"I don’t know." は使わない!?もっとナチュラルな表現になる5つの定番フレーズ

ナチュラルな表現になる5つの定番フレーズ

学校の英語の授業で習った、誰もが知っている簡単なフレーズ。でも、実際にネイティブが使っている表現はちょっと違ったり、時には教科書通りの英語だと堅すぎる場合があります。

今回は、そんな中から、誰もが知っている5つの定番フレーズを厳選してご紹介します。もっとカジュアルで、よく使われているナチュラルな表現に変えてみましょう!

1. I’m fine.(元気です)

“How are you?”

“I’m fine, thank you. And you?”

これは言わずと知れた、挨拶の定番パターンですよね。もちろん私もニュージーランドに来たばかりの時から使っていました。

でも、ネイティブの会話をよーく聞いていると、実際に “I’m fine, thank you. And you?” と答える人はそれほど多くありません。

“I’m fine” が間違っているというわけではないのですが、実際にはこんなフレーズをよく耳にします。

  • “I’m good.”
  • “I’m great.”
  • “Pretty good.”
  • “Not bad.”

”I’m” を省略して言うことも多くあります。

そんなあまり使われない “I’m fine.” ですが、実は「元気です」以外の意味でよく会話に登場します。

例えば、

“Would you like something to drink?”
「飲み物はいかがですか?」

と聞かれて “I’m fine.” と答えることがありますが、これは「大丈夫です(結構です)」という意味になります。

同じようにスーパーでも、

“Would you like a bag?”
「レジ袋は要りますか?」

“No, I’m fine.”
「大丈夫です(結構です)」

他にも、道で転んで周りの人に “Are you alright?” と声をかけてもらったときの返事も “I’m fine.”「大丈夫です」が使えます。

こんなふうに “I’m fine.” は「元気です」よりも「大丈夫です」の意味で使われることがとても多く、そういった意味ではそれほどポジティブなイメージの単語ではないのです。

2. My name is ...(私の名前は…)

My name is

初めて会う人に自分の名前を名乗る時の定番フレーズは “My name is …” ですよね。誰もが知っているフレーズです。

例えば、友達がその友達を紹介してくれて初めて会うような場面。“Hello, my name is …” でも間違いではないのですが、これももっとナチュラル言い方にすることができます。

その言い方とは、

 “Hi, I’m …”

短くて簡単ですね!

かなりフォーマルな場面以外では、ほとんどこの “I’m …” という言い方しか耳にしない、というほど一般的な表現です。”Hi, I’m …” と言いながら笑顔で右手を差し出して、握手を求めることができたら完璧ですね。

ただし、“My name is …” が絶対に使われない、ということではありません。フォーマルな場面や面接、複数人に対して話しかけるようなスピーチなどでは “My name is …” が使われることが多くあります。

3. What time is it now?(今何時ですか?)

What time is it now

「いま何時ですか?」を英語にすると、多くの人が “What time is it now?” と言うと思います。これも学校で習ったお決まりパターンですよね。

私もこの表現を何の疑問もなく使っていたのですが、ニュージーランドでよく耳にする「いま何時ですか?」は “What time is it now?” ではないんです。

ニュージーランドで使われるのは、

 “What’s the time now?”

この聞き方はイギリス英語でよく使われる表現なのですが、ニュージーランドもイギリス英語圏なので “What’s the time now?” が一般的です。

これがアメリカ英語になると、

“Do you have the time?”

もちろん、イギリス英語圏で “Do you have the time?” と言っても通じますので、ご心配なく!

4. I don’t know.(分かりません)

I don't know

何かを質問されて、答えを知らなかったり分からない時に使うフレーズの定番は “I don’t know.” ですよね。

例えば、“What’s the time now?” と聞かれて、自分も正確な時間が分からなければ “I don’t know.” と答える方は多いと思います。

でも、実はこの “I don’t know.” は、ぶっきらぼうに「知らないよ」と冷たく聞こえてしまう事があるんです。そんなつもりはないのに、誤解されるのもイヤですよね。では「分からない」と伝えるには何て言ったらいいんでしょうか?

そんな時にはこちら。

 “I’m not sure.”

“sure” には「確信している」といった意味があるので “I’m not sure.”「よく分からないなぁ」といったニュアンスになります。

他にも、「全く検討もつかない・分からない」といった場合には、

  •  “I have no idea.”
  • “I haven’t the slightest idea.”

こんな表現も多く使われています。

“I don’t know.” も間違っているわけではないのですが、実際には “I’m not sure.” がとってもよく使われています。

5. Long time no see.(久しぶり)

言わずと知れた「久しぶり」いう英語表現ですよね。「久しぶり」= "Long time no see" と暗記してしまっている人も多いのではないでしょうか?

もちろん、私も最初は丸暗記して使っていました!でも、私の周りで実際にこの表現を使っているネイティブに出会ったことがないんです・・・。

“Long time no see.” は、もともと中国の人たちが英語を話す貿易商との間で使っていた表現で、中国語で「久しぶり」を表す “好久不見” を英語に直訳した表現という説があります。なので、英語の文法には当てはまっていないんですね。

その代わりによく使われる表現は、

  •  “It’s been a while”
  •  "It's been a long time"
  • “It’s been such a long time”
  •  "Haven't seen you for ages"

「長いこと会ってなかったね」が直訳ですが、これが「久しぶり」と言うような場面でよく使われる表現です。

また、これらの表現に付け加えて、

“How have you been?”
「元気にしてた?」

とさらっと言えると、もっとナチュラルな響きになります。日本語でも「久しぶり!元気にしてた?」とセットで使われることが多いですよね。

まとめ

まとめ

今日紹介した表現は、どれも「間違った表現と正しい表現」ということではありません。ネイティブだっていろんな人がいれば、色んな表現があるのは当たり前です。

でも日本では、中学校で習うような誰もが知っている基本的なフレーズに限って、一つの表現に縛られて覚えている人がとても多いような気がします。(私もそうでしたが・・・)

ところが、実際にはもっと違う表現も多く使われていて、むしろ学校で習ったフレーズの方が耳にしないな・・・と感じることもあります。今回ご紹介した5つは、実際に私がニュージーランドで生活して実感したものばかり。ぜひ皆さんの英語ライフの参考として活かしてもらえたらと思います!