【シチュエーション別】これで謝罪も怖くない! “ごめんなさい” の英語表現まとめ
英語で謝罪をしなければならないシチュエーションに出くわしたことはありますか?
返事が遅くなったとき、予定をキャンセルせざるを得なくなったとき、ミスをしてしまったとき……などなど、日常生活の中にはたくさんの “ごめんなさい” と伝えなければならない場面があるかと思います。
今回は、謝罪の英語表現をシチュエーション別に整理してみました。TPO に合わせて使い分けしやすいよう、ニュアンスも含めてご紹介します!
基本の謝罪表現
まずは基本となる形を押さえましょう。同じ謝罪の表現を、よく使われる言い方で表してみました。
フォーマル度:★
Sorry for my late reply. (返事遅くなってごめん)
“sorry” は、友人同士の間でカジュアルに使われる表現です。職場でも、仲の良い同僚同士の間などでは気軽に使われます。
フォーマル度:★★
I am sorry for my late reply.(お返事が遅くなってすみません)
相手が「知り合い」という間柄の場合では、“sorry” のみの表現はややカジュアルすぎます。"I'm sorry" より、”I am sorry” の方がより丁寧さを表現できます。
フォーマル度:★★★
I apologize for my late reply.(お返事が遅くなって申し訳ありません)
“apologize” は、“sorry” よりもかしこまった表現です。目上の人に対してや、ビジネス上のやり取りなどでよく使われます。
フォーマル度:★★★★
I sincerely apologize for my late reply.(お返事が遅くなり誠に申し訳ございません)
重大なミスを犯した場合や重要な相手とのやり取りなど、“apologize” では物足りない時には “sincerely” や “deeply” といった表現を付け加えます。
返事が遅くなったときの謝罪表現

返事が遅くなった時の謝罪表現は、上でご紹介した “Sorry for my late reply.” の他にも様々な伝え方があります。
フォーマル度:★
Sorry for my delayed response.(返事遅くなってごめん)
“sorry” だけなのでカジュアルな雰囲気を出しています。“late reply” の代わりには、“late response” と言うこともできます。
フォーマル度:★★
I am sorry for taking so long to get back to you.(お返事が遅くなってすみません)
“get back to” は「〜に返事をする」という意味です。カジュアルな表現ですが、知り合い程度の間柄でも使われます。目上の人に対してはあまり使われません。
フォーマル度:★★★
My apologies for not replying to you sooner.(お返事が遅くなりまして申し訳ありません)
“get back to” と違って、“reply” はフォーマルな場でも使われます。“my apologies for 〜” は “I apologize for 〜” よりも少しカジュアルなので、重要な相手とのやり取りでは “I apologize for not replying to you sooner.” と言った方が無難です。
謝罪ポイント
もしも正当な理由があれば、状況説明を加えることで真摯な気持ちがより相手に伝わります。
- I am sorry for taking so long to get back to you, as I was on vacation.
「休暇中でお返事がとても遅くなってすみません」 - I apologize that I was out of the office and it's taken me so long to respond to your email.
「オフィスを不在にしていた関係でメールのお返事が大変遅くなり申し訳ありません」
欠席を伝える際のお詫びの表現

集まりの約束を守れない時やイベントや会議をパスする時など、欠席のお詫びを伝える際はこのような表現を使います。
フォーマル度:★
Sorry, but I can’t make it today.(ごめん、今日無理だわ)
友人同士で約束が守れない時などによく使われます。この場合の “make it” は「都合をつける」という意味です。
フォーマル度:★★
I am sorry, but I will miss the meeting due to another appointment.(残念ですが、所用によりミーティングに出席できません)
友人ではない知り合いやビジネス上のメールなどでは、上記のような丁寧な表現を心がけるのが望ましいです。
フォーマル度:★★★
I am afraid that I won’t be able to attend your class today.(すみませんが今日はクラスを欠席させていただきます)
“I am (I’m) afraid 〜” は、電話で担当者が不在の場合などにも “I am afraid he is away from his desk at the moment.(申し訳ありませんが、ただいま当人は席を外しております)” などと使われます。
謝罪ポイント
欠席のお詫びをする際も、できる限り理由を付け加えるようにしましょう。
- I am sorry, but I won’t be able to attend the meeting, because I’ve got an urgent call from my home and have to leave the office now.
「自宅から急な電話連絡があって今から出ないといけないため、すみませんがミーティングに出席できません」
ミスをした時の謝罪表現

ミスをした時は、日本語でもミスの程度や謝罪を伝える相手によって表現が変わってきますよね。いくつかのパターンをご紹介します。
フォーマル度:★
My bad.(ごめん、ミスった)
うっかりミスなどをした時などに、友人同士の間でよく使われます。ただし知り合い程度の間柄で使うには、少しカジュアルすぎるので控えた方が良いでしょう。
フォーマル度:★★
I am sorry for my typo.(打ち間違え失礼しました)
“typo” は「打ち間違え」という意味です。友人同士はもちろん、社内メールなどで打ち間違いをしてしまったときに使われます。
フォーマル度:★★★
I would like to apologize for my mistake.(間違いをお詫びいたします)
目上の人やビジネス上のやりとりでミスを謝る時は、できるだけ丁寧な表現を使います。“sincerely apologize” あるいは “deeply apologize” などと表現すると、「心からお詫び申し上げる」というニュアンスが表現できます。
謝罪ポイント
ミスをした状況を伝えるとともに、ミスを指摘された際にはそれに対する感謝の気持ちも伝えると望ましいです。
- Thank you for letting me know about the typo. I meant to say that the event is next Tuesday, not Wednesday. I am very sorry if I caused you any trouble through my mistake. I hope to see you next Tuesday.
「タイプミスを教えてくださってありがとうございます。来週の水曜日ではなく火曜日の間違いでした。ご迷惑をおかけしていたらすみません。来週の火曜にお会いできることを願っています。」
おまけ:謝罪に対する返し表現

最後に、相手から謝罪の言葉をもらった時に「気にしていないですよ」と伝える英語表現も合わせてご紹介します。
フォーマル度:★
No worries.(大丈夫)
気心が知れているほど、表現は短くなります。
- No problem.「大丈夫」
- Never mind.「気にしないで」
なども表現もよく使われます。
フォーマル度:★★
Please don’t worry about it.
“please” が入っていると、少し丁寧になります。知り合いなどの間柄では、“please” を入れることによって自分が本当に気にしていないことを相手に伝えやすくなります。
フォーマル度:★★★
There is no need to apologize.
こちらはさらに丁寧な言い方です。目上の人などが使うことが多い表現です。
まとめ
いかがでしたか? 日本語と同じように、英語も相手の立場や気持ちの度合いによって表現が変わるので、うまく使い分けていきましょう。
アメリカでは特に、謝る姿勢そのものよりもその後の信頼回復に努める姿勢を評価する傾向があります。謝罪をした後は全力で挽回に努めて、誠意を見せましょう!
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