
ホテルのバーでカクテルを "take a sip" するのは上品なイメージですね。
△ dump you
◯ leave you
"dump" (捨てる)はキツい表現。"I'm leaving you." は「あなたを残して私は去ります」なのでマイルドな言い方ですね。もっとも、どちらにしても別れることに変わりはなく、言われたほうは大ショックなのですが。
※この文脈での"met somebody"は、ある人と出逢い、その人に恋してしまった、もしくはすでに恋愛関係になっていることを意味します
△ drive a car
◯ get in a car
"drive a car" は車を「運転」すること。その前に車に「乗り込む」ことは "get in a car" と言います。助手席や後部座席に乗り込むことも "get in a car" です。
△ car accident
◯ hit by a car
"a car accident" は「交通事故」です。「車に轢かれる」は英語では「車に "hit" される」と言います。"struck by a car" とも言います。
× get in a bus
◯ get on a bus
車の場合は "get in" ですが、バスや列車に乗り込む場合は "get on" となります。これも丸暗記してしまいましょう。
いかがでしたか? どれも日常生活での使用頻度が高い表現です。シンプルなので覚えて使ってみましょう。一度使うと以後は自然に口をついて出るようになり、英語がナチュラルに!Let's try!
【日本語をそのまま訳すとなんかヘン!?直訳不能な英語表現】