「ドカーン!」は英語で? 漫画や日常生活で使われる英語のオノマトペ・擬音20選

英語のオノマトペ

「オノマトペ(onomatope/onomatopoeia)」という英語は聞いたことありますか?

日本語で「擬音/擬態語」のことです。

擬音は日常の中でたくさん使われていますが、中でもマンガの描写には欠かせませんよね。

マンガでは “written sound(文字化した音)” として、音をそのまま文字化した表現が多く見られます。当記事では、「文字化された音(擬音)」を表す英語をご紹介していきます!

日本語と英語の擬音の違い

日本語と英語の擬音の違い

「擬音」は、辞書では次のように説明されています。

事物の音や人・動物の声などを表す語のこと。「ざわざわ」「がやがや」「わんわん」「しくしく」の類。
(三省堂大辞林より)

日本語では「しくしく(泣く)」「チビチビ(飲む)」などと表現するところですが、英語では “weep(しくしく泣く)” “sip(チビチビ飲む)” のような動詞で表現します。

単語一つで様子を表せてしまうのは面白いと思いませんか?

“sip” という単語を知らなくても “drink slowly” などと言えば済みますが、細かな違いを描写する言葉をズバリと使えると英語のランクが上がります。

モノの音を表す擬音

モノの音を表す擬音

擬音は日常的に使われていますが、特に "manga(マンガ)" の世界では臨場感や躍動感を出すために欠かせません。ここからは、マンガのページにあふれている擬音が英語だとどのような表記になるのかを見ていきましょう。

擬音を強調したいときは “Baaaaaaan!!(バーーーン)” のように文字を繰り返し、派手に表現されるのも特徴です。

boom!

《ドーン、バーン、ドカン:大きな破裂音》

"boom" は「今年のブーム」のように「流行」を意味する言葉ですが、とどろくような音を表現するためにも使われます。

爆弾が破裂したときのように、耳をつんざくような激しい音です。

kaboom!

《ドカーン!:爆発音》

ダイナマイトの爆発シーンなど、これもまた大きな爆発音を表します。

zoom!

《ビューン!:車が走る音》

自動車のコマーシャルで使われていたこともあるので、聞き覚えがあるかもしれませんね。

日本語で “zoom” というとカメラのズームが真っ先に浮かびますが、車が滑らかに走っていく様子を表す擬音でもあります。

vroom!

《ブロロロ!:車が走る音》

こちらも車が勢いよく走る音です。エンジン音を効かせたイメージで、日本語だと「ブロロロ!」といったところでしょうか。

woo-woo/nee-nah

《ピーポー:パトカーの音》

「ピーポーピーポー」と表現される日本のパトカーや救急車の音。

英語では決まった音はないようで、複数の表記があります。

click

《カチッ:硬いものが軽くぶつかる音》

パソコンのマウスを「クリックする」の “click” です。

ドアのカギを「カチッ」と開けるシーンでも見かけるかもしれません。

pop!

《ポン!パン!:軽く弾ける音》

シャンパンのコルクを開けたときのような軽快な音です。

コルクが抜けて「シュワーッ」となる音は “fizz” です。

creak

《ギーッ:ドアがきしむ音》

長らく使われていなかったため、蝶つがいがサビ付いたドアを静かに開いたときに鳴るような音です。

rrr

《リーン:電話が鳴る音》

携帯電話が主流の現在は、「リーン」や「トゥルルル」といった電話の音を聞くことはあまりないかもしれませんね。

発信音やブザーなどの「ピーッ」は “beep” になります。

snap

《パチン、ピシッ:短く弾く音》

指をパチンと鳴らしたときや、枯れた小枝をポキッと踏んだときの音など。

人が出す音を表すオノマトペ

人が出す音を表すオノマトペ

笑い声 “hahaha(ハハハ)” のように日本語と同じものもありますが、同じ人間が出す音ながら日本語と英語では表現が結構違っているものです。

ahem!

《エヘン!:咳払い》

咳払いをするときの「エヘン!」は英語だと "ahem!" になります。

achoo!

《ハクション!:クシャミの音》

海外では、人がクシャミをしたら “Bless you!” と言ってあげてくださいね。

brrr

《ブルブル:体の震え》

寒さなどで体が震えているときの「ブルブル」を表します。

mwah

《チュッ:キスの音》

「チュッ」というキスの音は英語ではこうなります。

「ブチュ〜」と派手なキスだと “mmmmwaah” のように表現されます。

phew!

《ホッ!:胸をなで下ろす》

安心して、ホッと胸をなで下ろす様子を表します。

動物の音を表すオノマトペ

動物の音を表すオノマトペ

最後は動物特有のオノマトペをご紹介します。

cock-a-doodle-do

《コケコッコー:雄のニワトリが鳴く声》

英語ではオンドリはこのように鳴きます。

purr

《ゴロゴロ:猫がのどを鳴らす音》

猫が気持ちよさそうにのどを鳴らす「ゴロゴロ」も、英語だとこのように聞こえるのですね。

よく整備された車の快調なエンジン音もこの音で表現されたりします。

koax-koax/brek-ke-kex

《ケロケロ:カエルの鳴き声》

カエルが「ケロケロ」と鳴く様子は “croak” という動詞で表せますが、実際の鳴き声を真似るときはこのような表記が見られます。

buzz

《ブーン:小さな昆虫が立てる羽音》

蚊、ハエ、ハチなどがブンブンといっている様子を表します。

moo

《モー:牛の鳴き声》

犬は “woof woof” や “bow wow”、猫は “meow” や “miaow”、羊やヤギは “baa” など、英語と日本語における動物の鳴き声は何かと違いが大きいですが、牛は似ていますね。

「モー」と読めますが、「ムー」のように発音します。

まとめ

今回は英語の擬音をご紹介しました。

同じ音なのに英語では捉え方が異なっていて、日本語に慣れた私たちの耳には思いもよらない表現が目立ちますね。でも、改めて聞き直してみるとそれはそれで分かる気もしませんか?

英語と日本語の擬音が大きく違っているように、それぞれの言語には固有の擬音があります。比べてみるのも面白いかもしれませんね。