Erik
(更新)
海外ドラマや洋画を見ていて「知っている簡単な単語しか出てこないのに、言っている意味がわからない…」なんて経験ないですか?
その原因、もしかすると「句動詞(Phrasal Verb)」にあるかもしれません。
この句動詞を自由自在に使いこなせるようになると、英語力が一気に飛躍します!
しかし、日本人英語学習者にとって句動詞は少し厄介物で、数が膨大な上にそれぞれの区別がつきにくく、なかなか覚えられません…
そこで本記事では、ネイティブが頻繁に使用する句動詞の意味と使い方を、コアイメージを表したイラストとともにご紹介。
イメージの力を借りて、ネイティブ英語をマスターしましょう!
今回は、「follow up」についてです。
follow「追う」と up「上へ」を組み合わせた「follow up」という英語表現は、日常会話でよく使われる句動詞の一つ。
follow up の主な意味は「再確認する」「追跡する」です。
基本の考え方としては、「時間の経過による変化を追いかける」イメージ。
たとえば、お医者さんが数ヶ月前に診た患者さんをまた今月も診た場合、「患者の状態を follow up している」と英語で表現することができます。
過去に確認した古い情報と、現在の新しい情報の間のギャップを埋める動きを follow up と表現するわけです。
それでは、例文とともに follow up の実践的な使い方を見ていきましょう。
「お医者さんは来週、患者さんの経過を確認します」
→怪我の経過を確認して現在の(新しい)状況を知る
「進捗状況の確認・共有のため、また来週もメールをお送りさせていただきます」
→メールを再度送る・受け取ることで(新しい)進捗状況を知る
「今回の件について詳しく知るために追跡します」
→調べることで詳しい(新しい)情報を知る
「先週の私のクレームについて調べてください」
→調べることで詳しい(新しい)状況を知る
follow up は follow「追う」と up「上へ」を組み合わせた英語表現で、「時間の経過による変化を追いかける」イメージだとお伝えしました。
今回ご紹介した意味以外でも follow up が使われていることがありましたら、このイメージに当てはめて考えてみると良いでしょう。
ぜひ follow up やほかの句動詞も使いこなして、英語の表現の幅を広げてみてくださいね!