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まるで暗号!ネットでよく見る英語略語&スラング100選

まるで暗号!ネットでよく見る英語略語&スラング100選

インターネットによって私たちは世界中の人々とリアルタイムにコミュニケーションをとることが可能になりました。

それに伴い、英語を使う機会もずいぶん増えましたが、ネット上で交わされる英語は決して私たちが学んだ教科書通りではありません。ネットには独特の略語や表現が溢れているのです。

海外の人:「TYVM」
私たち:「え? なにこれ暗号?」

こんなことが、たびたびあるのです。(答えは最後に)
今回はそんなネットでよく使われる英語表現をご紹介します。

 ネットでよく見かける英語略語

ネットでよく見る英語の略語

オンラインゲームにはチャット機能があり、世界中のプレイヤーとやり取りしながらプレイすることができます。そこではなるべく素早く完結にメッセージを送るために、略語が多用されます。同じ理由でTwitterやFacebookなどのSNSにも略語はよく使用されています。

ネットゲーム略語

grats(=congratulations) おめでとう
sry(=sorry) ごめん
ikr(=I know right) そうだろ?/だよな~
u2(=you too) お前もな
ltns(=long time no see) 久しぶり
nf(=nice fight) ナイスファイト
gl(=good luck) 良い試合を!
wut?(=what?) なに?
wth(=what the hell) なんてこった
proly(=probably) たぶん
gg(=good game) お疲れ様/良い試合だった
nvm(=never mind) 問題ないよ/気にしないで
nt(=nice try) まあ、やるだけはやったよ/ナイストライ
ic(=I see) わかった
bbl(=be back later) また戻ってくる
bbs(=be back soon) 少ししたら戻ってくる
brb(=be right back) すぐ戻る
gj(=good job) よくやった
hbu(=how about you?) 君は?
idc(=I don’t care) どうでもいい
idk(=I don’t know) わからない
k(=okay) オッケー
kthx(=OK thanks) オッケーありがとう
mtfbwy(=may the force be with you) フォースと共にあらんことを
myob(=mind your own business) 余計なお世話だ
ofc(=of course) もちろん
oic(=oh I see) なるほど
ru(=are you)</span あなたは
ttyl(=talk to you later) また後でね
thx(=thanks) ありがとう
ty(=thank you) ありがとう
tyvm(=thank you very much) 本当にありがとう
u2(=you too) あなたも
wtf(=what the fu*k) は?マジかよ
wtv(=whatever) どうでもいい
yw(=you're welcome) どういたしまして

 SNS略語

plz(=please) お願い
ppl(=people) 人々
nite(=night)
pic(=picture) 写真
b-day(=birthday) 誕生日
xoxo(=hugs and kisses) キス & ハグ(別れの挨拶の表現)
txt(=text) 携帯メール
msg(=message) メッセージ
bro(=brother) 兄弟(親しい友人への呼びかけ)
omg(=Oh my god!) なんてこった!
asap(=as soon as possible) 可能な限り早く
bae(=before anyone else) 愛しい人
bff(=best friends forever) 永遠の親友
dm(=direct message) ダイレクトメッセージ
fomo(=fear of missing out) 取り残されることへの恐れ
ftw(=for the win) 〜最高
hbd(=happy birthday) 誕生日おめでとう
ily(=I love you) 愛してる
irl(=in real life) 現実世界で
jk(=just kidding) 冗談だよ
lol(=laughing out loud) 声に出して笑ってる
lmao(=laughing my ass off) ケツがとれるほど笑ってる
np(=no problem) 問題ない
smh(=shaking my head) 首を振っている
tgif(=thank God it’s Friday) 今日が金曜日でよかった
fml(=fu*k my life) 私の人生最悪
goat(=greatest of all time) 史上最高
gtfo(=get the fu*k out) 消えろ、失せろ
nsfw(=not safe for work) 職場での閲覧注意
rly(=really) 本当に
rofl(=rolling on floor laughing) 笑い転げる
roflmao(=rolling on floor laughing my ass off) ケツがとれるほど笑い転げる
tbh(=to be honest) 正直に言うと
tl;dr(=too long; didn’t read) 長すぎて読まなかった

 ネットでよく見かけるスラング

ネットでよく見かけるスラング

ネットでは略語だけでなくスラングも多用されます。普通の英語教育ではあまり目にすることのないスラング表現を学んでみましょう。

doxing, photobomb, senpai, fanboy, noob

  •  “doxing”

特定の個人を攻撃する目的でその人物の個人情報をネット上に晒す行為。

  • “photobomb”

他人の写真に故意または偶然に写り込むこと、もしくは予期せぬ物が写り込んだ写真。面白写真として扱われる。

  • “senpai”

「私のことに絶対気づいてくれない人」という意味。日本語の「先輩」に由来している。単純に日本語の「先輩」と同じ意味で使われることもある。

  • “fanboy”

日本で言うところの「○○ヲタ」や「○○信者」「○○厨」に相当する。

  • “noob”

「初心者」「新参」「新入り」「厨房」などを意味する。

git gud, scrub, gar, Aww, shook

  • “git gud”

"get good" というフレーズをわざとミスタイプさせたもの。「もっと上手くなれよ」「もっと腕を磨けよ」という意味。

  • “scrub“

オンラインゲームなどで使われ、「下手クソ」「初心者」を意味する。

  • “gar”

