「確かに」「その通り」は英語で? 状況に応じた英語の相槌表現集

相槌に使える英語表現集

想像してください。

誰かと会話をしているときに、あなたが話している間、相手が表情一つ変えず、ただ黙ってあなたを見つめていたら…
 
 

そんな状況は、不自然かつ、ちょっとした恐怖すら感じるのではないでしょうか。

会話をするとき、話をしていない側の人は相手の言葉を聞きながら、感情によって表情を変えたり、「確かに」「なるほど」などと相槌を打ったりするものです。

「確かに」「へえ」「そうだよね」「なるほど」「その通り」など、たとえその言葉自体に深い意味はなくても、相槌には「あなたの話を聞いているよ、理解しているよ」と示す意図があり、自然で円滑なコミュニケーションを成立させるためにとても大切。

さらに相槌は、相手に話の続きを促したり、逆に次に自分が話すタイミングにつなげたりするバトンの役割も果たします。

今回は「確かに」「その通り」など、相槌に使える英語表現をご紹介していきます。
 

「確かに」「なるほど」|理解を伝える英語の相槌

「確かに」「なるほど」|理解を伝える英語の相槌

まずはもっとも基本的な「確かに」「なるほど」の英語表現から。

これらは相手への理解を示す相槌です。
 

I see.「なるほど」

「私は見える」が直訳ですが、そこから「相手の話していることが見えている」「話の内容が分かる」という意味で使われます。

頷きながらサラリと言って「なるほどね」とクールな感じにも言いますし、Oh「ああ」などの感嘆詞をつけたり強く発音したりして「なるほど!」とピンときたニュアンスで言うこともできます。

That’s how we solved the problem.

「そのようにして私たちは問題を解決しました」

Oh, I see.

「ああ、なるほど」

 

(You’re) Right.「確かに」

right は「正しい」という意味。「(あなたは)正しい」から「確かに」のニュアンスになります。

She left an hour ago, so she must be there by now.

「彼女は1時間前に出たので今頃は到着しているはずよ」

Right.

「確かに」

 

That’s true.「確かに」

true は「本当である」という意味で、right と同じように使います。

We never know when our last day will be.

「人生最後の日がいつかなんて分からないものだよ」

That’s true.

「確かにね」

 

I get it.「なるほど」

「私はそれを手に入れる」が直訳で、そこから「話の要点を掴む」という意味を表します。

That’s why I wanted to share this news with you.

「そういうわけで君とこのニュースを共有しておきたかったんだよ」

Oh, I get it.

「ああ、なるほど」

 

That makes sense.「なるほど」

make sense で「意味を成す」。「それは意味を成す」つまり「話のつじつまが合って理解できる」ということです。

In order to get an older version of this software, you have to buy the latest version and downgrade.

「このソフトウェアの古いバージョンを手に入れるには、最新版を購入してからダウングレードする必要があります」

Oh, that makes sense.

「ああ、なるほど」

 

Really.「そうなんですね」

「本当に」という意味で知られている really ですが、Really? と語尾を上げるのではなく、Oh really.のように語尾を下げて言うことで、「ああ、そうなんですね」と理解したことを伝えることができます。

I’m going to Canada next month.

「来月カナダに行くんです」

Really.

「そうなんですね」

 

「そうだよね」「もちろん」|共感・同意を伝える英語の相槌

「そうだよね」「もちろん」|共感・同意を伝える英語の相槌

続いて、相手の発言に「その通り」と共感したり同意したりする表現をご紹介します。
 

(You’re/That’s) Right.「その通り」

先ほどもご紹介した right は、「あなたの言っている通り」の意味で共感や同意のニュアンスでも使います。

また、true も同じように使うことができます。

It’s always hard to get back to work after a long vacation.

「長期休暇明けはいつだって仕事に戻るのが億劫なものだね」

Right./True.

「そうだね」

 

Exactly.「その通り」

exactly は「正確に・まさに」という意味で、相手の言うことに「その通りだよ」と同意するときに使います。

So, you are saying he is the one that stole our money.

