DMM英会話ブログ編集部
(更新)
英語で謝罪をしなければならないシチュエーションに出くわしたことはありますか?
返事が遅くなったとき、予定をキャンセルせざるを得なくなったとき、ミスをしてしまったとき……などなど、日常生活の中にはたくさんの “ごめんなさい” と伝えなければならない場面があるかと思います。
今回は、謝罪の英語表現をシチュエーション別に整理してみました。TPO に合わせて使い分けしやすいよう、ニュアンスも含めてご紹介します!
まずは基本となる形を押さえましょう。同じ謝罪の表現を、よく使われる言い方で表してみました。
“sorry” は、友人同士の間でカジュアルに使われる表現です。職場でも、仲の良い同僚同士の間などでは気軽に使われます。
相手が「知り合い」という間柄の場合では、“sorry” のみの表現はややカジュアルすぎます。"I'm sorry" より、”I am sorry” の方がより丁寧さを表現できます。
“apologize” は、“sorry” よりもかしこまった表現です。目上の人に対してや、ビジネス上のやり取りなどでよく使われます。
重大なミスを犯した場合や重要な相手とのやり取りなど、“apologize” では物足りない時には “sincerely” や “deeply” といった表現を付け加えます。
返事が遅くなった時の謝罪表現は、上でご紹介した “Sorry for my late reply.” の他にも様々な伝え方があります。
“sorry” だけなのでカジュアルな雰囲気を出しています。“late reply” の代わりには、“late response” と言うこともできます。
“get back to” は「〜に返事をする」という意味です。カジュアルな表現ですが、知り合い程度の間柄でも使われます。目上の人に対してはあまり使われません。
“get back to” と違って、“reply” はフォーマルな場でも使われます。“my apologies for 〜” は “I apologize for 〜” よりも少しカジュアルなので、重要な相手とのやり取りでは “I apologize for not replying to you sooner.” と言った方が無難です。
もしも正当な理由があれば、状況説明を加えることで真摯な気持ちがより相手に伝わります。
集まりの約束を守れない時やイベントや会議をパスする時など、欠席のお詫びを伝える際はこのような表現を使います。
友人同士で約束が守れない時などによく使われます。この場合の “make it” は「都合をつける」という意味です。
友人ではない知り合いやビジネス上のメールなどでは、上記のような丁寧な表現を心がけるのが望ましいです。
“I am (I’m) afraid 〜” は、電話で担当者が不在の場合などにも “I am afraid he is away from his desk at the moment.(申し訳ありませんが、ただいま当人は席を外しております)” などと使われます。
欠席のお詫びをする際も、できる限り理由を付け加えるようにしましょう。
ミスをした時は、日本語でもミスの程度や謝罪を伝える相手によって表現が変わってきますよね。いくつかのパターンをご紹介します。
うっかりミスなどをした時などに、友人同士の間でよく使われます。ただし知り合い程度の間柄で使うには、少しカジュアルすぎるので控えた方が良いでしょう。
“typo” は「打ち間違え」という意味です。友人同士はもちろん、社内メールなどで打ち間違いをしてしまったときに使われます。
目上の人やビジネス上のやりとりでミスを謝る時は、できるだけ丁寧な表現を使います。“sincerely apologize” あるいは “deeply apologize” などと表現すると、「心からお詫び申し上げる」というニュアンスが表現できます。
ミスをした状況を伝えるとともに、ミスを指摘された際にはそれに対する感謝の気持ちも伝えると望ましいです。
最後に、相手から謝罪の言葉をもらった時に「気にしていないですよ」と伝える英語表現も合わせてご紹介します。
気心が知れているほど、表現は短くなります。
なども表現もよく使われます。
“please” が入っていると、少し丁寧になります。知り合いなどの間柄では、“please” を入れることによって自分が本当に気にしていないことを相手に伝えやすくなります。
こちらはさらに丁寧な言い方です。目上の人などが使うことが多い表現です。
いかがでしたか? 日本語と同じように、英語も相手の立場や気持ちの度合いによって表現が変わるので、うまく使い分けていきましょう。
アメリカでは特に、謝る姿勢そのものよりもその後の信頼回復に努める姿勢を評価する傾向があります。謝罪をした後は全力で挽回に努めて、誠意を見せましょう!
【英語表現はバリエーションを身につけよう】