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「はいチーズ」写真撮影で使える英語フレーズまとめ【撮る側・撮られる側】

「はいチーズ」写真撮影で使える英語フレーズまとめ【撮る側・撮られる側】

誰もが携帯電話を持ち歩き、気軽に写真を撮るようになった時代、外出先で撮った写真をSNSで共有するのも楽しいですよね。

撮影は自撮りという手もありますが、対応できないときは人にお願いすることも多いと思います。

時には逆に、人からカメラマン役を頼まれることもあるでしょう。そんな時は被写体を上手に誘導してきれいな写真を撮ってあげたいですよね。

この記事では、写真撮影を依頼する・依頼されるときに使う英語フレーズや撮影時のコミュニケーションのコツなどをご紹介していきます!
 

【撮影される側】 写真撮影をお願いする

まずは写真撮影をお願いするフレーズから。

人に声を掛けるときは “Excuse me” から始めましょう。「写真」は英語で “picture” または “photo” です。
 

写真撮影をお願いする

Could you take my/our picture?
「私/私たちの写真を撮っていただけますか?」
 
Could you please take a photo of me/us?
「私/私たちの写真を撮っていただけますか?」
 
Do you have time to take a picture for me/us?
「私/私たちの写真を撮っていただく時間はありますか?」

 

一緒に写真に入ってほしいときは…

May I take a photo with you?
「あなたと一緒に写真を撮ってもいいですか?」

これらの依頼に了承なら “Sure” や “No problem” などといった返事が返ってくるでしょう。反対に自分たちが頼まれたときも、OKであればそのように返答してください。
 

撮り方の希望

撮り方について希望がある場合は前もって伝えましょう。

Could you take a photo vertically/horizontally?
「縦に/横に撮っていただけますか?」
 
Could you take a photo from the waist up?
「腰から上の写真を撮ってもらえますか?」
 
Could you take a photo of us with 〇〇 in the background?
「〇〇を背景に私たちの写真を撮っていただけますか?」
 
Could you take us from this angle?
「このアングルから私たちを撮っていただけますか?」

 

“Would you mind〜” に注意

“Would you mind~” という訊き方もあります。「~していただいても構いませんか?」という意味ですが、このフレーズでは返事に注意が必要です。

“No(構いません=了承)”、“Yes(構う=拒絶)” と、普段の Yes/No とは逆になるからです。

相手から “NO!” の返事が返って来てもビックリしないでくださいね!

Would you mind taking a photo for me/us?
「私/私たちの写真を撮っていただいても構いませんか?」
=「写真を撮っていただけますか?」
 
Would you mind if I take a picture of you?
「あなたの写真を撮らせていただいても構いませんか?」
 
Would you mind taking a photo with me/us?
「私/私たちと一緒に写真を撮っていただいても構いませんか?」
=「あなたと一緒に写真を撮っても構いませんか?」
 
No, not at all.
「はい、全く構いませんよ」

 

【撮影する側】 撮影中のやり取り

ここからは撮影する側になったときに使える指示フレーズや、想定される会話例をご紹介します。
 

カメラの設定

カメラや携帯は、すぐ撮影できる状態にして渡してくれると嬉しいですね。

Is everything set?
「設定は全部済んでいますか?=押すだけですか?」
 
Just press the button here.
「ここのボタンを押すだけです」
 
Just touch the screen and it will focus.
「画面をタッチすればピントが合います」

 

被写体に指示を出す

以下は、被写体に要望を伝えるフレーズです。

Could you move slightly to the right/left?
「少しだけ右/左にずれてもらえますか?」
 
Squeeze in.
「もっと寄って」
 
Closer.
「もっと近づいて」
 
Move to the center.
「中央に寄って」
 
More.
「もっと」
 
A bit more.
「もう少し」
 
Raise your face everyone!
「皆さん、顔を上げて!」
 
Hand on the hip!
「腰に手を置いて!」
 
Point your chin down a little bit!
「少しアゴを引いて!」
 
Could you look away from the camera?
「カメラ目線を外してくれますか?」
 
Could you pose like before?
「さっきみたいにポーズを取ってもらえますか?」

 

撮影の掛け声

構図も決まりピントも合ったら「撮りますよ!」の声を掛けて撮影します。

次のようなフレーズを組み合わせてタイミングを伝えましょう。

(Are you) Ready?
「いいですか?」
 
Smile!
「笑って!」
 
One, two, three!
「1、2、3!」
 
(Say) Cheese!
「はい、チーズ!」

 

写真の確認

撮った写真の出来を確認するときは…

Have a look at the picture.
「見てもらえますか?」
=「これでいいですか?」
 
It's against the light.
「逆光ですね」
 
Could you take one more?
「もう一枚撮っていただけますか?」
 
Sorry, it's out of focus. Let me take one more.
「すみません、ブレてますね。もう一回撮らせてください」

 

写真を撮りましょうか?

ここまで写真撮影を頼まれたときのフレーズをご紹介してきましたが、自分から「写真を撮ってあげましょうか?」と申し出ることもありますよね。

そんなときは…

Would you like me to take your photo?
「写真お撮りしましょうか?」
 
Yes, please. Thank you!
「はい、お願いします。どうもありがとう!」

 

撮影するときの注意

海外に行ったらいろいろな風景を切り取って写真に収めたいと思いますよね。

けれど外国では公共の場所など写真撮影が禁止されているところも多くあります。

思わぬトラブルを避けるため、写真撮影が許可されている場所かどうか事前に確認すると安心です。

許可を得るひと手間を取っておけば安心して撮影に集中できますね。
 

撮影許可を取る

Could I take some photos here?
「ここで写真を撮ってもいいですか?」
 
Am I allowed to take photos here?
「ここでの写真撮影は可能でしょうか?」

 

“selfie stick(自撮り棒)” などで自分自身を撮るだけだとしても、背景に注意が必要なときもありますよ。英語で「自撮り」のことを “selfie” といいます。

また、人の写真を撮るときも「許可を得てから」がマナーです。黙ってカメラを向けられたら誰だって良い気分ではありませんよね。

撮影してもいいか一声を掛けるようにしましょう。少し会話をしてみるだけで気持ちよく了承してもらえたり、和らいだ表情の写真を撮ることができたりするものです。

May I take your photo?
「あなたの写真を撮ってもいいですか?」

出会った人と一緒に写真を撮るのも良い記念になります。

Let's take a picture together!
「一緒に写真を撮ろう!」
 
Let's take a group shot!
「集合写真を撮ろう!」

最後は、撮影の手間や時間を取ってもらったお礼を忘れずに。

Thank you. Have a nice day!
「どうもありがとうございました。それでは!」

 

まとめ

旅行先で撮った写真に、自分が写っているものがほとんどないというのも寂しいものです。写真を撮ってもらったり撮ってあげたり、通りがかりの人との小さなやり取りも旅の醍醐味ですよね。

記事でも触れたように、写真を撮るときはマナーが必要なことも多いです。

誰もが携帯で気軽に写真を撮るようになったのにつれて、撮影される側は他人から勝手にカメラを向けられることにより敏感になっています。後味の悪い思いをしないよう上手にコミュニケーションしたいですね。

撮る方、撮られる方、双方が気持ちよく撮影できた写真なら、きっと良い思い出になることでしょう。