Erik
(更新)
海外ドラマや洋画を見ていて「知っている簡単な単語しか出てこないのに、言っている意味がわからない…」なんて経験ないですか?
その原因、もしかすると「句動詞(Phrasal Verb)」にあるかもしれません。
この句動詞を自由自在に使いこなせるようになると、英語力が一気に飛躍します!
しかし、日本人英語学習者にとって句動詞は少し厄介物で、数が膨大な上にそれぞれの区別がつきにくく、なかなか覚えられません…
そこで本記事では、ネイティブが頻繁に使用する句動詞の意味と使い方を、コアイメージを表したイラストとともにご紹介。
イメージの力を借りて、ネイティブ英語をマスターしましょう!
今回は、「put out」についてです。
put「置く」と out「外に」を組み合わせた「put out」という英語表現は、日常会話でよく使われる句動詞の1つ。
put out の主な意味は「(火や明かりを)消す」です。さらに、日常会話では「消す」「生み出す」「狂わせる」など、さまざまな意味で使われます。
直訳すると「外に置く・外に出す」となり、そのままの意味でももちろん使うことができます。
多様なニュアンスで使うことができる put out ですが、基本のコアイメージは直訳の通り、やはり何かしらの形で「外に出している」、と考えるとわかりやすいかもしれません。
それでは、例文とともに put out の実践的な使い方を見ていきましょう。
「彼らは火を消そうとしています」
→燃えている状態(明かり)を外に出す
「ゴミを出してきてくれませんか?」
→ゴミを屋内から外に出す
「子供たちのためにチョコレートを出しました」
→冷蔵庫、棚、箱などから外に出す
「彼らが作るコンテンツはどれも好きじゃないです」
「彼は人生を通して多くの本を出版しました」
→世間の目の触れるところに出す
「これで私たちの計算は大幅に狂わされます」
→正しかった状態から外(正しくない状態)に出る
put out は「何かを外に出している」イメージだとお伝えしました。
本記事で解説した put out 以外の使い方に出くわすこともあるかもしれません。
そんなときは、イラストで紹介したコアイメージに当てはめて考えてみると、どのような意味なのかが見えてくるはずですよ!