Yoko
(更新)
海外旅行で英語を使う場面といえば、レストランですよね。
英語で注文するのはちょっと緊張するかもしれませんが、レストランで使う英語表現というのは、実はそれほど難しいものではありません。
英語に自信がない方でも、これだけ覚えておけば大丈夫!というフレーズをシチュエーション別に厳選して紹介します!
海外でも人気レストランは事前に予約しておくのがベスト。ネットで予約できる店もありますが、電話のほうが確実な場合も多いです。そこで、電話予約する時に知っておきたいフレーズから見ていきましょう。
まず覚えておきたいのは「予約」と「予約する」という表現。
「予約」
・a reservation「予約する」
・make a reservation
・book/reserve a table
そして、予約の際に必ず聞かれるのは【日にち・時間・人数】ですが、電話予約の場合は一気に文章にする必要はありません。まずは、
I’d(=I would) like to make a reservation.
「予約をしたいです」
と相手に伝えればOK。そうすると「いつ?」「何人?」「何時?」と質問されるので、以下のように答えればOKです。
・いつ*:for tonight / for this evening「今晩」、
for tomorrow evening「明日の夜」、for January 20「12月20日に」・何時:at seven「7時に」、at six thirty「6時半に」
・人数:for three people「3名で」、
for two adults and one child「大人2名子ども1名で」
*具体的な日にちには “on” が使われることもあります。また「1月20日」はイギリス英語では “20 January” と「日→月」の順で表します。
文章で一気に全部伝えたい場合や、メールで予約する際には、このような表現になります。
I'd like to make a reservation for tomorrow evening at six for four people.
「明日の夜6時に4名で予約したいのですが」
日にち、時間、人数は必ずしもこの順番とは限りません。当日の予約なら人数、時間を先にもってきて、“for tonight” は最後でいいでしょう。
席のリクエストがある場合には、その後に続けてこう伝えるとスムーズです。
Could we have a table by the window?
「窓際の席にしてもらえますか?」Could we have a table with a great view?
「眺めのいい席にしてもらえますか?」
日本のレストランでも、予約がある場合とそうでない場合では入店した際に店員さんに伝えることは違いますよね。それは英語でも同じです。
予約がある場合と無い場合2つのシチュエーションに分けて、役立つフレーズを見てみましょう。
予約がある場合は、予約がある旨と名前を伝えればOK。
I have a reservation at seven. My name is Tanaka.
「7時に予約している田中です」I have a reservation under Tanaka.
「田中で予約しています」
予約せずに入店した場合には、人数を伝える必要がありますね。
Do you have a table for two?
「2名ですが席は空いてますか?」A table for four, please.
「4名です(4名席をお願いします)」
もし席が空いていない場合には、以下のようなフレーズも役に立ちます。
How long do we have to wait?
「待ち時間はどれぐらいですか?」
英語で注文する際には、決まったフレーズを使いまわせばOK。注文で役に立つフレーズはこちらです。
「〜にします」
・I'd(=I would) like 〜.
・Could I have 〜?
・I'll have 〜.「私も同じものをください」
I'll have the same, please.
おすすめの料理やメニューに載っている料理がどんなものかを聞いてみたい場合、または日替わりメニューがある場合など、メニューについて質問する際にはこんなフレーズも使えます。
What do you recommend?
「何がオススメですか?」What's this like?
「(メニューを見せながら)これはどんなお料理ですか?」How big is this dish?
「(メニューを見せながら)この料理のボリュームはどれぐらいですか?」Is this enough to share?
「(メニューを見せながら)この料理のボリュームはシェアするのに十分ですか?」What's the fish of the day?
「本日の魚料理は何ですか?」That sounds good. I'll have that, thanks.
「いいですね。ではそれにします」
まだ注文が決まっていないのにウェイターさんに “Are you ready to order?(ご注文はお決まりですか?)” と聞かれた場合には、焦らずにこんなフレーズで答えてみましょう。
Not quite. / We're not quite ready.
「まだ決まっていません」Can I have a few more minutes?
「もう少し時間をください」
次は、食事中にウェイターさんに話しかけられた時に役立つフレーズを見ていきましょう。
食事がテーブルに出されて少し経った頃に、ウェイターさんが “How is everything?”、“Is everything ok?(お食事はいかがですか?)” などと声をかけてくれます。その際、何も問題なければ、
Good/Fine, thank you.
「大丈夫です」Good. This soup is so good.
「このスープ本当に美味しいです」
と答えればいいのですが、もし料理に何か問題がある場合は、ここで伝えましょう。
My steak is cold.
「ステーキが冷たいです」Could I have salt and pepper?
「塩とコショウをもらえますか?」
また、食事中に “Would you like anything to drink?(お飲み物はいかがですか?)” や “Can I get you anything else?(他には何かいかがですか?)” のように勧められた時には、こんなフレーズが役に立ちます。
Can I see your drink/dessert menu?
「ドリンク/デザートメニューをもらえますか?」No, thank you. I'm fine.
「結構です」
料理がなかなか出てこない、注文したのと違うものが出てきた、という場合にはこれらのフレーズを使ってウェイターさんに伝えましょう。
Excuse me. I'm still waiting for my main course.
「すみません。まだメインディッシュを待っているのですが…」Excuse me. This isn't what I ordered.
「すみません。これは注文したものと違います」
会計の仕方は店によって違いますが、伝票がテーブルに置いてある店ではレジで、そうでない場合はウェイターさんに「会計したいのですが」と伝えるのがスマートです。
Could I have the check/bill*, please?
「会計をお願いします」
*「会計用の伝票」はアメリカ英語では “check”、イギリス英語では “bill”Where do we pay?
「どこで支払えばいいですか?」Do you take/accept credit cards?
「クレジットカードで支払えますか?」Can we pay separately?
「別々に支払えますか?」
お料理がとっても美味しかった場合には、ウェイターさんに直接伝えるだけではなく、お会計をしてもらっている間にレジの店員さんに伝えてもOK。
Thank you for a lovely meal.
「素晴らしいお食事ありがとうございました」The food was (absolutely) fantastic, thank you.
「とっても美味しかったです。ありがとうございました」
レストランで使う英語表現は、特に難しく考える必要はありません。フレーズが思い出せなくても、ポイントになる単語さえ覚えていれば、単語だけでも分かってもらえるはずです。
ただ、絶対に覚えておきたいのは “please” と “Thank you” を忘れないこと。
相手が店員さんであっても、何かをお願いする場合には文末に “please”、何かをしてもらったら “Thank you” がマナーですので、これだけは心に留めておいてくださいね。