「味」を英語で伝えよう!味覚・食べ物の感想を伝える英語表現まとめ

食文化にもお国柄は反映されるものです。

例えば、日本のスイーツは控えめに甘く、アメリカのスイーツは派手に甘い。まるで、多くを語らない謙虚な日本人と意思表示がはっきりしているアメリカ人の気質を表しているかのようです。

ヘルシー系のフルーツジュースでさえ、日本とアメリカの甘味度には明らかな違いがあるように思います。日本のマイルドな味を好む人は、アメリカの濃厚な味は ”too much”(多過ぎる)で、あまり美味しくないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

逆に、アメリカの甘いジュースが口に合う人は、日本のジュースは何か物足りなく、可もなく不可もなく、と思うのでは?

本記事では「甘い」に加えて他の味覚の表現、そして「美味しい」「不味い」「まあまあ」など、食べ物の感想を伝えるときに役立つ英語フレーズをご紹介します。

感想を伝える基本形

感想を伝える基本形

This is + 形容詞
「これは◯◯だ」

It’s + 形容詞
「これは◯◯だ」

It tastes + 形容詞
「◯◯味がする」

これらの基本形を使うことでシンプルに味の感想を表現することができます。"taste"「味がする」という意味。

【使用例】

This is very sweet!
「これはすごく甘い」

It’s too sweet!
「これは甘過ぎる」

It tastes sweet.
「これは甘い味がする」

「私には甘過ぎる」と表現したい場合は、 ”It’s too sweet for me” のように、 “for me”(私には)を付け足します。

もう少し柔らかめに「私には甘過ぎるかなぁ」と言いたい時は、 ”I think it’s too sweet for me” と、 “I think”(思う)を入れることで、オブラートに包むような響きになります。

甘い・辛い・しょっぱい・すっぱい・にがい

甘い・辛い・しょっぱい・すっぱい・にがい

甘い

”sugar”(砂糖)に ”y” を付けることで砂糖を強調し、「糖分が多い」と言うニュアンスになります。

辛い

"hot" は「暑い・熱い」という意味もありますが、「辛い」という意味もあります。

しょっぱい

すっぱい

にがい

美味しい・まあまあ・不味い

美味しい・まあまあ・不味い

美味しい

"yummy" は、子供がよく使う表現ですが、大人もカジュアルな場面で使うことがあります。”Yummy!” ”Yum!” “Yum yum!” は、それぞれ単独で使うフレーズです。

美味しいを文章で表す場合も、先の「甘い」の例と同じように基本形のパターンを使い表現してみましょう。

【使用例】

This is tasty!
「これ美味しい!」

It tastes good!
「美味しい!」

It’s flavorful!
「風味豊かで美味しい!」

上記以外に、 ”I like it!”(いいね!自分好みの味)と、シンプルに表現することも出来ます。

とても美味しい

"ridiculous" は「馬鹿げている」という意味もありますが、この場合「とんでもない」という意味として使います。"insane" は「気が狂う」という意味もありますが、この場合「すごい、ありえない」という意味として使います。

Ivanka Trump(イヴァンカ・トランプ)さんが大統領補佐官として訪日した際、日本側のおもてなしの一環で懐石料理を召し上がったそうですが、その時のイヴァンカさんのコメントは、 “It was wonderful!” でした。

“wonderful”「素晴らしい」と言う意味なので、「懐石料理は素晴らしかった」、「素晴らしく美味しかった」ということですね。

例えば、読者の皆さんがネイティブの友人宅に招かれ、手料理を御馳走になったとします。そんなときは、ちょっとオーバーリアクションかな?と思うくらい、ネイティブ的に「美味しい!」を表現してみましょう。

【使用例】

This is out of this world!
「天下一品!この世の物とは思えないくらいに美味しい!」

It’s incredible!
「信じられないくらいに美味しい!」

I love it!
「とても美味しい!とてもよく口に合う」

This chocolate cake is ridiculous! It’s too good!
「このチョコレートケーキとんでもないわ!美味し過ぎる!」

Wow! Your homemade apple pie is insane! Can I have another slice?
「わぁ!あなたの手作りアップルパイ、すごい美味しい!もう一つ食べてもいい?」

まあまあ

食べたものが口に合わない時、リアクションに困った、という経験はありませんか?顔の表情だけで十分に伝わることもありますが、相手に不愉快な思いをさせない程度に言葉で感想を伝えてみましょう。

“good” は、控えめなトーンで語尾を下げるように発音します。

他には、 "Maybe you can add more sugar?"(もう少しお砂糖を足してみたらいいかも?)"Maybe it can be a little less sweet?"(もうちょっと甘さを抑えてみたらいいかも?)のように言うこともできます。

ここでの ”maybe” は、「○○したら、いいかも?」と言う意味です。 “I think” と同じように、クッション的な役割をし、ソフトなニュアンスになります。"maybe" を省いてしまうと押しが強いようにも聞こえるので、相手に寄っては引いてしまうかもしれません。

声のトーンやボディーランゲージは口ほどにものを言うので、うっかり本音が態度に出ないように、上手く演技をするのもコミュニケーションスキルの一つです。もちろん、相手との距離感にもよります。親しい仲なら、最初から正直な感想を自分の言葉で伝えても良いかもしれませんね!

不味い

体は正直に反応すると言いますが、どうしても美味しいと思えないものを口にした瞬間、自然と顔に出てしまいますよね。「不味い」を伝えることは頻繁にはないと思いますが、以下がその表現例です。

"bad" 以外の形容詞、例えば、「ひどい」という意味の "terrible""awful" などと置き換えることも出来ます。"disgusting"「とても不快な」という意味。

"bland"「味がしない」こと。「味がしない」は、必ずしも不味いわけではありませんが、ご参考まで。

おまけ 食べ物を断るときのフレーズ

食べ物を断るときのフレーズ

あらゆる事情で、「食べられない」「食べたくない」こともありますよね。

そんなときは、どんな風に断れば上手く伝わるか、いくつかの例文を見てみましょう。大抵、 ”No, thank you“(いいえ、結構です)と言えば十分に伝わりますが、英会話を練習するつもりで、もう一言添えてみましょう!

本当は食べたいけれど、健康上の理由で食べられない場合は―

具体的なことは言わなくても大丈夫です。殆どの場合、相手も察してくれるはずですので。

もし質問されたら、答えられる範囲で答えても良いかもしれません。例えば、「気分が悪くなる」のであれば、 ”I can’t have sugar because sugar makes me sick”(気分が悪くなるので、糖質は食べられません)と表現出来ます。

まとめ

甘いものが好きなことを ”sweet tooth” と言います。 ”I have a sweet tooth” は、「私は甘い物が好きです」または「私は甘党です」という意味です。

”Less is more” と言う英語表現があり、量より質というニュアンスで、「少ない方がより良い」という意味です。チョコレートに限らずですが、精製された糖質の量は、少なければ少ないほど体に良いそうなので、まさしく ”Less is more” ですね。

そうは言っても、甘い物を食べると元気が出ることもあるので、 ”too much“ でなければ良いのかもしれませんね!

今回は「甘い」以外にもたくさんの「味の感想を伝える表現」をご紹介しました。みなさんもぜひ使ってみてください!