【ズキズキ・ひりひり】痛み方で使い分ける「痛い」の英語表現まとめ

「痛い」の英語表現

「痛い」は英語でどのように表現できるでしょうか?

「痛い」と言えば ”pain” を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし ”pain” 以外にも、痛む場所や原因によって異なる表現が使われていることをご存知ですか?

適切な表現を知らなければ、痛みを上手く伝えることができないかもしれません。また痛みにはさまざまな程度・種類・頻度があり、それらを的確に表現することは、適切な対処を仰ぐ上で非常に重要です。

この記事では、痛み方によって変わる「痛い」の英語表現をご紹介しています。痛くて困っているときに上手く伝えられるよう、ぜひ覚えてみてくださいね。
 

痛みを表現する単語

痛みを表現する単語

1. Pain

“pain” は、病気や怪我による苦しみや不快感という意味での「痛み」を表す単語で、種類や程度にかかわらずさまざまな痛みに使われます。

精神的な痛みを表して使われることもありますが、肉体的な痛みを表す場合は多くの場合(可算)名詞として使用されます。

形容詞 ”painful” も、「痛みを伴う」「痛みをもたらす」「痛みに満ちた」といった意味で会話の中でよく使われます。

具体的な使い方を見ていきましょう。
 

・“have a pain”(痛みがある=痛い)

「~が痛い」は、 “have a pain in~.” と説明できます。

【使用例】
I have a pain in my back.
「腰が痛いです」

My grandfather says he has a sharp pain in his chest.
「祖父は胸に鋭い痛みがあると言っています」

Do you have any pain?
「痛みがありますか?」

・“in pain”((痛みで)苦しい)

“in pain” には、「(痛みで)苦しい」という意味があります。

肉体的な痛み・苦しみだけでなく、精神的な原因による苦しみにも使えます。

【使用例】
She had a surgery last week and is still in pain.
「彼女は先週手術を受けて、まだ痛みに苦しんでいます」

He is in a lot of pain because of the accident.
「彼は事故で大きな痛みに苦しんでいます」

Are you in pain?
「痛いですか?」

・“painful”(痛みを伴う)

“~is painful.” で、「~が痛い」を表現できます。

【使用例】
My knee is painful when I extend my leg.
「足を伸ばすと膝が痛いです」

I saw her wound and it looked very painful.
「彼女の傷を見ましたが、とても痛そうでした」

・その他 "pain" を使った表現

以下は、病院などでよく聞かれる “pain” を使った質問です。

【使用例】
Where is the pain?
「どこが痛いですか?」

Can you describe the pain?
「どのような痛みですか?」

How long have you had the pain?
「いつから痛みがありますか?」

How long does the pain last?
「痛みはどれくらい続きますか?」

When does the pain come on?
「いつ痛くなりますか?」

On a scale of 1-10, how bad is your pain, with one being no pain at all and 10 being the worst pain imaginable?
「1から10で表すと、痛みはどの程度ですか?1は全く痛みがない状態、10は最悪の痛みだとします」

 

2. Ache

「痛い」を表す単語では、 “pain” の他に ”ache” を覚えている方も多いことでしょう。

【éik】と発音し、長く続く鈍い痛み・慢性的な痛みを表して使用される単語です。“pain” 同様、 ”ache” も多くの場合名詞として使用されます。

身体の部位を表す名詞とともに一つの単語になっているものもあり、その代表的な例として以下の4つを覚えておくとよいでしょう。

【使用例】
backache(腰痛)
I have a severe backache.
「ひどい腰痛があります」

headache(頭痛) 
I take medicine for my headache.
「頭痛の薬を飲んでいます」

stomachache(腹痛) 
Do you have a stomachache?
「お腹が痛いですか?」

・toothache(歯痛)
My toothache is unbearable.
「耐えられない歯の痛みがあります」

この他には、大切な人を失ったことによる心の痛み(精神的な痛み)を表した ”heartache” という単語もあります。

“ache” は「痛む」「うずく」という意味で、動詞としても使用されます。

【使用例】
My legs are tired and aching.
「足に疲れと痛みがあります」

I have a cold and my whole body is aching.
「風邪で全身が痛いです」

 

