Yoko
(更新)
「ごめん!」「ごめんね」「ごめんなさい」
カジュアルな謝り方からきちんとしたものまで、日本語では相手や場面に合わせて無意識に使い分けられていても、英語ではどうでしょうか?
“I'm sorry.” のワンパターンになっていませんか?
今回は、特に友達や家族・恋人などの親しい人に対してよく使う、ちょっとカジュアルな「謝るフレーズ」をご紹介します!
まずは、ちょっとした「ごめんね」を表すフレーズから。親しい人にはもちろん、知らない人の足を踏んでしまった、ぶつかってしまったなどの場合にも使えるカジュアルな「ごめんね」を紹介します。
最もよく使われる軽い「ごめん!」は何と言ってもこれ。
何かをしてしまったと同時に “Oops!” や “Oh!” などを前につけて言うと「おっと、ごめん!」「あ、ごめん!」というニュアンスになります。“Sorry about that.” と言うことも。
“I'm” が加わるだけで、カジュアル度がぐっと下がります。
友達や恋人だけでなく、他人にも普通に使える、最も活用度の高いフレーズです。
自分の誤りや間違いを認める意味合いの、とてもカジュアルなフレーズ。
“Sorry” などの謝罪のフレーズと合わせて使うほうがベターです。
家族や親しい友人・恋人との間でもきちんと謝るべきシチュエーションでは、上で紹介した “Sorry” や “My bad.” では軽すぎます。
そこで、もう少しきちんとした印象を与える「ごめんなさい」の表現を見てみましょう。
“for”、“that” 以下にきちんと文章を入れることで、カジュアル感が抜けた「〜してごめんなさい」になります。
“I'm” を省略せずに “I am” と2語に分けることで、“sorry” という気持ちをより強調した言い方になります。
“so” の代わりに “very” や “really” を使うことも。
カジュアルに「ほんっとにごめん!」と伝えたい場合には、“(I'm) sooooo sorry!” のように “so” を伸ばしたり、“so so so sorry” のように “so” を繰り返すこともあります。
“apologize” は「謝罪する」を意味する、ビジネスでも使えるフォーマルな単語です。
普段、親しい間柄で使うことは少ないと思いますが、真剣な謝罪を表すことができるので、謝る内容によってあえて使うことも。
申し訳なく思う気持ちを言葉で表現するというよりも、言葉では言い表せないほどだよ…と言うことによって、どれぐらい申し訳なく思っているか(=how sorry I am)を伝える方法です。
これまでに紹介したフレーズを使って、謝るシチュエーション別に具体的に見ていきましょう。
表現方法は様々ですが、ここでは友達や家族・恋人に使うようなカジュアルな表現を紹介します。
“(I'm) sorry I'm late.” は定番の表現なので、フレーズ丸ごと覚えてしまいましょう!
カジュアルな表現では “late reply” がよく使われます。“get back to you” も「返事をする、折り返し連絡する」を表すカジュアルな表現です。
約束・予定していたことに行けなくなった場合には「参加する、出席する、都合がつく、間に合う」を表す “make it” を使った “I can't make it” がカジュアルな表現の定番です。
相手が言ったことを聞き取れなかった場合には “Sorry?” 以外に “Pardon?”、“Excuse me?” でもOK。
どれも語尾を上げて発音します。アメリカではスラングで “Huh?” と言われることもありますが、とてもカジュアルな表現なので親しい人の間だけで使ったほうが良いでしょう。
きちんと謝りたい場合には “Sorry.” や “My bad.” はカジュアルすぎるので避けましょう。
“mess up” とは「しくじる、ダメにする、失敗する」を表すスラングです。
「ごめんね」「ごめんなさい」と謝る場合には、“sorry” と言うだけではなく他の言葉を補うことも大切です。そこで次は、上で紹介したフレーズと合わせて使いたいフレーズを紹介しましょう。
“my fault” を “all my fault” とすることで「完全に僕(私)が悪い」という、全面的に非を認めるニュアンスになります。
“idiot” とは「バカ、まぬけ」という意味で、バカなことをしてしまった…と後悔するニュアンスが含まれます。
“should/shouldn't have+過去分詞(〜すべきだった/〜しなけりゃよかった)”を使うと、自分がしてしまったことを後悔している気持ちが伝えられます。
「埋め合わせをする」は “make it up” で表します。
また、きちんと謝るフレーズの後に “I mean it.” と続けると、“sorry” という気持ちがホンモノであると強調するフレーズに。
ただ、“Please forgive me”は軽々しく言ってしまうと逆効果になることも。使うとすれば、しっかり謝って相手に気持ちが伝わってからがいいかもしれません。
ひどいことを言って(して)しまったけど「本心じゃなかった」「そんなつもりじゃなかった」と弁解する時には “not mean” がよく使われます。
“mean to 〜” が「〜するつもり」なので “didn't mean to 〜” で「〜するつもりではなかった」という意味になります。
友達や家族・恋人に謝る時のフレーズ、いかがでしたか?
“sorry” という単語は誰もが知っていますが、単体で使ったり “I'm” をつけたり、“I am” にしたり…と変化をつけることでニュアンスも変わるということはぜひ覚えておきたいですね。
シチュエーションに合わせて上手に使い分けられるようにしておきましょう!