「じゃあ、君は彼が僕らのお金を盗んだって言うんだね」

Exactly.

「その通りよ」

 

Absolutely.「その通り」

absolutely は「完全に・絶対的に・まったく」という意味で、exactly のように「まさにその通りだよ」というニュアンスで使います。

また、Are you sure?「本当に?」→Absolutely!「もちろん!」のような使い方をすることもあります。

That movie was the worst ever.

「あの映画は最悪だったね」

Absolutely!

「まったくだよ!」

 

I understand.「分かります」

文字通り「私は理解します」という意味で、相手への共感を表します。

I had no choice.

「どうしようもなかったんだよ」

I understand.

「分かるよ」

 

I think so too.「私もそう思います」

これも文字通り「私もそう思います」という意味で、定番の同意表現です。

I think he is a nice person.

「彼は良い人だと思う」

I think so too.

「僕もそう思うよ」

 

「僕も・私も」|英語で共感を伝える

「僕も・私も」|英語で共感を伝える

次も「共感」に関連して、「僕も」「私も」という意味になる英語表現をご紹介します。

シンプルなのは

Me too.「私もです」

ですが、ここでは少し文法を使った表現方法をご紹介していきます。

少し練習が必要ですが、慣れれば決して難しくありませんので、ぜひ身につけてみてください。
 

肯定文に対する「僕も・私も」

■ 一般動詞:現在形

肯定文に対して、<So+助動詞/be動詞+I>という形で「僕も・私も」を表します。

like shopping.

「私は買い物が好きです」

So do I.

「私もです」

この使い方のポイントは、最初の人の発言の動詞(ここでは like の現在形)に対応して「do」を使っていることです。

一般動詞の現在形の場合には、このように do を用いて表現します。
 

■ 一般動詞:過去形

I went skiing last week.

「先週スキーに行ったのよ」

So did I.

「僕もだよ」

今度は最初の人の発言の動詞(go の過去形 went)に対応して「did」を使っています。

一般動詞の過去形の場合には、このように did を用いるというわけです。

では次のパターンではどうでしょうか。
 

■ be動詞

I’m a student at ABC University.

「私はABC大学の学生です」

So am I.

「私もです」

最初の人の発言で、一般動詞ではなく「be動詞」が用いられています。

したがって、これに呼応して do ではなく「am」を使うことになるわけです。

I was in the library this morning.

「今朝は図書館にいました」

So was I.

「私もです」

もうお分かりですね。
最初の人の発言がbe動詞の過去形「was」を使っているので、やはり was を対応させて使っているのです。
 

■ 完了形

完了形「have」を用いると、このような形になります。

I have been to Canada.

「カナダに行ったことがあります」

So have I.

「私もです」

 

■ 助動詞

同じく、助動詞「can」などについても同じように使うことができます。

I can swim.

「私は泳げますよ」

So can I.

「私もです」

 

否定文に対する「僕も・私も」

否定文に対する「僕も・私も」では、so ではなく「neither」という単語を使います。

相手の発言で使われている動詞の種類と時制に合わせて応答する点は上記と同じです。例文をチェックして、パターンをしっかりと頭に入れておいてください。

I don’t like carrots.

「ニンジンは好きではありません」

Neither do I.

「僕もです」

 
I didn’t know he was there.

「彼がいたなんて知らなかったよ」

Neither did I.

「私もよ」

 
I’m not hungry.

「お腹は減ってないよ」

Neither am I.

「僕もだよ」

 
I wasn’t sure about it.

「それについては確信がなかったんだ」

Neither was I.

「私もです」

 
I haven’t seen him for a while.

「彼にはしばらく会ってませんね」

Neither have I.

「私もです」

 
I can’t trust that man.

「僕にはあの男は信用できないよ」

Neither can I.