3. Sore

炎症、傷、腫れなどによるひりひり・ジクジクとした痛みは、 ”sore” と表現します。

形容詞 “sore” 、あるいは名詞 ”soreness” として使われることが一般的です。

【使用例】
I have a sore throat.
「喉が痛いです」

My arms are sore from the push-ups I did yesterday.
「昨日の腕立て伏せで腕が痛いです」

I changed my shoes and my soreness went away finally.
「靴を変えたら痛みがやっとなくなりました」

喉の痛み、筋肉痛、靴擦れによる痛みなどは、炎症が起きていると解釈できることから、 ”sore” と表現されます。
 

4. Hurt

“hurt” も、痛いことを表すのに非常によく使用される単語です。他動詞および自動詞として使われます。

発音は【hə́ːrt】です。カタカナで書くと心臓の ”hear” と同じ「ハート」ですが、英語での発音は異なります。 ”ur” をしっかりと発音しましょう。

他動詞としての ”hurt”

「痛める」「けがをさせる」という意味で使用されます。

【使用例】
This belt is too tight and it is hurting me.
「このベルトはきつすぎて痛いです」

I hurt my lower back at work last week.
「先週、職場で腰を痛めました」

自動詞としての ”hurt”

「痛む」という意味で使用されます。

【使用例】
My neck hurts.
「首が痛いです」

When I move my arm, my shoulder hurts a lot.
「腕を動かすと肩がとても痛いです」

 

痛みを修飾する形容詞

痛みを修飾する形容詞

日本語では「ズキズキ」「シクシク」「キリキリ」といったオノマトペを使って痛みの種類を表しますが、英語では以下のような形容詞が役立ちます。種類の他に程度・頻度・場所も、痛みを説明するときに合わせて伝えられるとよいでしょう。

【程度】
鈍い = dull
緩やかな = mild
激しい = severe
鋭い = sharp
【種類】
焼けるような = burning
突き刺すような = piercing
つねられるような = pinching
ガンガンする = pounding
チクチクする = prickling
うずく = shooting
(刃物で)刺すような = stabbing
電気が走るような = shock-like
割れるような = splitting
(ハチが)刺すような = stinging
ズキズキする = throbbing
締めつける = tight
ひりひりする = tingling
【頻度】
絶え間ない = constant
慢性的な = chronic
断続的な = intermittent/on-and-off/(the pain) comes and goes
触ると痛む = tender
【場所】
深部からくる = deep
放射性の = radiating
広範囲の = widespread
局所的な = localized

 

痛みを表すその他の言葉

痛みを表すその他の言葉

”ouch”「痛っ!」「あいたっ!」という意味の間投詞です。痛みの他に熱さを表しても使われます。

【使用例】
Ouch! It hurts!
「あぁ痛い!」

「痛みを伴う軽いけが」のことは、赤ちゃん言葉で ”owie” (発音【aʊwiː】)と言います。小さい子どもが ”owie” と言っていたら、けがをして痛いという意味です。主に北米で使われているようです。

【使用例】
You’ve got an owie? I’ll give you a band-aid.
「痛くなっちゃったの?バンドエイドをあげるね」

 

まとめ

同じ「痛い」でも、痛み方によってさまざまな英語表現があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

日本語とは表現の仕方が大きく違うので、慣れるまでは少し混乱してしまう内容かもしれません。

痛いことを伝えなければならない場面を想定して会話の練習をしていくと、適切な表現が身に付き、必要な場面でもすんなり表現できるようになるのではないかと思います。

いざという時に痛みの詳細を的確に伝えらえるよう、ご参考にしていただければ幸いです。