マユリ
(更新)
こんにちは。
私は世界を旅しながらフリーランスライターとして活動しています。昨年からノマド生活を始め、今まで訪れた国の数は20カ国以上。
海外ではレストランやAirbnb、ホテル、クルーズ、ツアー等いろいろな場面で英語を使って海外の人とコミュニケーションする機会があります。そんな時、あなただったらどんな話をしますか?
海外の方と話していて、意外と盛り上がるのが「日本の話題」。
海外旅行に行ったり、日本に来ている観光客だったり、はたまた取引先の人が外国人だったり…英語を使って会話をする機会は日常にあふれています。
そんな時、とっさに英語でどんな話をすればいいか悩んでしまうこともありますよね。ですが、「日本の話題」だったら自分の知っている知識を使って話すことができるため、ほかの話題よりもスムーズに話せるトピックです!
今回の記事は私の実体験を生かし、本当に盛り上がった鉄板ネタをご紹介します。
食の話題はどこの国でも盛り上がる鉄板ネタです!
海外にも日本食レストランがあるところは多く、人気の「寿司(Sushi)」や「天ぷら(Tempura)」はそのまま英語になっています。
私はベトナムのハロン湾で、クルーズツアーに一緒に乗船していたカップルが「料理を食べるためにまた日本に行きたいほど日本食が大好き」と話していたのが印象に残っています。
日本食の話題になったら、好きな料理や自分のおすすめについて話してみましょう。
「好きな日本食はなんですか?」
「日本食はポピュラーな料理ですか?」
「私の好きな日本食は〇〇です」
日本に来たことがある人には、日本で食べた料理や美味しかったものについて聞いてみると会話が広がります。
「日本でどんな日本食を食べましたか?」
「日本で食べた中でお気に入りの料理は何ですか?」
日本食に詳しくない人や、日本に来たことがない人には日本食について説明してみましょう。
「日本には寿司やすき焼きといった有名な料理があります」
また、「納豆」のような日本ならではのおかずや食材について触れてみるのもおすすめです。
「納豆って知っていますか?発酵させた大豆なんです。匂いは独特だけど、私は好きですよ!」
海外に行って意外と聞かれるのが「日本にはどのくらいの人が住んでいるの?」という質問です。東京や大阪など、住んでいる都市の人口を聞かれることもあります。
人口を聞くと、その国の規模感がなんとなく伝わってきますよね。海外でも東京はとても人口が多いというイメージがあるようで、「実際どのくらいの人が住んでいるんだろう」と疑問を持つ方が多いように感じました。
ニュージーランドのワナカという場所で出会った方に、東京都には1300万人が住んでいると伝えたところ、とても驚いていました。ニュージーランド全体の人口が500万人以下ですし、ワナカに限定すれば約9000人なので、日本の人口密度に驚くのも無理はありませんね!
大きい数字はぱっと英語で出てこないこともあるので、日本の人口や自分の住んでいる地域の人口は覚えておくのがおすすめです。
Q「日本にはどのくらいの人が住んでいるの?」
A「日本の人口はおよそ1億2千万人です」
Q「東京にはどのくらいの人が住んでいるの?」
A「東京の人口はおよそ1300万人です」
旅先で出会った人に「どこから来たの?」と聞かれて「日本から来ました」というと、「日本に行ったことあるよ!」という人や「行ったことはないけど興味ある!」という方に多く出会ってきました。
そんな時、日本のおすすめ観光スポットについて話せるとより会話が盛り上がります。「日本に行ったことがある人」と「日本に行ったことがない人」のパターンに分けて、鉄板で盛り上がれる会話例を挙げていきます。
相手が日本に行ったことがあることがわかったら、訪れた地域や気に入った観光地を聞いてみましょう。
自分の住んでいる地域に行ったことがある場合は、具体的な地名を挙げて「〇〇には行きましたか?」ともっと掘り下げてみるのもあり。
例えば東京の場合、ロボットレストランの知名度が高いので「ロボットレストランに行きましたか?」や「(行った場合)どうでしたか?」とどんどん会話を広げることができます。
「どこの都市を訪問しましたか?」
「どの場所が気に入りましたか?」
「日本は楽しかったですか?」
「ロボットレストランにはいきましたか?どう思いましたか?」
ちなみに私が話を聞いた中では、お気に入りの都市を「東京」と答える人が多かったです。人の多さ、ビルの高さや密集具合、ネオン看板などその迫力に驚いたとのこと。
海外から来たからこその、新鮮な視点があるのだと感じました。