「超男らしい」「男らしすぎる」をという意味。

  • “Aww”

かわいそうだという哀れみの感情を表す言葉。または、何かがかわいいと思うときに使う。“Awwwwwwww” などと “w” が増えることがあるが、日本のネットで(笑)を意味する “www” と違って笑っているわけではない。

  • “shook”

「動揺した」「衝撃を受けた」を意味するスラング。信じられない光景を見たときや、何かに驚いたとき、”I’m shook” のような使い方ができる。

snatched, turnt, lit, yas, fam

  • “snatched”

「バッチリ」「完璧に決まってる」という意味。

  • “turnt”

「酔っ払っている」「盛り上がっている」の意味で使われる表現。お酒を飲んでいるときや、パーティーが盛り上がっているときに。

  • “lit”

「最高」「めちゃくちゃ楽しい」などの意味で、”It’s lit” “〜 was lit” のように使う。

  • ”yas”

“yes” や “yay” とほぼ同じように使うことができ、日本語の「イェイ」のような意味。

  • “fam”

「いつメン」のようなニュアンスで使うことができる表現、”family” から派生。

woke, suh, salty, I’m dead

  • “woke”

「社会問題に対して意識・知識がある」といった意味。”I’m woke” のように使われる。

  • “suh”

“What’s up” を省略したもので、「よっす」のようなニュアンス。

  • “salty”

直訳は「塩気のある」「しょっぱい」ですがスラングでは「怒っている」の意味。

  • “I’m dead”

スラングでは「面白すぎる」「爆笑」の意味で使われる。日本語の「死ぬほど笑う」に近い表現。

SNSで使われる独特なハッシュタグ

SNSで使われる独特な英語のハッシュタグ

Twitter や Instagram などで発言内に「#○○」と入れて投稿すると、その記号つきの発言が検索画面などで一覧できるようになります。これをハッシュタグと言い、タグをつけることで同じイベントの参加者や、同じ経験、同じ興味を持つ人のさまざまな意見が閲覧しやすくなります。

SNSで見かける独特なハッシュタグもチェックしてみましょう。

  •  #WhyDoPeopleThinkItsOkayTo

直訳すれば「どうして人は、それをOKと思うのだろう」。つまり「どうしてそういうことするわけ?」と、怒りや愚痴をつぶやくときのハッシュタグ。

  • #OOTD (Outfit Of The Day)

"outfit" とは「服装」の意味で、今日のコーデの写真をツイートするときのハッシュタグ

  • #YOLO (You Only Live Once)

「人生一度きり!」という意味で、「思い切ってやってしまおう」とか「考えても仕方ないさ」という意味のハッシュタグ

  • #like4like

4は “for” の意味で、“Like for Like” つまり「Likeしてくれたら、Likeし返すよ」という意味のハッシュタグ

  • #bff (Best Friend Forever)

「一生の親友」という意味で、親友との写真をツイートするときにつけるハッシュタグ

欧米で人気の曜日ごとハッシュタグ

また特定のテーマを特定の曜日につけるハッシュタグも欧米人の間で流行しています。ポイントは、曜日の頭文字と、写真の内容の頭文字を同じにすること。たとえば月曜日には#MCM (Man Crush Monday)「イイ男の月曜日」というハッシュタグをつけてお気に入りの男性の写真を公開する、というものです。曜日ごとに見ていきましょう。

  •  【月曜日】 #MCM (Man Crush Monday)

「イイ男の月曜日」お気に入りの男性の写真を公開

  • 【火曜日】 #TT (Transformation Tuesday)

「変化の火曜日」自分の変化や成長がわかる写真を公開

  • 【水曜日】 #WCW (Women Crush Wednesday)

「イイ女の水曜日」お気に入りの女性の写真を公開

  • 【木曜日】 #TBT (Throw Back Thursday)

「振り返りの木曜日」懐かしい思い出の写真を公開

  • 【金曜日】#FF (Follow Friday)

「フォローの金曜日」おすすめのフォロワーを紹介

  • 【土曜日/日曜日】 #SS (Selfie Saturday / Sunday)

「自撮りの土曜日/日曜日」自分の写真を公開

 理解できる?ネット英語を使った会話文!

ネットでよく使われる英語表現を使って会話文を作成しました。まるで暗号のような会話になりました。

A:「r u free 2nite?」
B:「mayb, wut?」
A:「wanna go out 4 dinner?」
B:「yap」 A:「g8!」
B:「txt me l8r」
A:「ic」

正しい文章で表記すると……

A:「Are you free tonight?」(今晩暇?)
B:「Maybe, what?」(たぶんね、なに?)
A:「Do you want to go out for dinner?」(晩ごはん行かない?)
B:「Yes」(いいよ)
A:「Great!」(やった!)
B:「Text me later」(後で携帯にメールして)
A:「I see」(わかった)

どこまで理解することができたでしょうか?

 おわりに

特にネットの世界で使われる英語の略語

普段のやり取りであまり教科書通りの言葉使いをせず、略語や造語を多用するのはどこの国でも同じです。とりわけネットの世界では自由に言葉を使う傾向があり、英語をある程度習得した人でも「何だこりゃ!」とびっくりすることがあります。

ですがそれも言葉の特性と面白みととらえ、一緒に楽しんでしまいましょう!

それでは皆さん、読んでくださってTYVM!!(Thank you very much!!)