「僕もですよ」

 

<So/Neither+助動詞/be動詞+I>は、相手の発言を正確に聞き取れていなければ正しく用いることができません。

そういう意味では、これが使いこなせると、相手に「この人は英語が分かっているな」と思わせることができるでしょう。

ワンランク上の相槌を目指してぜひ練習してみてください。
 

「本当に?」「そうなの?」|驚きを伝える英語の相槌

次に、相手の発言を聞いて驚いたときの英語フレーズをご紹介します。
 

Really?「本当に?」

語尾を上げて Really? と言うと「本当に?」と驚きを表すことができます。

They are getting married.

「あの二人結婚するんだよ」

Really?

「本当に?」

 

Is that so/right?「そうなんですか?」

「そうなんですか?」と尋ねることで驚きを表します。

The game is cancelled today.

「今日の試合は中止です」

Oh, is that right?

「え、そうなんですか?」

 

No way!「まさか!」

「まさか!」「そんなわけないよ!」というニュアンスで強い驚きを表します。

He cheated on the test.

「彼はテストでカンニングしたんだよ」」

No way!

「そんなまさか!」

 

You’ve got to be kidding (me)!「冗談だろう!」

「冗談だろう!」という意味で、これもかなり強めの驚きを表します。

また、「ふざけるなよ!」のようなニュアンスで使うこともあります。

All the money is gone from the safe.

「金庫からお金が全てなくなっています」

You’ve got to be kidding!

「冗談だろう!」

 

「残念だね」「かわいそうに」「やったね!」|その他の英語の相槌

「残念だね」「かわいそうに」「やったね!」|その他の英語の相槌

他にも、ネガティブな話を聞いて「残念だね」のように同情したり、逆にポジティブな内容に「やったね!」と共に喜びを表現したり、さまざまな相槌があります。
 

Oh, no.「ええ、そんな」

自分にとって嫌なことがあったときにも使えますが、相手の身に起きたよくない出来事をまるで自分のことのように感じていることを表す相槌として使うこともできます。

I got lost in the forest, and what was worse, I had no food left.

「森で迷ってしまって、おまけに食べ物も残ってなかったんだ」

Oh, no.

「ええ、そんな」

 

I’m sorry.「残念ね・かわいそうに・気の毒ね」

「ごめんなさい」という謝罪の意味がよく知られていますが、「それはお気の毒ね」のように同情の言葉としてもよく使われています。

My grandfather passed away last week.

「先週祖父が亡くなったんです」

Oh, I’m sorry.

「まあ、それはお気の毒でした」

 

That’s too bad.「それは最悪だね」

文字通り「それは悪すぎる」と思っていることを表します。

I lost my job.

「失業しちゃったよ」

Oh no. That’s too bad.

「ええ、そんな。最悪だね」

 

That must be tough.「それは大変だね」

ここでの must は「~に違いない」、tough は「大変・しんどい」といった意味で使われています。

We don’t have a day off during the summer. Besides, I have to work outside all day.

「夏の間は休みがなくてね。おまけに一日中屋外で仕事さ」

That must be tough.

「それは大変だね」

 

All right!「やったね!」

笑顔と身振りを交えて一緒に喜んであげらると、相手ももっと気持ちがよくなります。

We finally won!

「ついに勝ったよ!」

All right!

「やったね!」

 

That’s good.「それはいいね」

喜びだけでなく、「悪いことにならずにすんでよかったね」という安心した気持ちを表すときに使うこともできます。

The project was a great success.

「プロジェクトは本当にうまくいったよ」

That’s good.

「それはよかったね」

 

状況に応じた適切な英語の相槌を!

いかがだったでしょうか。

状況や相手の発言内容に合わせて理解や共感などを示すことは、コミュニケーションには決して欠かせません。

たとえ言葉にならなくても、うなずく、表情を変える、なんらかのジェスチャーを用いるなど、何らかの反応を示そうとする姿勢をまずは大切にしてください。

その上で今回ご紹介したフレーズや表現方法などを踏まえて、状況に応じて適切に英語で相槌が打てるように練習してみてください。