日本に行ったことがない人は、「日本食を楽しみたい」「桜を見てみたい」「北海道に行ってみたい」と言っていました。日本文化や日本の四季に興味がある人が多い印象です。
なので日本の有名観光地やおすすめの季節を教えてあげるとよいでしょう。「紅葉」や「桜」といった単語を覚えておくと、会話がスムーズに進みます。
「私がおすすめするスポットは北海道です。自然が豊かで、美味しいご飯を楽しむことができます」
「春や秋がおすすめの季節です。春は桜、秋は紅葉を楽しむことができます」
日本といえばアニメや漫画といったポップカルチャーを思い浮かべる海外の方は多いです。今までに何度も日本の漫画を取り扱っている本屋さんを見かけたことがあります。
イギリスに行った際、ふらりと入ったアパレル店で「日本から来たの?日本の漫画が好きでよく読むよ」と声をかけられました。また、日本語を学んだきっかけが「日本のアニメが好きだから」という人に会ったことも。
そんな時は自分のおすすめの作品や相手の好きな作品について聞いてみましょう。
「好きな漫画はなんですか?」
「私は『進撃の巨人』にはまっています」
私たちにとって当たり前の文化でも、海外に行くと当たり前ではないことは数多くあります。日本食や漫画以外の話で意外と盛り上がるのが、日本ならではの文化や慣習についてです。
実際の例を挙げると、「日本の通勤ラッシュ」や「日本の休暇制度」についての話をすることが結構ありました。
日本の通勤ラッシュの様子は海外でも有名です。都市部に住んでいる方なら実際に経験したことがある方も多いと思います。
車社会の国や、それほど人口密度が高くない国では「電車のラッシュ」というものが存在しないので興味を持つ方が多いようです。
日本に来たことがなくても、「通勤ラッシュの動画を見たことがある」という人は多いです。反対にもし相手が通勤ラッシュを知らない時は、動画を見せてあげるとより盛り上がるかもしれませんね!
「日本の通勤ラッシュを知っていますか?」
「東京では朝に通勤ラッシュを見ることができます。とてもストレスがたまるものですよ」
日本の休暇制度や働き方についての話になることもよくあります。働き方は国によってさまざまなので、会話を広げやすいトピックです。
「私は休暇を使って旅行に来ています」
「私の会社では1週間の長期休暇を取得することができます」
日本の就職や働き方の話になると、海外との違いを感じることがたくさんあります。今まで聞かれたり話したりしたことがあるのは新卒制度や終身雇用制度、残業問題、定年等についてです。
質問し合うことでお互いの文化を学べるトピックなので、日本ならではの働き方について説明できるようになっておくとより会話が弾みます。
「最近、会社員の残業が問題視されています」
「あなたの国ではどのように採用を行いますか?」
海外に行くと、トヨタやホンダなどの日本車を頻繁に見かけます!日本車は海外でも知名度が高いため、日本の車についての話になることがあるでしょう。
ウクライナでタクシーを利用した際、そのタクシーが日本車でした。その運転手さんは日本車がとても好きで、乗り心地がいいということについて熱弁してくれたのでとても記憶に残っています!遠く離れたウクライナの地でも日本の車が使われているなんて、なんだか不思議な気持ちでした。
もし会話の中で日本車の話が出てきたら、ぜひ次のフレーズを使って見てください。
「日本車を使っていてどうですか?」
「日本車のどこが好きですか?」
「あなたの国で、日本車はよく乗られていますか?」
日本の家電製品は海外でも有名。
代表例としては「トイレ」があります。ウォシュレットがついていたり、自動でドアが開いたり…日本人の繊細な心遣いと高い技術力が詰まっていますね。
また、日本車と同じように、日本の家電製品を使っている方も多くいらっしゃいます。家電製品は私たちも日常の中で使っているものなので、プレゼントしたりおすすめしたりするのにもぴったりの製品ですよね。
そんな時、日本の家電の良さやメリットについて説明できたら、よりいっそう家電の魅力が伝わるはず。
「日本製のドライヤーをプレゼントします!マイナスイオンが出るので髪がさらさらになるんです」
「私のおすすめはウォシュレット付きのトイレです」
「日本の商品を使っているんですね!使い心地はどうですか?」
海外の方と話していると、「日本の話題」になることが本当に多いです。そんな時、日本についての話題を広げられたら嬉しいですよね!
海外の人と盛り上がれる鉄板ネタをいくつか覚えておけば、会話に詰まる心配なし。同じパターンの会話をすることは多いので、どんどん話せば話すほどコミュニケーションがスムーズになっていきます。
今回覚えたフレーズを使って、ぜひガンガン海外の人と話してみてください!