“everyday” と ”every day” は違う? スペースがあると意味が変わる英語表現まとめ

スペースがあると意味が変わる英語表現

皆さんは "every day" と "everyday" の違いは分かりますか?

同じ単語のスペルミスじゃないですよ!

実は、普段あまり気にしないようなスペース1つで意味が全く変わってしまう表現がたくさんあります。

これらの単語やフレーズは、スペルも発音も一緒なので、耳で聴きとるとその違いに気づきにくいのですが、文字で書くときは文法的な誤りになってしまうので実にやっかい。

今日はそんなスペースがあるかないかで、意味が変わる言葉や表現をご紹介したいと思います。

スペース1つで全然意味が違う!要注意な英語表現

要注意な英語表現

overtime VS over time

overtime の意味:残業

I had overtime and got home late last night.

「昨夜は残業があって帰宅が遅くなった」

「時間を過ぎても働く」という意味で「残業」という意味の名詞です。またスポーツの延長戦などにも使われるので、スポーツファンの方にはなじみがある単語かもしれません。
over time の意味:やがて

The wound will heal over time.

「傷は時間とともにやがて癒える」

こちらはスペースが入ったことで、フレーズになると「やがて」「時間とともに」という意味になります。名詞と全く意味が違うので、文字に起こすときは注意が必要ですね。

all together VS altogether

all together の意味:同じ所に、同時に

Let's sing! All together now!

「歌おう!一緒に!」

スペースが入ることでフレーズになると「あるグループの要素・メンバーすべて」という意味になります。
altogether の意味:合計して

I'd like to pay for everything altogether.

「全部まとめてお会計をお願いします」

こちらは副詞で、「全部合わせて」という意味の単語です。

"overtime" ほどあからさまに意味が変わるわけではありません。しかし、意味は通じますが、明らかに間違いであることは気づくので、やはり文字に起こすときは気を付けたい単語です。

giveaway vs give away

giveaway の意味:景品、サービス品、無料サンプル

We have a huge giveaway at the end of the show!

「番組の最後に豪華なプレゼントのお知らせがあります」

"Give away" のフレーズが誰かにものを上げることなので、名詞の "giveaway" も「景品」や「無料サービス」という意味を想像しやすいと思います。
give away の意味:与える、贈る、寄付する

I will give away this new sweater to charity.

「この新しいセーターをチャリティー団体に寄付しようと思う」

また、"give away / giveaway" には「明らかにする」という意味もあります。

You ate my cookie! The crumbs are a dead giveaway!

「クッキー食べたでしょ!その食べかすが決定的証拠よ!」

This is supposed to be a surprise. Don’t give away clues!

「サプライズにしたいんだから、ヒントをあげちゃだめだよ!」

この使い方の場合は名詞も形容詞も同じ意味になりますので、文脈に合わせて使い分けましょう。

makeup VS make up

makeup の意味:化粧

Wait. I haven’t put my makeup on yet.

「まって。まだメイクしてないの」

make up の意味:心を決める、物の構成、作り上げる

Hurry up and make up your mind!

「早く決めてよ!」

This team is made up from three members.

「このチームは3人のメンバーで構成されてます」

My daughter made up a funny story.

「娘がおかしなお話を作った」

このように、"makeup" のみ「化粧」という意味で、"make up" には複数の意味があります。

すべて「何かを作る」というニュアンスですが、なかなかすべて覚えるのは難しいですね。

似た意味だけどニュアンスが異なる表現

似ているけどニュアンスが異なる表現

ここから先は、似たような意味でもスペースが入ることで、指し示す範囲などが変わる言葉をご紹介します。

everyday VS every day

everyday の意味:日常の、平常な、ありふれた

I am studying everyday English phrases.

「日常英会話のフレーズを勉強しています」

スペースなしの "everyday" は、形容詞として使われる表現です。
every day の意味:毎日

I go to the gym every day.

「毎日ジムに通っています」

いずれも「日々」に関連する言葉ですが、それぞれ使い方が異なります。

anytime VS any time

anytime の意味:任意の時間に

You can call me anytime.

「いつでも電話をください」

1単語の "anytime" は副詞です。
any time の意味:いつでも、どんな時でも、常に

They could call any time.

「いつ電話がくるかわからない」

この2つの使い分けはネイティブでも頻繁に間違えるものです。

"any time" か "anytime" で迷った場合は "any time" とスペースありの方を選びましょう。一見古めかしく見えますが、文法的に誤りになることがありません。

any more VS anymore

anymore の意味:今は、もはや

I don’t go shopping there anymore.

「もうあそこでは買い物をしていない」

「もはや」の意味で ”anymore” を1つの単語として使う場合がありますが、これは実はアメリカ英語です。
any more の意味:もう少し、いくつか、今は、もはや

Would you like any more to eat?

「まだなにか召し上がられますか?」

イギリス英語圏では ”any more” は常にスペースが入ります。

テストなどではスペルミスとして指摘されてしまいますので気を付けましょう。この場合も迷ったときはスペースをいれるという対応がいいでしょう。

anyone VS any one

anyone の意味:だれか、だれでも

Is anyone home?

「だれかいますか?」

any one の意味:どれか一つの

You can take any one of them.

「どれでも好きなものを選んでね」

こちらも、不特定の人を表すときは "anyone"、あるグループのなかのどれか一つを示すときは "any one" を使います。パターンが見えてきましたね!

someday VS some day

someday の意味:(漠然とした未来を指して)いつか、そのうち

I want to visit Italy someday.

「いつかイタリアを訪れてみたいです」

some day の意味:具体的な日付を明示せずに、ある特定の1日を指す場合

Do you want to hang out together some day next week?

「来週のうちの一日一緒に遊ばない?」

こちらも漠然とした未来を指すときは “someday”、ある特定の位置の場合は ”some day” を使います。

まとめ

たった1つのスペースで意味が全く変わったり、指している対象が変わってしまう言葉をご紹介しました。

ネイティブでも普段意識しておらず間違ってしまうことが多い言葉ばかりです。

トリビアとして覚えておいたり、スペルチェックの際に判断がつくよう知識を蓄えるのは大切ですが、気にしすぎてしゃべるチャンスを逃してしまうのはもったいない!

どんどん喋ったり文章を書いて、実例を持って覚えるのがおすすめです。また、他にも似たような単語があったら、法則性を見つけるのも楽しいですね!