Hiroe H
(更新)
今日は英語表現「no longer」について紹介したいと思います。
英語学習者なら一度は耳にしたことがある英語表現だと思いますが、no longer の意味や使い方をしっかり理解できていますか?
no longer の書き換え問題があったら、すぐに言い換えて表現することができますか?
no longer を簡単に手っ取り早く覚えたい方は必見!
3分でわかる no longer の意味と使い方、言い換え英語表現を解説していきます!
no longer 〜 は「もはや〜ではない」「もう〜ではない」という意味があります。
否定の意味がありますが、通常の否定文とは異なります。
「もはや」がつくことで、過去と比較して現在は「〜ではない」という意味になるのです。
例文と一緒に見てみましょう。
「ジェーンとケイトはもう友達ではない」
「ジェーンとケイトは、以前友達だったが今はもう友達ではない」という意味になります。
通常の否定文だと「ジェーンとケイトは友達ではない」という意味になりますが、no longer を使うことで、過去と現在の状況を比較することができるわけです。
次に no longer の使い方と例文を見てみましょう。
no longer は使われる文が be動詞の場合と、一般動詞の場合で、置く場所が変わってきます。
上記のルールがありますので、しっかり覚えておきましょう。
「あなたの運転免許証はもはや有効ではない」
be動詞「is」が使われているので、no longer は is の後ろにきます。
「あなたの運転免許証はある過去の時点では有効だったが、現在はもう有効ではない」というように、過去と比較して現在について述べていますね。
「その商品はこの店でもう入手できない」
ここでもbe動詞「is」が使われているので、no longer は is の後ろにきます。
「その商品は過去にこのお店で売られていたが、現在は売られていない」というように、過去と比較して現在について述べています。
「あなたはもうここで歓迎されない」
be動詞「are」が使われているので、no longer は are の後ろにきます。
「あなたは過去にこの場所で歓迎されていたが、現在は来てほしくないと思われている」というように、過去と比較して現在について述べています。
「私はもうその会社では働いていません」
一般動詞「work」が使われているので、no longer は work の前にきます。
「私は過去にその会社で働いていたが、現在はもう働いていない」というように、過去と比較して現在について述べています。
「祖父はもう一人で歩くことができない」
一般動詞「walk」が使われているので、no longer は walk の前にきます。
「祖父は過去に一人で歩けていたが、現在はもう歩けない」というように、過去と比較して現在について述べています。
「私の町にはもう映画館がない」
一般動詞「have/has」が使われているので、no longer は have/has の前にきます。
「私の町には過去に映画館があったが、現在はもうない」というように、過去と比較して現在について述べています。
no longer は「not 〜 any longer」に言い換えることができます。
意味は no longer と同じで「もはや〜でない」「もう〜ではない」のように訳せます。
まず下の例文を見てみましょう。
「私はお金を全然持っていない」
「彼らは彼女が誰なのか全く見当がついていなかった」
このように、「not ~ any」は「no」で置き換えて表現することもできます。
したがって、「not 〜 any longer = no longer」の型が成り立つわけです。
「私はもうこれ以上彼女のことを待てない」
「この部屋はもう使われていない」
「私はもうこれ以上彼に我慢ができない」
今日は no longer の意味と使い方、言い換え表現を解説しましたが、いかがでしたか?
no longer「もはや〜ではない」「もう〜でない」は過去と比較して現在の状況について述べるときに使うことができましたね。
be動詞と一般動詞では no longer が置かれる位置が異なるので、間違えないようにしましょう。
また、no longer は not ~ any longer という英語表現に置き換えることもできました。ささっと置き換えられるように何度か言い換えの練習をしてみてください。
意味と使い方の理解と繰り返しの練習が、英語上達への近道です! 頑張ってください!